【食育クイズーVol.71】
お寿司屋さんに行くと「ネギトロ」という寿
司ネタがあって、好物の人も多いですね。こ
の「ネギトロ」という名前にはほとんど多く
の人が知らない、正しい由来があります。
さて、その「由来」とは何でしょう?
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1.食材が「葱(ネギ)」と「トロ(まぐろ)」
だから
2.もともとはお寿司屋の「賄(まかな)い
料理」であり、使用人の「労をねぎらう」た
めのものだったから
3.まぐろの骨から身を削り取って使用した
から
4.お店やお客様の「ご加護」を願う「ねぐ」
という言葉が変化したから
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】「クイズーVol.64」で「ねぎ
ま」の名前の由来について検証しましたが、
「ネギトロ」の名前の由来も「ねぎま」と同
様に、わかっているようで間違えられている
筆頭格と言われています。
お寿司屋さんに行って「ネギトロ」を頼むと、
マグロをベースにした軍艦巻きや手巻き寿司
に刻みネギがあしらわれているネタがでてく
るので、誰もが「ネギトロ=ネギとマグロの
トロを縮めた表現」と思ってしまいます。し
かし本当の由来は、「葱(ネギ)」でも「ま
ぐろ(トロ)」も全く関係がありません。
「ネギトロ」の発祥は東京浅草の寿司屋さん
において、「賄(まかな)い料理」として食
べられていたものとされています。まぐろの
骨や皮についていた身を削り取ってネギと一
緒に巻いて食べていたものを、手巻き寿司と
して常連さんに振る舞ったことから、広く世
の中に行き渡りました。
まぐろの骨の周りから削り取られた身のこと
を「中落ち」と呼んでいますが、この「中落
ち」を削り取る作業のことを寿司屋さん専門
用語では「ねぎ取る」と言っていました。こ
の言葉が次第に変化していって、「ネギトロ」
という表現に変化していきました。「ねぎ取
る」という言葉自体は、大工さんの間で使わ
れている建築用語であり、地面より下の土を
掘る作業のことを「根切り」と言っていたの
が、寿司用語では「ねぎ取る」という言葉に
変化していきました。
それにしても、寿司料理の「ネギトロ」は見
事に素材そのもとを表現しているので、多く
の人々が本来の言葉の由来があることすら意
識しないのは至極当然のことだと言えるでし
ょう。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
3. まぐろの骨から身を削り取って使用した
から
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~日本の精進料理は「世界共通食(World-
Wide Common Diet)」!
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世界遺産となった「和食」は、四季に溢れ
た美しい国土から産出される、世界有数の
食の恵みをそのまま受け入れることがベー
スになっています。その自然感あふれる美
味しさだけではなく、栄養のバランスが良
く、今や世界中から「魅力ある食」として
注目を浴びています。
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世界では宗教や民族上の理由などから、食べ
る食材に対して「禁止」されている場合があ
ります。そんな中でおよそ世界中でほとんど
の人が安心して食べられるのが、「100%
植物性の食材から作られた食べ物」と言われ
ています。日本の精進料理も、仏教の教えか
ら「殺生をしない→動物の肉は食べない」と
いうかたちで作り上げられた食文化です。
そこに自然に恵まれた溢れる日本の食材がマ
ッチングしてメニューにも恵まれています。
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この日本独特の「精進料理文化」を、現在の
日本の技術や食材のあり方、何よりも日本に
多く存在する、自然農法的、手作り的農業の
あり方をマッチングさせて、新しく世界中の
どんな人でも、安心して食べられる、食品添
加物入りや遺伝子組替え食材から遠く離れた
安全な「100%植物性の食べ物」を新しく
作り出していこうというのが、「NEO精進」
創出の取り組みになります。
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