【食育クイズーVol.１８９】
「冷凍食品」は、今や現代人の食生活に
欠かせない食材となっています。更にコ
ロナショックの影響により、社会の基盤
やサプライチェーンが変容するのではな
いかという風潮が広まり、保存性の高い
食品を普段からストックしておこうと思
う人が増えていて、それに伴い冷凍食品
の需要が高まっているようです。
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さて、水は0℃で凍りますが、1年以上
の賞味期限を持つ冷凍食品は、何度以下で
冷凍した食品のことを言うのでしょうか？
１．－８℃
２．―１２℃
３．―１５℃
４．―１８℃
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】日本で本格的に冷凍食品が広く
普及したのは１９６０年代以降で、ライ
フスタイルの変化とともに食生活が豊か
になり、主婦の料理方法も変化したこと
などが要因と言われています。
冷凍食品のパッケージ裏面を見ると、保
存方法として「－１８℃以下で保存して
ください」と表示してあります。冷凍食
品の品温は、「食品衛生法」では、微生
物が増殖できない－１５℃以下にするこ
とが定められています。更に念には念を
入れるかたちで、行政と業界団体が基準
を厳しくし、「生産」➡「流通」➡「販
売」の全ての段階で、微生物の繁殖を抑
えると同時に、食品の品質変化を抑制し
長時間にわたって保持するため、－１８
℃以下にすることが定められました。食
品の国際規格である「コーデックス規格」
でも同様に－１８℃以下とされています。
従って、日本の冷凍食品は、製造工場で
の生産から、販売店への輸送、販売店で
の陳列ケースなど全ての段階で、－１８
℃以下になるように管理されています。
更に、家庭用の冷凍庫付き冷蔵庫も、Ｊ
ＩＳ規格（日本工業規格）でその性能が
決められています。「スリースター」や
「フォースター」表示のあるの冷凍庫は、
－１８℃以下基準ですので、ほとんどの
家庭用冷凍庫はそのどちらかに該当する
と思います。
このように「フォースター」、「スリー
スター」の冷凍庫を使用していれば、
―１８℃以下なので問題なさそうですが、
調査結果によると、冷凍室を１５秒間開
放したときは、―２３℃からー１３℃ま
で上昇し、閉めても元の温度に戻るのに
１０分近くかかります。１分間開放した
ときは、―５℃まで上昇してしまうそう
なので、保存期間の目安は約３ケ月とさ
れています。「冷凍食品」の保存性は非
常に優れてはいるものの、家庭において
は冷凍庫に入れたから大丈夫と思わず、
長期に渡って保管し続けないほうが良さ
そうです。
↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓
４．―１８℃
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大阪市立大学の研究グループが、大豆な
どに含まれるイソフラボンが肺気腫や慢
性気管支炎などの「COPD（慢性閉塞性肺
疾患）」の予防効果を有することを明らか
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