【食育クイズ:Vol.1399】「京都府」の「金剛流、能楽堂」おさらいクイズ! 「京都、金剛能楽堂」の画像で、◯印で囲った部分の名称とは?

 

【食育クイズ:Vol.1399】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「金剛能楽

 

堂」にまつわる「能舞台」について、お

 

さらいクイズ(Vol.602)にチャレンジ

 

致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「室町時代前期」の頃は、「能楽」を大

 

成した事で知られる「観阿弥・世阿弥」

 

親子が活躍していた「時代」として知ら

 

れています。

 

 

 

その当時の「能楽」の「舞台」は、「寺

 

社の境内」や、「貴族の屋敷庭」、「河原」

 

等に、その都度「仮設舞台」を設けて、

 

「能」が演じられていたそうで、当時の

 

記録によると、中央に「舞台」を設置し、

 

その周りをぐるりと取り囲むように、

 

「桟敷(さじき)」と呼ばれる「観客席」

 

を設けると言う設営方法だったようです。

 

その後「能楽」が発展し、「置き舞台」

 

と呼ばれる「常設の舞台」が設けられる

 

ようになったのは、「室町時代後期」の

 

頃からだそうで、その理由は、「足利将

 

軍家」が、家臣の忠誠を確認する為にそ

 

の屋敷を訪問する「御成(おなり)」と

 

言う行事が頻繁に行われるようになった

 

からだそうで、「御成」に対応する「家

 

臣」達は、自身の屋敷内に「仮舞台」を

 

設置して対応していた訳なのですが、そ

 

の一方で、「御成」の後には、必ず「寺

 

院」への奉納する為の「法楽能(ほうら

 

くのう)」をする必要があった為に、「御

 

成」が頻繁に行われるようになればなる

 

ほど、「寺社仏閣」においての「法楽能」

 

は、その集中度が高まってしまった訳で

 

あり、こうして、その都度に設ける「仮

 

設舞台」から、設置したままにする「置

 

き舞台」へと転換されていくと言う経緯

 

になっていった訳なのだそうです。

 

「法楽能」が集中した「寺社仏閣」の筆

 

頭格は、「京都」の「西本願寺」と「東

 

本願寺」だったそうで、両寺院には、現

 

在でも、当時の常設となった「能舞台」

 

が現存している事で知られている訳にな

 

るのです。

 

 

 

ちなみに、当時の「本願寺」は、移転を

 

繰り返しすと言う経緯を辿った訳であり、

 

結果として、その度に「置舞台」が増え

 

ていくに至る、と言う経緯となったそう

 

で、やがて「京都、六条」に出来た「舞

 

台」が、「常設舞台」の始まりと言われ

 

ている由縁となった訳なのだそうです。

 

しかしながら、「室町幕府8代将軍、足

 

利義政」の時に始まった「応仁の乱」を

 

始めとして、その後の長きに渡る「戦国

 

時代」と言う戦乱に明け暮れる時代にな

 

ってしまった事によって、「能楽」は苦

 

難の時代となってしまい、ほとんど消滅

 

寸前のレベルにまで陥ってしまうに至る

 

と言う経緯になってしまったのですが、

 

「天下統一」を成し遂げた「豊臣秀吉」

 

が出現するに至り、荒廃した「京都」を

 

「日本の都」として復興させるとした

 

「秀吉」自身が、「能楽文化」にも「の

 

めり込む」と言う経緯もあり、その結果、

 

数多くの家臣達が「秀吉」への忠誠心を

 

示す為に、「御成能」が盛んに行なわれ

 

るようになったと言う経緯があり、こう

 

して、消滅寸前の危機的レベルまで追い

 

込まれた「能楽」は急速に息を吹き返す

 

に至ったそうで、それに伴って「仮設・

 

常設の能舞台」も急増するに至ったと言

 

う事になった訳なのだそうです。

 

 

 

 

まさに、「歴史」における「文化」の

 

「形成や発展」は、「世の中が平和であ

 

る事」が、「絶対的な条件」であると言

 

う一つの例として、伺い知れる訳なので

 

す。

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「金剛永謹(こんごうひさのり)」氏は、

 

「室町時代初期」の「大和猿楽四座」の

 

一つから発展した「シテ方、五流派」の

 

一つである「金剛流」の「第26世宗家」

 

として知られる人物であり、他の四流の

 

「宗家」が全て東京を本拠地にしている

 

中で、唯一「京都」在住の「宗家」を継

 

承している事で知られている人物です。

 

 

この「金剛流」が所有している「能楽堂」

 

が、「京都、上京区」にある「金剛能楽

 

堂」と言う事になります。

 

 

 

さて、本日は、この「金剛能楽堂」の

 

「能舞台」について、おさらいクイズに

 

チャレンジ致しましょう!

 

 

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問題:「能舞台」は「能楽」を演ずる為

 

の舞台であり、当初「仮設」で設けられ

 

ていたのが、「室町時代後期」頃になる

 

と、「置舞台」や「常設舞台」が登場す

 

るに至ったと言われているそうです。

 

さて、それでは、示された「図」は、

 

「京都」にある「金剛能舞台」の「能舞

 

台」を示したものですが、「図」の中の

 

「◯印」で囲われた部分の名称とは何で

 

しょうか?

 

 

 

次のうちから選んで下さい。

1.後座(あとざ)

2.橋掛り(はしがかり)

3.地謡座(じうたいざ)

4.鏡板(かがみいた)

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【解説】

かつては「仮設舞台」であった、「能舞

 

台」が「常設舞台」となるに至ったのは、

 

「室町時代後期」の頃だったそうで、こ

 

の常設となるに伴って、「後座(こうざ)」

 

や「橋掛か(はしがかり)」と言った

 

「能舞台」の基本の位置関係が定着した

 

と言われているそうです。

 

 

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「後座(あとざ)」とは、客席から見て、

 

「本舞台」の奥の部分の場所の事を言い、

 

「笛、小鼓、大鼓、太鼓」等の「楽器を

 

演奏」する「囃子方(はやしかた)」と

 

呼ばれる人達や、演技の進行を監督する

 

等の役割を果たす「後見(こうけん)」

 

と呼ばれる人が座る場所の事を言います。

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「橋掛り(はしがかり)」とは、前述の

 

「後座」から左奥へ伸びた「長い廊下」

 

のような場所の事を言い、「演者」が出

 

入りする「通路」としての役割だけでは

 

無く、この場所で演技をする場合も多い

 

為、「本舞台」の延長ともなる役割を果

 

たすと言う大切な空間の事を言い、設問

 

の回答となります。

 

 

 

また、「橋掛り」には、「水垂れ」と呼ば

 

れる「緩い傾斜」がつけられている事が

 

特徴だそうで、「楽屋」的役割を果たし

 

ている「鏡の間」から、「出番」を待っ

 

ていた「演者」が出てきて「本舞台」に

 

向かって行くのに、「緩い上り坂」にな

 

っていて、「演者」はその上り坂を一歩

 

一歩、その役柄の重さを身体に感じなが

 

ら、前へ進んで行くと言う仕組みにして

 

いるのだそうです。

 

ちなみに、「本舞台」の「床」の設計も、

 

客席側に向かって、「太鼓」を叩く「撥

 

(ばち)」がゆっくりと転がる程度にほ

 

んの少し下り坂になっているそうで、こ

 

の「床」は、「撥転ばし(ばちころばし)」

 

と呼ばれ、「演者」の足運びを良く見せ

 

る為の工夫なのだそうです。

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「地謡座(じうたいざ)」とは、「本舞台」

 

の右側に飛び出たスペースの事を言い、

 

「地謡(じうたい)」と呼ばれる「斉唱

 

隊(せいしょうたい≒コーラス)」の人

 

達が座る場所の事を言います。

 

 

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「鏡板(かがみいた)」とは、「本舞台」

 

の「奥」にある「壁の装飾(羽目板)」

 

の事を言い、「正面、奥側」には「老松」

 

が描かれ、「正面、右側」には「若松」

 

が描かれているそうです。

 

 

 

このように「松の木」が描かれている理

 

由としては、「常緑樹」である「松」は、

 

古くから神聖なものとして、人々の信仰

 

を集めてきたからだそうで、最初に描か

 

れた「能舞台の松」は、発祥の地である

 

「大和(奈良)、春日大社」にある、「影

 

向(ようごう)の松」を描いたものだっ

 

たと言われているそうです。

 

 

ちなみに、「橋掛り」の外側に沿うよう

 

に、等間隔に配置されているのも、「松

 

の木」だそうで、「本舞台」に近い方か

 

ら「一の松」、「二の松」、「三の松」と呼

 

び、「一の松」から順に小さくしていく

 

事で、遠近感を演出しているそうです。

 

 

 更にまた、「橋掛り」の反対側にも「2

 

本」の「松」が植えられているそうで、

 

こうして「橋掛り」にも、合計「5本」

 

の「松」が設営されていると言う事にな

 

る訳なのだそうです。

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

2.橋掛り(はしがかり)

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

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閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する

 

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