【食育クイズ:Vol.1627】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「室町幕府、
第3代将軍、足利義満」にまつわる
「観阿弥・世阿弥親子」が「演能した場
所」について、おさらいクイズ(Vol.
827)にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/京都府郷土文化300-225-25.jpg)
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日本の「芸能」として知られる「能楽」
の始まりは、「奈良時代」に「中国」か
ら渡来した、「散楽(さんがく)」が、そ
の源流と言われているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-散楽.jpg)
やがて「平安時代」になると、「散楽」
の「多種多様」な「演目」の中で、「曲
芸」や、「奇術」、「人形劇」等と言った
「芸能」が、「滑稽な寸劇」として人々
からの人気を集めるようになったそうで、
それらの「芸能」は、「猿楽(さるがく)」
と呼ばれるようになるに至ったそうです。
こうして「猿楽」は、「奈良」や「京都」
を始めとする「神社」や「寺院」の「祭
礼」や、「法会」等に際して、盛んに演
じられるようになっていったと言う経緯
となった訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-猿楽1.jpg)
その後「猿楽」は、「演目」の中に「歌」
や「舞」等の要素を取り込みながら進化
を遂げていき、また新たに、「曲芸的演
芸」を取り入れたものも登場し、「田楽」
と呼ばれるに至った訳なのだそうで、
「日本社会」が「貴族政権」から「武家
政権」へと変容し、「室町時代初期」に
なる頃には、「猿楽」や「田楽」を演ず
る「各グループ」が、それぞれ「座(劇
団)」を組んで、活動するようになって
いったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-田楽1.jpg)
こうして誕生した「猿楽の座」の中で、
特に人気を集めたのが、「大和国(奈良
県)」の「大和猿楽四座」だった訳なの
だそうです。
「大和猿楽四座」は、現在にまで及ぶ、
「能楽の各流儀」の「源」となった事で
知られていて、その内訳は下記の通りに
なります。
1️⃣:「外山(とび)座」➡「宝生流」
2️⃣:「結崎(ゆうざき)座」➡「観世流」
3️⃣:「坂戸(さかど)座」➡「金剛流
(喜多流)
4️⃣:「円満井(えんまんい)座」➡「金
春流」
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-大和猿楽1.jpg)
以上の4つの「流儀」となり、そのそれ
ぞれの「芸能スタイル」が、現在にまで
受け継がれていると言う経緯となってい
る訳なのだそうです。
こうして「大和猿楽四座」は、「奈良の
寺社仏閣」に「奉仕」し、「神事、祭礼」
や「法会」等で集まった人々に対して、
「芸能」を披露すると言う、「民衆」相
手の「芸能集団」だった訳なのですが、
当時の「日本社会」の「最高権力者」と
して知られる「室町幕府、第3代、足
利義満」の時に、「能楽」を「大成」さ
せた、「歴史的スーパースター」として
知られる、「観阿弥・世阿弥親子」が登
場するに至った訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-180足利義満2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-290世阿弥.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-世阿弥丸.jpg)
「観阿弥・世阿弥親子」が演ずる「能楽」
を認めた「義満」は、以降「能楽」に対
して絶大な「庇護」を授けるに至ったそ
うで、やがて「世阿弥」によって大成さ
れるに至った「能」は、それまでの「民
衆の芸能」を超越し、「将軍」や「公家」
達からの絶大な支持を受ける「芸能」と
しての地位を確立するに至ったと言う経
緯となった訳なのだそうです。
さて、本日は、「観阿弥・世阿弥親子」
が、「3代将軍、足利義満」に認められ
たきっかけとなった「猿楽の演能」をし
た場所について、おさらいクイズにチャ
レンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/京都府郷土文化300-225-25.jpg)
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「南北朝時代」から「室町時代」にかけ
て、「大和猿楽四座、結崎座」は、「奈良」
の「興福寺」や「春日大社」等の「神事
能」に奉仕していたそうですが、
「1370年」頃から「観阿弥(かんあ
み)」が、息子の「世阿弥(ぜあみ)」と
共に、一座を率いて「京都」に上洛し、
「醍醐寺」等で「演能」するに至った事
で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-醍醐寺、金堂1.jpg)
その当時の「芸能」は、「猿楽」よりも
「田楽」のほうが人気が高かったそうで、
「室町幕府、初代将軍、足利尊氏」は、
「田楽」の支援をしていた事で知られて
いる訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-180足利尊氏1-1.jpg)
以上のような状況を打破する為に、「観
阿弥」率いる「観世一座」は、「大和猿
楽」が得意としていた「物真似(ものま
ね)芸」に加えて、人気の高い「田楽」
で演じられる「優雅な舞」や、「南北朝
時代」に流行した事で知られる「曲舞
(くせまい)」の「音曲」を取り入れる
と言う、「オリジナルな芸風」を考案し、
「京都」進出への足掛かりとするに至っ
た訳であり、「醍醐寺」の「公演」で、
大きな評判を生むに至ると言う経緯とな
った訳なのだそうです。
その「評判」を聞いて、「演能」を見物
に来た「3代将軍、義満」は、特に当時
未だ「12歳」だった「世阿弥」の「演
能」に感心し、「観世一座」の「猿楽能」
を認めるに至った訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-180世阿弥3.jpg)
さて、本日は、「観阿弥」率いる「観世
一座」が演じた「猿楽能」が、「義満」
に認められた「場所」について、おさら
いクイズにチャレンジ致しましょう!
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問題:「奈良」から「京」に「上洛」し
た、「観阿弥・世阿弥親子」率いる「観
世一座」は、「京都」の「◯◯」の場所
でオリジナルの「猿楽能」を演じた事が
きっかけとなって、以来「京都」の「武
家」や「公家」等と言った、当時の「権
力者達」の支援を受けるに至り、後に
「息子」の「世阿弥」によって、「能」
を大成するに至った事で知られています。
さて、それでは、「観世一座」が「演能」
した「京都の場所」とは、どこでしょう
か?
次のうちから選んで下さい。
1.花の御所
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-410花の御所2-side.jpg)
2.北山殿(きたやまどの)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-410北山殿2-side.jpg)
3.下鴨神社
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-410下鴨神社2-side.jpg)
4.新熊野神社
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-410新熊野神社2-side.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「1375年(永和元年)」に、「京都、新
熊野神社」で、「観阿弥」が「観世一座」
を率いて、当時「12歳」だった「息子」
の「世阿弥」と共に、人気の高い「田楽」
の要素を取り入れた、オリジナルな「猿
楽能」を演じた事で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-280-新熊野神社-down.jpg)
その時に、「醍醐寺」での「評判」を聞
いて見物に来た「3代将軍、足利義満」
の目に、当時「12歳」だった「世阿弥」
の「芸」が止まり、気に入った「義満」
は、「一座の猿楽能」を認めるに至った
訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-180足利義満2.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-180世阿弥3.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/300-290世阿弥.jpg)
以降「義満」は、「観阿弥・世阿弥親子」
を庇護し、その結果「将軍家」だけでは
無く、「有力武家」や「公家」等の「愛
顧」も得るようになるに至り、「観世一
座」は、「幕府」の「お抱え的存在」と
なり、非常に繁栄した訳なのです。
それに伴って、当初は未だ「子供」だっ
た「世阿弥」は、通常の「能楽者」であ
れば身につける事が出来ないような、高
いレベルの様々な「教養」を、「将軍家」
や「貴族」達から授けられると言う幸運
に恵まるに至ったと言う経緯となった訳
なのだそうです。
その後「世阿弥」は、その当時の「権力
者達」の間で尊ばれていた、「幽玄」と
呼ばれる、『物事の趣が奥深く計り知れ
ない様子や、高尚で優美な様を表す理念』
が身に付き、それを活かしたかたちの
「能」を考案すると言う経緯になった訳
なのだそうです。
こうして「世阿弥」の演ずるオリジナル
な「能」は、「言葉」、「所作」、「歌舞」、
「物語」等と言った様々な部分に「幽玄
美」を漂わせるもとなったそうで、現在
にまで継承されている、「夢幻能(むげ
んのう:演者が夢や幻と言う構成で描か
れた能の事)」と言う「能の形式」を、
大成させる事が出来た訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2024/04/420-夢幻能1-down.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.新熊野神社
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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