【食育クイズ:Vol.951】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」をテーマとし
た地域社会の在り方や、昔から先人た
ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等
の素晴らしさを、クイズを楽しみなが
ら知見を高め、共有して参りましょ
う!
さて、本日は、「京都府」の「朝粥文化」
について、おさらいクイズ(Vol.159)
にチャレンジ致しましょう!
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「京都」では、古くから「寺社」の門前に
「茶屋」ができて、それが次第に食事等を
提供する「料理屋」へと発展していったと
言う経緯があります。
創業400年の歴史を持つ、「京都」屈指
の老舗料亭「瓢亭」は、「南禅寺」境内の
「茶屋」から始まったそうで、「江戸時代」
の「1837(天保8)年」に「料理屋」と
なり、それ以来、長きに渡り、「文人墨客
(ぶんじんぼっかく:誌文や書画に携わる
人の事)」や、国内外の賓客が訪れる名店
へと発展していったと言う経緯があるそう
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-225南禅寺11.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200瓢亭朝粥2.jpg)
今や「京都」名物となっている「朝粥」は、
この「瓢亭」から生まれたと言われている
そうで、その誕生の「逸話」とは、とある
「夏」の朝五時頃、「祇園」で夜遊びをし
ていた「旦那衆」が、「芸妓さん」を連れ
立って訪れ、まだ寝ている主人を起こして
「何か食べさせてくれ」と懇願した事がき
っかけとなったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-225朝粥9999.jpg)
「瓢亭」の主人は、いつも贔屓にしてもら
っている「旦那衆」の来訪とあれば、無下
にする訳にもいかず、そこで、ありあわせ
の材料で作って出したのが、「朝粥」だっ
たそうです。
その時、「老舗料理屋」ならではの、昔か
ら培ってきた「出汁」で味付けした優しい
風味の「朝粥」が、深酒と夜遊びで疲れて
いた旦那衆の胃袋を癒した事によって、そ
の評判が広まったそうで、その後、正式な
メニューとなって提供されるようになった
と言う経緯がある訳になります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200瓢亭朝粥1.jpg)
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問題:「京都名物」である「朝粥」は、「京
都、祇園」で「お茶屋遊び」をした「旦那
衆」が、朝になったため、馴染みの料亭で
あった「南禅寺」にある「瓢亭」に繰り出
し、軽い食事を望んだ事がきっかけとなっ
て誕生したそうです。
さて、それでは、この「朝粥」の「誕生逸
話」を題材にして、「瓢亭の 朝がゆすす
り 松に吹く 風の音聞けば 心すがしも」
と詠んだ、「京都、祇園」を愛した事で有
名な「明治時代」の「歌人」とは誰でしょ
うか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-451瓢亭朝粥8888.jpg)
1.西田幾多郎
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225西田幾多郎-1.jpg)
2.吉井勇
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225吉井勇-1.jpg)
3.谷崎潤一郎
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225谷崎潤一郎-1.jpg)
4.与謝野鉄幹
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225良さの鉄管-1.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「京都、南禅寺」の門前茶屋として参拝客
から親しまれてきた「瓢亭」は、天保8年
(1837年)に「料亭」としての創業と発
展したそうで、元治元年(1864年)発刊
の「花洛名勝図会」では、すでに「京の名
勝」の一つとして数えられるレベルになっ
ていた事が分かっているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-225南禅寺11.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200瓢亭朝粥2.jpg)
こうして、「瓢亭」は、数多くの「文人墨
客」が訪れるお店となっていき、「明治時
代」になると、「明治維新」で活躍した
「山縣有朋」や、「品川弥二郎」が訪れ、
「戯れ書」が残っているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/瓢亭000.jpg)
更に、「大正」、「昭和」、「平成」にかけ、
それぞれの時代を支える「文化人」、「茶
人」、「経済人」、「京の旦那衆」等々…、数
多くの人々を魅了し続けてきたと言う経緯
があります。
こうして、夏の暑い時に、ひょんな事から
誕生した「朝粥」は、明治初年から店舗で
提供されるようになっていったと言う経緯
があり、現在では地元「京都」の人でさえ
食べたみたいと思う「憧れの朝ごはん」へ
となっているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-451瓢亭朝粥8888.jpg)
「明治時代」の「歌人」で、「祇園」をこ
よなく愛した事で知られる「吉井勇」も、
「瓢亭」を良く訪れ「朝粥」を食したと言
われていて、「瓢亭の 朝粥すすり 松に
吹く 風の音聞けば 心すがしかも」と言
う歌を詠んだと言う事になる訳になります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225吉井勇-1.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.吉井勇
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国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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