【食育クイズーVol.70】
「旬」とは食材が良くとれ、もっとも味の良
い時期のことをいいます。「旬」の野菜は
「おいしい」「安い」「体によい」と三拍子
揃っていますので、旬の野菜を優先して食べ
ましょう。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
本日のクイズは2問あります。是非2つとも
チャレンジしてください。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【問1】:
春の旬に「たまねぎ」があります。さて、私
たちはどの部分を食べているのでしょうか?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1.「葉」
2.「くき」
3.「根」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【問2】:
タマネギを切ると涙が出ますが、この原因と
なる成分が「硫化アリル」です。以下の説明
で間違っているのはどれでしょうか?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1.硫化アリルは、タマネギ以外に、ニンニ
ク、ネギ、ニラ、ラッキョウなどに多く含ま
れている。
2.タマネギをよく冷やしてから切ると、
硫化アリルの蒸発量が少なり涙が出にく
くなる。
3.硫化アリルは刺激があるだけで、毒に
も薬にもならない。
4.硫化アリルはビタミンB1の吸収を助
けるので、ビタミンB1と一緒に食べると
新陳代謝がよくなって、疲れがとれやすく
なる効果がある。
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
問1.
【解説】私たちの食べているところは、たま
ねぎの葉のつけねの部分です。ちなみに、じ
ゃがいもは地下のくきの部分、さつまいもは
根の部分、ブロッコリーは花のつぼみの部分
を食べています。
たまねぎに含まれる硫化アリルは、血液の固
まりを溶かし、動脈硬化を予防します。また、
ビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を活発
にします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問2.
【解説】料理をしていると不思議なことがた
くさん出てきます。玉ねぎを切ると玉ねぎの
細胞は壊れます。すると中に含まれる「硫化
アリル」が気化し始め、空気中へと放出され
ます。この空気中を漂っている「硫化アリル」
の催涙成分が、人の目や鼻に入ると涙や鼻水
を出させることとなります。でも、ただそれ
だけで身体に対して良いわけでも悪いわけで
もありません。
その他の「不思議」な例としては、煮ると甘
いダイコンも、すりおろすとからくなるのは、
細胞がこわされて酵素反応が起こり、「アリ
ルイソシアネート」という「辛さ」の成分が
生まれるからです。エビやカニは、生のとき
は黒っぽいのに、ゆでると赤くなります。こ
の理由は、からや甲羅の中の「アスタキサン
チン」という色素が熱分解されて変化するか
らです。
【涙が出ないようにする方法とは?】
- 冷蔵庫で冷やす
- 水に漬けながら切る
- 切れ味の良い包丁を使う
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
問1.
1.「葉」
問2.
3.硫化アリルは刺激があるだけで、毒にも
薬にもならない。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
~日本の精進料理は「世界共通食(World-
Wide Common Diet)」!
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
世界遺産となった「和食」は、四季に溢れ
た美しい国土から産出される、世界有数の
食の恵みをそのまま受け入れることがベー
スになっています。その自然感あふれる美
味しさだけではなく、栄養のバランスが良
く、今や世界中から「魅力ある食」として
注目を浴びています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
世界では宗教や民族上の理由などから、食べ
る食材に対して「禁止」されている場合があ
ります。そんな中でおよそ世界中でほとんど
の人が安心して食べられるのが、「100%
植物性の食材から作られた食べ物」と言われ
ています。日本の精進料理も、仏教の教えか
ら「殺生をしない→動物の肉は食べない」と
いうかたちで作り上げられた食文化です。
そこに自然に恵まれた溢れる日本の食材がマ
ッチングしてメニューにも恵まれています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
この日本独特の「精進料理文化」を、現在の
日本の技術や食材のあり方、何よりも日本に
多く存在する、自然農法的、手作り的農業の
あり方をマッチングさせて、新しく世界中の
どんな人でも、安心して食べられる、食品添
加物入りや遺伝子組替え食材から遠く離れた
安全な「100%植物性の食べ物」を新しく
作り出していこうというのが、「NEO精進」
創出の取り組みになります。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
每日の食で「医者いらず!薬いらず!」
低糖質・低脂質!ダイエットに最適な高たん
ぱくプロテイン!九州産フクユタカ大豆だけ
で作った大豆ミートはここから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓