【食育クイズ:Vol.1508】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「醍醐寺、
三宝院」にまつわる「庭園」について、
おさらいクイズ(Vol.710)にチャレン
ジ致しましょう!
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「京都、伏見、醍醐」にある「醍醐寺」
の「塔頭」として知られる「三宝院(さ
んぼういん)」は、「平安時代」の創建だ
そうで、その後「室町時代」に勃発した
「応仁の乱」で焼失してしまったそうで
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-醍醐寺位置.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-醍醐寺三宝院図1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-225応仁のラン4.jpg)
この「応仁の乱」によって、「醍醐寺」
全体としても、「五重塔」を除いたほと
んどが焼失してしまい、荒廃してしまっ
たそうですが、その後「戦国時代」を経
て「天下人」となった「豊臣秀吉」によ
って、「花見」が行われる事となり、「三
宝院」が再興された事を始めとして、伽
藍が復興されるに至り、「1598年」に、
盛大な「醍醐の花見」が執り行われるに
至ったそうで、「秀吉」の死後において
も、「息子」の「豊臣秀頼」が「再興」
を継続し、「金堂(国宝)」を始め、「西
大門」や「如意輪堂」、「開山堂」「五大
堂」等が再建され、伽藍の整備が為され
ると言う経緯となった訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300豊臣秀吉1-2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/350-200醍醐の花見1-down.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/350-daigoji三宝院1-300x283.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-醍醐寺、金堂1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-西大門.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300東寺五重塔1.jpg)
さて、本日は、「醍醐寺、三宝院」にあ
る「庭園」について、おさらいクイズに
チャレンジ致しましょう!
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「京都、伏見」にある「醍醐寺」の「塔
頭」として知られる「三宝院」は、「室
町時代」の「応仁の乱」で焼失してしま
ったそうですが、「安土桃山時代」にな
って、「天下人」となった「豊臣秀吉」
が盛大な花見を開く事となった時に際し
て、再興された事で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-225応仁のラン4.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/350-daigoji三宝院1-300x283.jpg)
問題:「醍醐寺、三宝院」に設置された
「庭園」は、「豊臣秀吉」によって「作
庭」されたと伝えられ、「天下人」とな
った事から、全国各地の諸大名から「庭
石」が献上されるに至ったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300豊臣秀吉1-2.jpg)
さて、それでは、その中でも「天下の名
石」と言われている「庭園」の「主人石」
の名称とは、何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.七五三石
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300-七五三の石.jpg)
2.三尊石
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300建仁寺三尊石.jpg)
3.藤戸石
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300藤戸石.jpg)
4.須弥山(しゅみせん)石
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300大徳寺須弥山.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「京都」にある各「庭園石と寺院」との
組み合わせは、下記のとおりになります。
1.「七五三石」:龍安寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-龍安寺 七五三の石.jpg)
2.「三尊石」:建仁寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-建仁寺 三尊石.jpg)
3.「藤戸石」:醍醐寺三宝院
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-醍醐寺藤戸石12.jpg)
4.「須弥山石」:大徳寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/234420-大徳寺須弥山.jpg)
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「京都、醍醐寺、三宝院」の「庭園」に
鎮座している「藤戸石」は、「高さ1.8
m✕幅1.1m」の「巨石」で、この「庭
園」の「主人石」であり、左右に配置さ
れた「二石」と合わせて、「三尊石」の
「主石」として据えられた事で知られて
います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-醍醐寺藤戸石12.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-醍醐寺藤戸石234.jpg)
「秀吉」が執り行った「醍醐の花見」に
備えて、荒廃していた「三宝院」やその
「庭園」を、「秀吉」自らが造り直した
そうで、「藤戸石」は「三尊石」の中心
に設置された「巨石」であり、解体して
しまった「聚楽第」から持ち運ばれたも
のだったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-300豊臣秀吉1-2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/350-200醍醐の花見1-down.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-三尊石中央が主石の藤戸石.jpg)
ちなみに、「藤戸石」とは、「平安時代末
期」に勃発した「源平合戦」の時、「都」
を追いやられ、「一ノ谷の戦い(兵庫県)」
でも敗走した「平氏一族」が、「西方」
の縄張りであった「瀬戸内海方面」へ逃
れ、「岡山、児島半島、藤戸」の海岸で、
追走する「源氏側」の「御家人、佐々木
盛綱」との合戦の舞台となった場所にあ
った、「巨石」の事を言うそうです。
「佐々木盛綱」は、「海峡」を挟んだ
「児島」に「陣」を構える「平家一族」
に対して、「漁師」から「藤戸の巨石」
を目印に「浅瀬」がある事を聞き出し、
「馬」で直接「海峡」を渡り、「平氏」
の追い落としに成功するに至ったそうで
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420-佐々木盛綱浅瀬を聞き出す.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/420佐佐木頼綱浅瀬を渡る.jpg)
その後この「藤戸の石」は、「武士」に
とって「武運」のシンボルと呼ばれるよ
うになったそうで、「室町幕府」の「3
代将軍、足利義満」が「京都」に運ばせ
るに至ったそうで、「8代将軍、足利義
政」は、「銀閣寺」の「庭園」に据える
に至ったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-180足利義満2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-180足利義政1.jpg)
その後「戦国時代」になると、「織田信
長」が「上洛」するに至った時、「室町
幕府」最後の「将軍」として知られる
「15代将軍、足利義昭」を奉じて「二
条邸」に移設されたそうで、最後には
「天下人」となった「豊臣秀吉」によっ
て「聚楽第」経由で「醍醐寺、三宝院」
の「庭園」の主人石として据えられ、現
在にまで至っていると言う経緯となった
訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/300-18015代、足利義明1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/12/350-daigoji三宝院1-300x283.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.藤戸石
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
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