【食育クイズ:Vol.1513】「京都府」の「お豆腐狂言」おさらいクイズ! 明治時代の京都でお豆腐狂言を普及させたのは何家?

 

【食育クイズ:Vol.1513】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「お豆腐狂

 

言」にまつわる「家元」について、おさ

 

らいクイズ(Vol.715)にチャレンジ致

 

しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都」の「豆腐」と言えば、現在では

 

「超・ブランド品」と言われるものが、

 

数多くある事で知られていますが、その

 

昔は最も「食卓」に乗る事が多い「おか

 

ず」の一つだったそうで、「京都」に暮

 

らす人々の間では、「おかずに困った時

 

は、豆腐にでもしとこか。」と言われて

 

いるくらいだったそうです。

 

 

 

その一方で「能楽」の世界は、「武家社

 

会」が確立した「室町時代」になると、

 

「武家式楽」とされた事により、「支配

 

層」や「権力者」等の「特権階級」だけ

 

の「文化」と言う位置付けとなり、大衆

 

的な「豆腐」文化とは、対照的な存在と

 

されていたそうです。

 

こうして「能楽」は、少なくとも「江戸

 

時代」が終焉して「明治時代」になるま

 

での間、「武士」や「公家」等の「特権

 

階級独自の文化」であったそうで、

 

1️⃣「能舞台」以外での上演をしてはいけ

 

ない。

 

2️⃣他のジャンルの芸能と共演してはいけ

 

ない。

 

などと言った、独自の「保守的」な考え

 

方が根強かったそうです。

 

しかしながら「明治時代」以降になる

 

と、「京都」では、「特権階級」以外の人

 

たちにも気軽に「狂言」を楽しんで頂こ

 

うと、「地蔵盆」や「結婚式」、「お祝い

 

の会」等と言った、「能楽堂」以外の

 

様々な「場所」に出向き、「余興」とし

 

て「狂言」を上演する「狂言師」が出現

 

するに至ったそうです。

 

このように「狂言界のタブー」を犯して

 

まで活動する「狂言師」に対して、「保

 

守的」な考え方が根強かった、他の「狂

 

言師」達は、

 

~『あいつはどこにでも気軽に出て行

 

く、まるでお豆腐のような奴だ』~

 

と、そのように演じられる「狂言」は

 

「芸術」とは言えず、「京都」では「貴

 

賤」を問わず、どこの家の食卓にも上が

 

ると言われている、「豆腐」のような

 

「低次元」のものだと揶揄し、「悪口」

 

を言うに至ったそうです。

 

しかしながら、その「狂言師」は以下の

 

ように、返って「悪口」を逆手に取り、

~『お豆腐で結構。むしろ味付けによっ

 

て高級な味になったり庶民の味になる豆

 

腐のように、どんな場所でも喜んでもら

 

えるような狂言を演じる事こそ必要な事

 

なのだ。』~

 

と反論し、以降、現在に至るまで、「お

 

かずに困ったら、豆腐にでもしとこ

 

か。」と言うような気軽さで、「余興に困

 

ったら、◯◯の狂言にでもしとこか。」

 

と、数多くの人々から親しまれ、喜ばれ

 

る「狂言」を演じる事を「家訓」とする

 

に至っているそうです。

 

さて、本日は、この「お豆腐狂言」の

 

「家元」について、おさらいクイズにチ

 

ャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「大蔵流」とは、「狂言」の「流派」の

 

一つであり、「猿楽」の「本流」とされ

 

る「大和猿楽」系の「狂言」を伝える唯

 

一の流派の事を言います。

「大蔵流」の創始は、「鎌倉時代」の

 

「大和(奈良)猿楽」からだそうで、

 

700年以上の歴史があり、現在では

 

「五家」に分かれて「東京」や、「京

 

都」、「大阪・神戸」等の地で活動してい

 

るそうです。

 

問題:「明治時代」の「京都」で、人々

 

から「お豆腐狂言」と言われる事を「家

 

訓」として、「狂言」の「普及」と「大

 

衆化」に務めた事で知られている、「大

 

蔵流狂言」系統の「家元」とは、どれで

 

しょうか?

次のうちから選んで下さい。

1.茂山千五郎家

 

 

2.山本東次郎家

 

 

3.野村又三郎家

 

 

4.三宅藤九郎家

 

 

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【解説】

「明治時代」以降になると、「京都」の

 

「庶民」達の間では、

 

~『おかずに困ったら、豆腐にでもしと

 

こか。』~

 

と言うように、

 

~『余興に困ったら、茂山の狂言にでも

 

しとこか。』~

 

と、気軽に言うようになったそうです。

 

 

 

その立役者として知られ、業界から悪口

 

を言われても気にせず、「狂言文化」を

 

普及する事に貢献した人物とは、「大蔵

 

流五家」の一つである「茂山千五郎家」

 

の「正虎(九世、千五郎。初世、千

 

作)」と、その息子の「正重(十世、千

 

五郎、二世、千作)」の「親子」だそう

 

で、この両者は、「同業者」から「悪

 

口」を言われても屈せず、「庶民的」な

 

「狂言」を演じる続けた事によって、

 

「近畿圏」の「大蔵流派」を支えるに至

 

ったと言う経緯となった訳なのだそうで

 

す。

 

 

ちなみに、その後「茂山千五郞家」で

 

は、「三世、茂山千作」と、「四世、千

 

作」、「二世、七五三(しめ)」と、「親子

 

三代」に渡って「人間国宝」に認定され

 

るに至ったそうで、特にその中でも、

 

「四世、茂山千作(十二世、芝山千五

 

郎)」は、「2000年」に「文化功労者」

 

に認定され、更に「2007年」には、

 

「狂言界初」の「文化勲章」を受章して

 

いる事で知られているそう、かつて「明

 

治時代」に、「十世、千五郎」が同業者

 

から揶揄されたと言う経緯を払拭して、

 

「国」から「最高の文化」として認めら

 

れると言う経緯となった訳なのだそうで

 

す。

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

1.茂山千五郎家

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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