大豆100運動とは、大豆の栽培から摂食ま
での一貫した食育を学校の教育に取り入れる
活動をしています。
小学校生を中心にその年の大豆播種から収穫
体験をテーマとした絵画や自由研究のコンク
ールを始めてから11回目、作年2017年
度の作品から入選作品が決定しました。
1粒の大豆の種子が子どもたちの手によって
手塩にかけて育てられ、秋の収穫時になると
子どもたちの手のひらイッパイの100粒に
なって戻ってきます。
1粒の命が100倍の命になり、やがて給食
で食べることによって、子どもたちの命へと
手曳(てび)かれていき、子どもたちは決し
て無駄にしてはならない命の尊さ、大切さを
身をもって体験するのです。
花を育てることと、マメを育てることの違い
がここにあり、食育活動の真意です。
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大豆100粒運動を提唱した、現会長でもあ
る料理研究家・辰巳芳子さんは鎌倉在住の方
で、大豆100粒運動活動は神奈川県内でも
活発に行われています。
神奈川ブランドでもある地大豆の「津久井在
来大豆」生産農家を始め、2次産業、3次産
業の方々も多く参加しています。
今年のアカデミー協賛の大豆自給率向上活動
の神奈川県バージョンが1月からスタートし
ていますが、4月に発足した、地元の「関東
学院大学機能性食品科学研究所」との取り組
みがいよいよ本格化しています。
小田原市を中心とした湘南地区の6次産業化
推進活動と産学官連携活動が、藤沢市の津久
井在来大豆生産農家や、湯河原の製菓会社「
ちぼり」など、有力な1次産業、2次産業の
協力を得て、本年度のロードマップが順調に
歩み始めました。
関東学院大学の発明品は、その機械第1号機
生産が完成段階にきています。
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次回の食の6次産業化アカデミー・ランチミ
ーティングでは以上の取り組みの詳細説明と、
「とろけるきなこ」の試食、サンプル受付け
などをさせて頂きたいと考えています。
ランチイベントは5月末~6月上旬を予定し
ています。追ってまたご案内させて頂きます。