【食育クイズーVol.53】
おせち料理に欠かせないものに「昆布巻き」が
あります。昆布は「喜ぶ」との語呂合わせで、
昔から縁起物として愛されてきました。
昆布は海の中で育ちますが、持ち前の「だし」
が何故海の中に溶け出さないのでしょうか?
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A.乾燥させる段階で「だし」が作られるから
B.海水とお湯では浸透圧が違うから
C.「だし」は昆布が生きていくために必要
な栄養素だから
D.実は「だし」は少しづつ海の中に出てし
まっている
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】昆布の「だし」は旨味成分である
「グルタミン酸」のことです。
これが鍋などで水分に溶けることにより、旨
味がでます。
さて、それではどうして海の中では「グルタ
ミン酸」が溶けださないのでしょうか?
それは、昆布が海の中では「生きているから」
なのです。
生きている間は昆布の「グルタミン酸」は生
きていくための大切な栄養素として、細胞膜
内に蓄えて必要がありますので、細胞膜に包
まれ、守られているために海水に漏れ出さな
いということになります。
昆布は「植物性のだし」ですが、「動物性の
だし」で日本人にとって欠かせないものに
「カツオ(節)」があります。魚も同様に海
の中で生きている間は大切な栄養素なので、
細胞膜に守られ、溶け出すことはありません。
昆布もカツオも死んだことにより細胞膜が壊
れて、初めて「だし」が出てくることになり
ます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
C.「だし」は昆布が生きていくために必要な
栄養素だから
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