【食育クイズーVol.52】
12月28日は「しめ飾り」を飾りましょう!
正月飾りといえば「しめ飾り」があります。
「しめ飾り」は「しめ縄」にいろいろな縁起
物をつけた正月特有の飾りものです。
正月に降りてくる「年神様」を迎え入れるの
にその場所を清める意味をこめて飾ります。
有名な出雲大社の「巨大しめ縄」や横綱の「
土俵入り」するときに「しめ縄」をしている
のは、「しめ縄」自体に神様がいる場所を示
す意味合いがあり、邪気を払ってその場所を
清める意味もあります。そのしめ縄に縁起の
良い飾り物をたくさんつけることによって、
その一年が良い一年になるように願いを込め
て飾るのが「しめ飾り」です。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
さて、以下のうちで「しめ飾り」に無い物は
どれでしょうか?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1.橙(だいだい)
2.紙垂(しで)
3.昆布(こんぶ)
4.梅花(ばいか)
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】:しめ飾りの縁起物は以下のとおり
です。
- 橙(だいだい)
柑橘系の果物で実をつけてもなかなか地面に
落ちないことから「これからも家が代々(だ
いだい)繁栄しますように」という意味があ
ります。
- 裏白(うらじろ)
飾られている葉っぱのことであり、葉の裏側
が白色をしているので「裏白」と言われまし
た。これは「清廉潔白」であることを表現し、
家族が長寿でいられることや繁栄することを
願う意味があります。
- 紙垂(しで)
垂れ下がっている和紙のことで、神様と人間
との境界であることを意味しています。また
垂れ下がっている状態を稲穂になぞらえて、
その年の豊作を願う意味も込められています。
- 昆布(こぶ)
「よろこぶ」という語呂合わせから、縁起が
良いものとされています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【しめ縄の由来】
しめ飾りの原型は「しめ縄」ですが、神話か
ら誕生したと言われています。有名な天照大
神(あまてらすおおみのかみ)が弟であるス
サノオの悪行に腹を立てて「天岩戸(あまの
いわと)」に立てこもってしまい、地上から
光が消え暗闇となってしまいました。そこで
八百万(やおよろず)の神様たちが集まって
岩屋の前で夜通し神楽(かぐら)の宴(うた
げ)を開いて天照大神を岩屋から誘い出しま
す。その後二度とまた岩屋に隠れてしまわな
いように岩戸を縄で縛ったことが由来で、「
しめ縄」が誕生したとされています。
このように「しめ縄」や「しめ飾り」は神様
を迎える目印であり、その年に長く神様の力
を授かるように留めておく願いを込めたもの
なのです。
「しめ飾り」を飾るのは、「八」の数が末広
がりで縁起が良いことから、12月28日に
飾るのが良いとされています。12月29日
は「二重苦」という語呂から、12月31日
は「一夜飾り」で神様への誠意に欠けること
から避けられています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
4. 梅花(ばいか)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
国産応援・和乃家(わのか)は、日本の食の
安全保障として日本人の命と健康を守る活動
をしています。食に関するいろいろな情報を
発信していますので、よろしかったら一度遊
びにきてくださると嬉しいです。
「いいね」もしてくださると、情報更新のお
知らせが届くようになりますのでなお嬉しい
です。
↓↓↓↓食の情報満載!はここから↓↓↓↓
https://www.facebook.com/kokusanwanoka/