【食育クイズ:Vol.1604】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「都七福
神」にまつわる、「寿老神」について、
おさらいクイズ(Vol.804)にチャレン
ジ致しましょう!
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「寿老人(じゅろうじん)」は、「中国、
道教」の「仙人(神仙)」と言う、「伝説
上」の人物として知られています。
その姿は、「長い髭」の「老人」で、手
には巻物をつけた杖や、うちわ等を持っ
ていて、「頭が長い」のが特徴となって
いて、日本では、長寿を象徴する神様と
して、「七福神」の一人に加えられたと言
う経緯があります。
さて、本日は、「京都」の「都七福神」
の一神である、「寿老人」について、お
さらいクイズにチャレンジ致しましょ
う!
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問題:「都七福神」の一つである、「寿老
人」が祀られている「京都の寺院」は、
「西国三十三所霊場」の「第19番札
所」でもあり、その「開山」は、射止め
た「鹿」の腹の中に、生きた「子鹿の赤
ちゃん」が居た事から、後悔し、「仏
門」に入ったと言う「逸話」で知られて
いる「行円上人」によるものなのだそう
です。
さて、それでは、この「寺院」とは、以
下に挙げた4つのうち、どれでしょう
か?
次のうちから選んで下さい。
1.革堂(行願寺)
2.六角堂(頂法寺)
3.因幡堂(平等寺)
4.真如堂(真正極楽寺)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「行願寺(革堂)」の始まりは、「平安時
代中期」の頃、狩人であった「行円」
が、牝鹿を射止めたところ、その傷口か
ら「仔鹿」が生れる姿を見て、発心し、
「仏門」に入ったと言う「逸話」があ
り、「1004年」に、「京都、一条」の
「地」に、「一切」の人々の「成仏」を
「願い、行(ぎょう)じる」と言う「思
い」を込めて、「行願寺(革堂)」を開基
した訳なのだそうです。
「行円」は、日頃、射止めて殺してしま
った「鹿」の「皮」を纏っていた事か
ら、「革聖(かわひじり)」や、「皮仙」
とも称されるようになったそうで、「行
願寺」は別名として「革堂」と呼ばれる
ようになった訳なのだそうです。
「革堂」が「都七福神巡り」の「一寺」
となった「由縁」とは、「安土桃山時
代」に、「豊臣秀吉」が「万人快楽」を
祈願して、「長寿」の象徴である「寿福
人」を祀った事からだと言う「逸話」に
よるものだそうで、堂内にある「七福
神の石像」の中に、鹿を撫でる姿の「寿
老人」が祀られている訳なのだそうで
す。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.革堂(行願寺)
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