【食育クイズ:Vol.918】「京都府」の「喫茶文化」おさらいクイズ! 日本の喫茶文化を初めて伝え、広めた鎌倉時代の僧侶とは?

 

【食育クイズ:Vol.918】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

さて、本日は、「京都府」の「喫茶文化」

 

について、おさらいクイズ(Vol.129)

 

にチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「平安時代」の「894年(寛平6年)」、

 

「630年(舒明天皇2年)」を起源として

 

それまで約260年続いていた「遣唐使」

 

が廃止されました。

 

「遣唐使」は、「唐」から持ち帰った物資

 

が日本で販売すると400倍にもなったと

 

言われる程の一攫千金とも言えるビッグビ

 

ジネスでもあり、当時の日本の政治や文化

 

の発展に多大な影響をもたらした訳なので

 

すが、遭難するリスクも多く、初回630

 

年から、廃止された894年の間、12回

 

出航した「遣唐船」のうち、7回は遭難し

 

てしまったと言われています。

 

この人材も船も海の藻屑となってしまう

 

「ハイリスク」がある事を始め、逆に「唐」

 

側からの使節団が日本に派遣されるように

 

なった事や、次第に「唐」の治世が乱れて

 

きてしまい、内乱も多くなっていた等々…

 

の理由から、当時第59代天皇「宇多天皇」

 

に重用され、側近となり、「蔵人所(くろ

 

うどどころ)」の長官を務めていた、「菅原

 

道真」が提言した事によって、中止となっ

 

たと言われていて、その後907年に「唐」

 

が滅亡するまでの間、全く「遣唐使」が派

 

遣される事は無かったと言う経緯がある訳

 

になります。

 

 

 

「遣唐使」が廃止された後の日本は、それ

 

から「平安時代」が終焉し、「源平合戦」

 

を経た後「鎌倉時代」となり、その一方

 

「中国」では「宗」の治世となっていった

 

と言う経緯があり、そんな時代の背景から、

 

新しい治世の考え方を求めたいと言う機運

 

が勃興し、「遣唐使」同様に、命懸けで

 

「入宗」を求める人物が現れる事になった

 

と言う経緯があります。

 

その中に「○○禅師」と言う、2度に及ぶ

 

「入宗」を果たした人物がいて、「禅宗」

 

や「臨済宗」を学び、日本に持ち帰ったと

 

言われていると共に、「茶の種」を持ち帰

 

り、日本に初めて「茶の効能」を知らせた

 

人物として知られていると言う経緯がある

 

訳になります。

 

さて、本日は、「鎌倉時代」、「日本臨済宗」

 

の開祖である「○○禅師」が広めたと言わ

 

れている「日本の喫茶文化」について、お

 

さらいクイズにチャレンジしましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:「鎌倉時代」初期、日本に喫茶の習

 

慣を広めたと言われている僧侶とは誰でし

 

ょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

 1.栄西

 

 

 2.法然

 

 

 3.最澄

 

 

4.明恵

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓

 

【解説】

 

「栄西」禅師は、「平安時代」末期から

 

「鎌倉時代」初期の僧侶で、日本における

 

「臨済宗」の開祖であり、「京都、東山」

 

に「建仁寺」を開山し、「臨済宗」の拠点

 

とした事で知られています。

 

 

 

また、廃れてしまっていた「喫茶」の習慣

 

を、日本に再び伝え、広めた事でも知られ

 

ています。

 

 

「栄西」は、「宗」から持ち帰った「茶種」

 

をすぐに捲き、「臨済宗の布教」と共に、

 

「茶」の栽培も積極的に行ったそうで、

 

「茶栽培」を推進した主な理由は、「茶」

 

の持つ薬用的な「養生延齢の効力」を認め

 

ていた事を始め、「不眠覚醒作用」が、厳

 

しい「禅の修行」に必要な事や、「禅宗の

 

行事」には「茶礼」が欠かせない事等々…

 

であり、これは、「栄西」自身が「中国、

 

宗」の地で修行した4年間で学んだ事であ

 

ると言う訳になります。

 

また、「栄西」禅師は、日本の「茶生産」

 

を広め、その「薬効」を広く知らせるため

 

に、「茶は養生の仙薬なり・・・」で始ま

 

る、上下二巻から成る「喫茶養生記」を著

 

し、「茶の薬効」から「茶の栽培適地、製

 

法」まで、細かく記された「医書」を、世

 

に出した事でも有名です。

 

 

ちなみに、「鎌倉時代」の記録書として有

 

名な「吾妻鏡」の「建保2年2月の条」に

 

書かれている逸話は、「将軍実朝」が「宿

 

酔(二日酔い)」の際、「栄西」禅師から

 

「茶」と共に「喫茶養生記」を献じられた

 

そうで、「茶」を喫した「実朝」がたちま

 

ち治癒されたと言う内容の記述が残されて

 

いるそうです。

 

こうして「鎌倉幕府」の帰依と庇護を受け

 

た「栄西」は、元久2年(1205年)、「京

 

都」に最初の「禅寺」として「建仁寺」を

 

開山し、「禅宗」は、当時強大だったと言

 

われる「天台宗」、「真言宗」の一画に加わ

 

り、3宗並立の土台を築いたと言う訳にな

 

ります。

 

 

その2年後、「明恵上人」が「京都、栂尾

 

(とがのお)」に「華巌宗」の興隆を願っ

 

て「高山寺」を中興したとき、度々「栄西」

 

の処を訪れたそうで、「茶の薬効」や、「喫

 

茶の勧め」を伝えられた「明恵上人」は、

 

「栂尾(とがのお)」の地で「茶の栽培」

 

を始めたと言われていて、その後約2世紀

 

にわたり、「栂尾」の「茶栽培」は大いに

 

隆盛を極めるに至ったそうで、当時、「栂

 

尾の茶」を「本茶」と言い、それ以外のも

 

のを「非茶」と言う程になったと言われ、

 

「狂言」の「茶壷」にもこの坊の「銘茶穂

 

風」の事が演じられる程となったそうで、

 

「宇治」以前の「京都の茶名産地」が「栂

 

尾」であったと言う事が判る訳なのです。

 

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.栄西

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

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