【食育クイズ:Vol.1443】  「京都府」の「江戸時代、観光ブーム」おさらいクイズ! 江戸時代の文人、滝沢馬琴が京都の事を書いた言葉とは?

 

【食育クイズ:Vol.1443】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「江戸時代

 

中期」以降に起きた「京都の観光ブー

 

ム」ついて、おさらいクイ(Vol.646)

 

にチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「江戸時代」になると、「江戸」に設置

 

された「幕府の権威」を天下に知らしめ

 

る為、「徳川家康」は、長き戦乱による

 

「荒廃」から回復していない「京都」の

 

「寺社仏閣」の復興に努めたそうです。

 

 

またその一方で、「内陸の盆地」と言う

 

立地である「京都」の「物流」が、全て

 

「陸路」に頼らなくてはならず、「大量

 

輸送」が出来にくいと言う弱点があった

 

事から、それを是正する為に、「徳川幕

 

府」の推奨した「朱印船貿易」で巨額の

 

富を得た「京都の豪商、角倉了以」に命

 

じて、1606年に、「大堰川(桂川)」の

 

開削をさせて、「丹波地域」からの「木

 

材」等の「水路による運搬」を可能に

 

し、インフラ整備を充実させたと言う経

 

緯となりました。

 

 

 

更に、1611年には、「鴨川」に沿って

 

「高瀬川」を開削させ、「伏見港」から

 

の物資を、直接「京都市中」まで運ぶ為

 

の「運河」による「通船制度」を完成さ

 

せた事によって、「京都」の「物流」

 

は、飛躍的に急成長するに至ると言う経

 

緯となった訳なのです。

 

 

 

また、と同時に、「陸送、物流インフ

 

ラ」としての「諸街道」も急速に整備さ

 

れ、「大津」からの「東海道」を始め、

 

「伏見」からの「竹田街道」や「鳥羽街

 

道」、「丹波」からの「周山街道」や「山

 

国街道」を充実させるに至ったそうで

 

す。

 

こうして「京都」は、「インフラ整備」

 

が充実した事によって、「諸産業」が発

 

展するに至った訳であり、その中でも

 

「西陣機(はた)業」の発展が特筆さ

 

れ、「元禄年間」の頃には、「織屋5千

 

軒、機織機1万台」レベルまで達し、

 

「京都」を代表する「一大産業」となっ

 

たと言う訳なのです。

 

こうして「江戸時代中期」以降になる

 

と、「京都の伝統産業」が次々を誕生

 

し、発展するに至った訳であり、「染

 

物」、「陶器」、「漆器」、「銅器」等々…と

 

言った、現在にまで継承されている「京

 

の伝統産業」が最盛期を迎える時代とな

 

った訳なのです。

 

このように、「天下泰平」の「社会」の

 

成立や、「鎖国」による「海外からの侵

 

略行為」の無い、「安定した社会」が続

 

いた事により、人々の暮らしは豊かにな

 

り、それに伴って「京都」の「伝統的な

 

建築技術」も一般的となっていき、現在

 

まで継承されている「京町家」の原型が

 

形成されるに至ったそうです。

 

こうして、「京都」の「文化的価値」が

 

日本各地に広がっていくと言う経緯とな

 

り、「平安時代」から受け継がれてきた

 

「游山」や「遊楽」等と言った「京風の

 

外遊び」を始め、「四季折々」に触れて

 

の「名所巡り」や、「寺社仏閣巡り」

 

等々…と言った、かつては「貴族」達だ

 

けのものだった「京風文化」が、「庶民

 

の文化」となっていき、他国の人々にま

 

で及んでいくに至ったと言う経緯となっ

 

た訳なのです。

 

それが「江戸時代中期」以降になると、

 

「京都」そのものが「全国的」な「旅行

 

ブーム」となるに至り、それに伴って更

 

に「観光名所」、「観光寺院」、「観光土

 

産」等が生み出されていき、「京都」の

 

「観光産業」が整備されるようになって

 

言ったと言う経緯となった訳なのです。

 

さて、本日は、「江戸時代」に、「観光ブ

 

ーム」となった「京都」を旅した、「江

 

戸の人気作家、滝沢馬琴」の著作物につ

 

いて、おさらいクイズにチャレンジ致し

 

ましょう!

 

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「江戸時代」になると、「幕府」が「江

 

戸」に移り、やがて「安定統治」とな

 

り、「京都」が「政治の主流」から離さ

 

れていくに至った事もあって、「京都」

 

では、それまでに培ってきた「京風文

 

化」に特化した、「観光都市、京都」と

 

しての位置を醸成するに至ったと言う経

 

緯となった訳なのであり、「江戸時代中

 

期」以降になると、「京都」に「一大観

 

光ブーム」が沸き起こるに至ったと言う

 

経緯になった訳なのです。

 

問題:「江戸時代中期」以降になると、

 

「平和」で「安定した社会」が確立する

 

に伴い、「京都」では、「桂離宮」や「修

 

学院離宮」等と言った日本を代表するよ

 

うな「建築」や「庭園」等が「観光名

 

所」として整備されるようになり、「日

 

本全国」から、「文人」や「墨客」達等

 

が「京都」に集うようになり、「観光

 

地」としての「京都」が位置付けられて

 

いくに至ったそうです。

 

その当時の「京都」を旅した、「江戸の

 

文人」として知られる、「滝沢(曲亭)

 

馬琴」が書いた「羇旅漫録(きりょまん

 

ろく)」には、その時の感想が下記のよ

 

うに記されている事で知られています。

 

 

 

『~京によきもの三つ。 「女子」、「◯

 

◯◯の水」、「寺社」。~』

 

さて、それでは、この「◯◯◯の水」に

 

入る言葉とは、何でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.高瀬川

 

 

 

2.大堰川

 

 

 

3.宇治川

 

 

 

4.加茂川

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓   

 

【解説】

 

「江戸の文人」として知られる「滝沢馬

 

琴」は、「1802年、5月から8月」ま

 

での間、「京都」を始めとする「関西方

 

面」を旅行したそうで、「大田南畝」か

 

らの「紹介状」や、「山東京伝」の「書

 

画(売却して旅費に当てる)」を持って

 

旅行しながら、「関西」の「文人」と積

 

極的に「交流」したそうです。

 

 

「馬琴」は、「井原西鶴」の墓参をしな

 

がら、関西各地の「名所」を巡り、「私

 

的な旅行記」として残したのが、「羇旅

 

漫録(きりょまんろく)」だそうです。

 

この「羈旅漫録」の中で、「京都滞在

 

中」に書いた有名な一節は、下記の通り

 

となります。

 

~『京の「よきもの」三つ。「女子」、

 

「賀茂川の水」、「寺社」。

 

「あしきもの」三つ。「人気の吝嗇(ひ

 

とげのりんしょく:気前の良い江戸っ子

 

と異なり、ケチ(倹約家)な人の事)」、

 

「料理(江戸と異なり、川魚料理が多く

 

口に合わない)」、「舟便(江戸と異なり

 

舟のインフラが不便な事)」。

 

「たしなきもの(乏しいもの)」五つ。

 

「魚類(川魚が多い)、物もらひ、よき

 

せんじ茶、よきたばこ、実ある妓女(ぎ

 

じょ:(芸姑や遊女の事)』~

 

以上のように、「江戸っ子」である「滝

 

沢馬琴」は、自分自身と「京都」との間

 

で合わない部分がある事を皮肉って、

 

~『京都は「花の都」と言われてはいる

 

が、それを支えているのは、どうやら

 

「女子」と「寺社」ばかりである』~

 

という感想にしている事がその特徴であ

 

ると言えるでしょう。

 

しかしながらこの後、「京都」はいよい

 

よ「観光地」として栄えていくようにな

 

ったと言う「時代」であった訳なので

 

す。

 

ちなみに、「滝沢馬琴」の代表作として

 

知られる「南総里見八犬伝」は、「京都

 

旅行」の後の「1814年から、1842

 

年」にかけて、「28年間」をかけて執

 

筆されたそうで、この作品は「馬琴」の

 

「ライフワーク」となった事で知られて

 

いる訳になります。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

4.加茂川

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する

 

事を明らかにしました。

 

食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、

 

少量摂取でも人にとって必須な「タン

 

パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄

 

養素が摂取できるように、大豆の油脂

 

分を除いてから作っています。

 

必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍

 

以上となり、濃縮された分だけ、多く

 

含まれています。

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

★大豆プロテイン100g中に植物性

 

たんぱく質が50g!(半分がたんぱ

 

く質です)

 

★低脂質(2.7g)です!

 

★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進

 

し、腸内健康の源となります。)

 

これを毎日食すると腸内発酵が促進さ

 

れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵

 

にチェンジするので、おならが臭くな

 

くなります。

 

デドックス効果で身体もスッキリ!!

 

每日の食で「医者いらず!薬いらず!」

 

低脂質!ダイエットに最適な高たんぱ

 

くプロテイン!

 

国産の遺伝子組み換えでない大豆だけ

 

で作った「みそちゃんおじさんオリジ

 

ナル」の「スーパープレミアム大豆プ

 

ロテイン」です!

 

毎日の食に取り入れ、病気になりにく

 

い若々しい体を維持しましょう!

 

 

 

 

↓↓↓↓↓ここから入手!↓↓↓↓↓

 

https://6jika.thebase.in/

 

青森産大和しじみのお味噌汁!限定徳

 

用セットはここから入手!↓↓↓↓↓

 

 

 

 

https://6jika.thebase.in/items/25021970

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

国産の食応援「和乃家(わのか)」は、

 

日本の食の安全保障として日本人の命

 

と健康を守る活動をしています。大豆

 

ミートをはじめ、食に関するいろいろ

 

な情報を発信していますので、よろし

 

かったら一度遊びにきてくださると嬉

 

しいです。「いいね」もしてくださる

 

と、情報更新のお知らせが届くように

 

なりますのでなお嬉しいです。

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

https://www.facebook.com/kokusanwanoka/

ABOUTこの記事をかいた人

食育&6次産業化推進センターは、食の国家的安全保障をめざし、日本人の命と健康を守るため、真の食の安心・安全とは何かというテーマを、食育活動や6次産業化推進活動をベースに追求する国家戦略プロフェッショナルの仕事をしています。