【食育クイズ:Vol.1811】「京都府」の「6月16日」おさらいクイズ! 「明治維新」まで定着していた6月16日に食する「厄除け菓子」とは?

 

【食育クイズ:Vol.1811】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「6月16

 

日」にまつわる「厄除け菓子」につい

 

て、おさらいクイズ(Vol.1011)にチ

 

ャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

 

問題:「室町時代」から「江戸時代」に

 

かけて、毎年「旧暦の6月16日」にな

 

ると、「厄除け」として食する事が「習

 

わし」となって定着した「菓子」がある

 

事で知られています。

 

さて、それでは、その「菓子名」とは何

 

でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

 

1.嘉祥菓子(かじょうがし)

 

 

 

 

2.水無月(みなづき)

 

 

 

 

3.清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)

 

 

 

 

4.唐板(からいた)

 

 

 

 

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【解説】

 

 

「平安時代前期」の「848年」に、「京

 

都」では「疫病」が蔓延してしまったそ

 

うです。

 

そこで「第56代、仁明天皇」は、「御

 

神託」に基づいて、「6月16日」に、

 

「16の数」にちなんだ「菓子」や

 

「餅」等を神前に備えて、「疫病除けと

 

健康招福」の「祈祷」を執り行うに至っ

 

たそうで、と同時に「元号」を、「めで

 

たい」と言う意味のある「嘉」と「祥」

 

の文字を並べて、「嘉祥(かしょう/か

 

じょう)」と言う「元号」に「改元」し

 

た訳なのだそうです。

 

 

 

 

この「厄除けの儀式」は、「皇室」を中

 

心に継承されていった訳なのですが、や

 

がて「鎌倉時代」になると、「第88

 

代、後嵯峨天皇」が、「通貨16枚」で

 

「菓子」を調達し、献って儀式をした事

 

が、その後通例となり、継承されていっ

 

たのだそうです。

 

 

 

やがて「室町時代」になると、「嘉祥の

 

儀」には、「菓子」が儀式の中心となっ

 

て定着するに至ったそうで、毎年「6月

 

16日」に執り行われる「年中行事」と

 

なったと言う経緯となり、この頃から

 

「朝廷」や「公家」の間では、「嘉祥の

 

儀」向けの「菓子」を「贈答」する事

 

が、「吉例」とされるようになった訳な

 

のだそうです。

 

その後「江戸時代」になると、「宮中」

 

のみならず「幕府」においても、「嘉祥

 

の儀」は「重要行事」となり、特に「江

 

戸城」においては、「500畳」の大広間

 

に、「2万個」を超えるレベルの「菓

 

子」が取り置かれ、「将軍」自ら「大

 

名」や「旗本」に1種類ずつ配ると言

 

う形式の儀式が始まるに至ったのだそう

 

で、これを「嘉祥頂戴(かしょうちょう

 

だい)」と呼ぶに至った訳なのだそうで

 

す。

 

 

 

また、通貨「嘉定通宝」の「嘉」と

 

「通」と言う文字が「勝つ」に通じる事

 

から、縁起が良いとされ、毎年「6月

 

16日」に、「嘉定通宝、16枚」で「嘉

 

祥菓子」を求め、それを食べると「厄」

 

祓い、「幸」を招くとされ、広く行われ

 

るようになったのだそうです。

 

ちなみに、「嘉定通宝(かじょうつうほ

 

う)」と言う「貨幣」は、「 中国、南

 

宋」において、「嘉定年間(1208~28

 

年)」に発行された銭貨の事を言い、「日

 

本」にも大量に移入されたそうで、「江

 

戸時代初期」まで普通に流通していたの

 

だそうです。

 

と同時に、「嘉定銭」を通じて「中国」

 

の「千秋節の行事」と呼ばれる「祝の儀

 

式」が、日本にも伝わり、「嘉定祝(嘉

 

祥祝、嘉祥祭、嘉定食)等と呼ばれ、毎

 

年「天下太平、厄除けの祝事」となるに

 

至った訳なのだそうで、この「習わし」

 

は、「幕末期」まで継承されていき、「明

 

治維新」になるまで続けられたのだそう

 

です。

 

 

 

こうして「嘉祥菓子」の文化が浸透した

 

「江戸時代」の「庶民」の間では、「銭

 

16文」で「羊羹やお饅頭、お餅」等を

 

「16個」買って食べると言う「嘉祥喰

 

(かじょうぐい)」と言う「習わし」が

 

定着していったのだそうで、使用する

 

「菓子」の中には、「地方の名産品」等

 

も入るようになり、それらの全てが、

 

「縁起物」であると言う概念として用い

 

られるに至ったと言う経緯となった訳な

 

のだそうです。

 

 

 

 

しかしながら「明治維新」以降になる

 

と、「国家」による「西洋文化」の積極

 

的な取り込み政策によって、それまでの

 

「日本文化」の一部が失われるに至り、

 

「日本」から「嘉祥喰の風習」は急激に

 

失われてしまうに至った訳なのだそうで

 

す。

 

それでも近年になると、「そうはなら

 

じ!」と、これ以上日本文化を喪失し続

 

ける事に対する反発が、民間から発生す

 

るに至り、「1979年」に、「全国和菓子

 

協会」が、かつて日本中で行われていた

 

「嘉祥の日」の習わしの復活を期し、

 

「6月16日」を、「和菓子の日」とし

 

て制定するに至ったと言う経緯となった

 

訳なのだそうです。

 

このような歴史の流れを考察すると、

 

「幕末期」から「明治維新」を経て、先

 

の「敗戦」から現在に至るまでの「日

 

本」は、長い目で見た歴史的観点からす

 

ると、ことさらに「西洋の武力と文化」

 

の「侵略行為」との戦いであった事が伺

 

い知れます。

 

特に「明治維新」の「廃仏毀釈」や、先

 

の敗戦後の「皇室解体」や「アメリカに

 

よる教育の徹底変革」によって、「日本

 

と日本人」が長きに渡り「維持・継続・

 

発展」させてきた、「日本の良き文化」

 

が失われてきたのだと言う事が伺い知れ

 

る訳なのです。

 

従って、「世界的大変容」が眼前に迫る

 

状況になった今だからこそ、もう一度

 

「日本と日本人」が悠久の時代を通じて

 

培ってきた「サムシンググレートなも

 

の」を、取り戻す時がきているのではな

 

いかと思う人々も、少なくは無いので

 

は?と言われている訳なのです。

 

 

 

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1.嘉祥菓子(かじょうがし)

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

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