【食育クイズ:Vol.1625】「京都府」の「土人形」おさらいクイズ! 「土人形の元祖」と言われている「京都」の人形とは?

 

【食育クイズ:Vol.1625】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」発祥とされる

 

「土人形(つちにんぎょう)」の「元祖」

 

について、おさらいクイズ(Vol.825)

 

にチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「土人形(つちにんぎょう)」とは、「日

 

本古来」の「伝統工芸品」の「人形」の

 

事を言い、低火力で「素焼き(土焼き)」

 

に焼き上げた「人形」に、「胡粉(ごふ

 

ん:貝殻から作られた白色顔料の事)」

 

をかけ、「岩絵具(いわえのぐ:鉱石砕

 

いて粉状にした様々な色の顔料の事)」

 

で、「彩色」をした「人形」の事を言い

 

ます。

 

 

 

 

「土人形」の素朴な味わいは、昔から

 

「日本各地」の人々から愛されてきたと

 

言う経緯があり、「発祥の地(元祖)」と

 

言われている「京都」の「◯◯人形」を

 

始め、「福岡」の「博多人形」は、その

 

中でも「代表的な土人形」として知られ

 

ています。

 

 

こうして「土人形」は、日本各地におい

 

て、様々な「郷土人形」となり、数多く

 

の人々から愛されてきたと言う経緯とな

 

った訳なのです。

 

さて、本日は、「土人形(つちにんぎょ

 

う)」の「元祖」と言われている、「京都

 

の土人形」について、おさらいクイズに

 

チャレンジ致しましょう!

 

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:素朴な「土焼き(素焼き)」に

 

「彩色」を施している事で知られている

 

「土人形(つちにんぎょう)」の、「全国

 

の元祖」と言われている「京都」の「人

 

形」とは、何でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.加茂人形

 

 

 

2.御所人形

 

 

 

3.嵯峨人形

 

 

 

4.伏見人形

 

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓   

 

【解説】

 

「土人形(つちにんぎょう)」の、「日本

 

最古の生産地」は、「京都、伏見区、深

 

草」産の「人形」と言われているのだそ

 

うです。

 

 

「伏見人形(稲荷人形)」と呼ばれてい

 

る「土人形」は、この「深草の地」から

 

「日本各地」に「流伝」していき、やが

 

て日本各地の「郷土人形」の発展に繋が

 

っていったと言う経緯となった訳なのだ

 

そうです。

 

そもそも「伏見、深草の地」は、「粘土

 

質の土」の産出地であった為、古くは

 

「古墳時代」から始まり、「平安時代」

 

までの間において、「弥生式土器」の流

 

れを汲んだ、「素焼きの土器」として知

 

られる「土師器(はじき)」の生産地だ

 

った訳なのだそうです。

 

 

 

 

その後「奈良時代」の「和銅年間(708

 

年~)」に、全国に「3万社」ある「稲

 

荷神社」の「総本社」として知られる

 

「伏見稲荷大社」が創建されると、数多

 

くの「参拝者」が「伏見、深草、稲荷山」

 

を訪れるようになったそうで、その時に、

 

「稲荷山の土」は「土師器」の材料とな

 

っていた事から、「物に恵まれると言う

 

霊験がある」と、言われるようになって

 

いったそうで、やがて「参拝者達」は、

 

自らが「願い出て」、この「土」を持ち

 

帰る」と言う事が、「習わし化」されて

 

いくと言う経緯となっていったそうです。

 

 

 

 

こうして「参拝者達」は、持ち帰った

 

「土」を、田畑に埋めて、「五穀豊穣」

 

を祈願するようになったと言う経緯とな

 

った訳なのです。

 

その後「平安京遷都」が実行され、「平

 

安時代」になると、「伏見稲荷」への

 

「参拝者」は更に増加するに至り、それ

 

に伴って「稲荷山周辺」の「住民達」の

 

中には、この「霊験あらたかな土」を販

 

売しようとする者が現れ始めるに至った

 

そうで、彼等は、「土」を「粒状」に丸

 

めて、「粒粒(つぼつぼ)」と命名し、販

 

売するようになった訳なのだそうです。

 

その後「時代」が進んでいくと、丸めた

 

だけの形状が変化していき、中を空にし

 

て「容器」のような形状にしたり、皿型

 

の形状のもの等が見られるようになって

 

いったそうです。

 

更に時代が過ぎて「鎌倉時代」になると、

 

「土」では無く、「素焼き」の「焼き物」

 

にした、「神事」等にも用いられた事で

 

知られている、「かわらけ」と呼ばれる

 

「皿」等の「容器」の形状となったもの

 

が見られるようになったそうで、有名に

 

なった「深草のかわらけ」は、「鎌倉時

 

代初期」の「1214年(建保2年)」に

 

行なわれた、「貴族」や「僧侶」等が、

 

「藤原氏」ゆかりの「京都、東北院」に

 

集まり、「歌合(うたあわせ)」と呼ばれ

 

る「歌会」の記録の中にも登場している

 

事で、その実在が、立証されている訳な

 

のだそうです。

 

 

ちなみに、この「平安時代」に「貴族」

 

達の間で流行した「歌合(うたあわせ)」

 

とは、以下のような内容だそうです。

 

1️⃣:「歌人」を「左右二組」に分け、そ

 

のそれぞれが「お題」に合わせて「歌」

 

を詠む。

 

2️⃣:詠んだ「歌」を、「一番」ずつ、「判

 

者(はんざ)」と呼ばれる「審判役」を

 

務める人が判定し、その「優劣」を決定

 

する。

 

3️⃣:それぞれの「歌のお題」に即した

 

「文化論」や、「芸術論」等に対して、

 

「批評」や「論評」を尽くした後に、

 

「判詞」と言う名目で「絵巻」にして残

 

す。

 

「歌合」とは、以上の様な内容の「歌会」

 

の形式の事を言い、当時の「貴族や僧侶」

 

達の「知識」や、「社会に対する認識の

 

深さ」等が、伺い知れる訳なのです。

 

こうして「1214年」に行なわれた「歌

 

合(うたあわせ)」は、「東北院職人歌合

 

(とうほくいんしょくにんうたあわせ)」

 

と呼ばれ、「貴族」や「僧侶」等の「歌

 

人」が、当時の「職人」に成り代わって

 

「歌」を読む、と言う設定だった訳なの

 

だそうで、その「記録(絵巻)」が現存

 

する「職人歌合」の中では、「日本最古」

 

のものとして知られ、「国宝」にも指定

 

されているものなのだそうです。

 

この「絵巻」を紐解くと、「鎌倉時代初

 

期」の頃の「職人の定義」とは、「手に

 

職を持っている人」と言う感覚では無く、

 

様々な「庶民」達の、「仕事ぶり」や、

 

「生き方そのもの」を定義している事が

 

伺い知れる訳であり、例えば、「絵巻」

 

に登場する「職人」達の例を挙げると、

 

「深草のかわらけ(素焼きの焼き物)職

 

人」を始めとして、「医師(くすし)」、

 

「陰陽師(おんようじ)」、「仏師(ぶっ

 

し)」、「経師(きょうじ)」、「巫女(み

 

こ)」から、「盲目(琵琶法師の事)」や

 

「博変打(ぼくちうち)」等に至る迄、

 

当時の社会に息づく、驚くほど広い範囲

 

の「職人」達の様子が、「論評」され、

 

「絵巻」となっている事が分かる訳なの

 

だそうです。

 

 

この「絵巻」に描かれている「深草の地」

 

は、まさに「素焼き」の「かわらけ」を

 

焼く姿であり、まさに「伏見稲荷大社」

 

の南側に隣接する地域として、「古代」

 

から「土師器」作りに使用される「良土」

 

を産出し、「鎌倉時代」になっても、「古

 

代」の「土師器生産」の流れを伝えてい

 

ると言う姿が描かれている訳なのです。

 

 


「深草」では、その後「室町時代」に入

 

ると、「かわらけ」だけでは無く、「火鉢」

 

や「小壷」等と言った「日用品」や、

 

「茶器」等も焼かれるようになっていっ

 

たそうで、更に「時代」が進み、「天下

 

泰平」の「江戸時代」になると、それま

 

で長きに渡り、戦乱に明け暮れ続けてき

 

た「日本社会」が「安定」するに至った

 

事を反映して、「産業」が活発化し、そ

 

れに伴って「京都」を訪れる人達の「往

 

来」が活発化した事によって、「伏見稲

 

荷」への「参詣」も大幅に増加した事か

 

ら、「深草」で生産する「土産物」も、

 

「器(うつわ)」タイプの「焼き物」だ

 

けでは無く、「土鈴(どれい)」を始め、

 

手の込んだ「牛・馬・鳥」等を模ったも

 

のも焼かれるようになり、訪れる人達の

 

「子供向けの玩具」として、喜ばれるよ

 

うになっていった訳なのだそうです。

 

更にこれらの「土産物」は進化していき、

 

「稲荷神の使い」とされる「狐」等の

 

「動物」を始め、「金太郎」やその他の

 

「人物」を模った「精巧な人形」となっ

 

ていくと言う経緯となり、訪れる人達か

 

ら、「京都」の「珍重品」と評価される

 

ようになったと言う経緯となった訳なの

 

です。

 

こうして「深草の地」は繁栄し、「かわ

 

ら焼き」の職人達の「集住地」が出来る

 

に至ったそうで、それらの一部は、現在

 

でも「工芸瓦工房」となり、継承されて

 

いる訳なのだそうです。

 

「深草」の地を訪れる人が増加した事に

 

伴って、「土産品人形」生産においては、

 

「量産化」が求められるに至った訳であ

 

り、「土」が「粘土質」である事から、

 

「土型」を作って生産を「簡素化」する

 

「技法」が、生み出されると言う経緯と

 

なった訳なのだそうです。

 

 

 

ちなみに、創業が「1750年」の、「老

 

舗窯元」として知られる「丹嘉(たん

 

か)」では、量産化に成功した「江戸時

 

代」から使用されていた「土型」が、現

 

在でも「2000種類」と言う量で、保管

 

されている訳なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

4.伏見人形

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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