【食育クイズ:Vol.1776】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「幕末期」
にまつわる「尊王攘夷過激派」による
「暗殺事件」について、おさらいクイズ
(Vol.976)にチャレンジ致しましょ
う!

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「1853年」の「黒船来航」以来、未曾
有の国難に見舞われた日本に対して、
「徳川幕府」は、「12代将軍、徳川家
慶」の心労による病死や、「13代将
軍、徳川家定」の病弱による力量不足等
が相次ぎ、毅然とした政策が取れずに、
脆弱な対応となってしまった事で知られ
ています。



こうした諸外国からの「侵略脅威」に対
する「幕府」の弱腰な姿勢は、「徳川統
治体制」に対する批判の声となり、それ
に伴って、「倒幕」や、「天皇」を中心と
する統治体制を目指す「尊王思想」や、
武力を充実させ、海外からの脅威に対抗
すると言う「攘夷思想」等が、複合的に
交わりながら、日本各地に急速に広まっ
ていくと言う経緯となった訳なのです。
病弱であるのにも関わらず、「徳川の血
筋」を優先した人事によって、「13代
将軍」となった「徳川家定」を補佐しよ
うとした「薩摩藩主、島津斉彬」は、
「御台所」として「篤姫」を「輿入れ」
させた事によって、「徳川幕府」に対し
て影響力を発するようになるに至り、
「尊王」を提唱する「世論」と、「幕
政」とを融合させると言う「政策」であ
る、「公武合体論」を提唱し、カオスな
状態に陥ってしまった「徳川体制」を、
沈静化する事を期すると共に、更に、
「殖産興業」を促進して、日本の「技術
力」や「武力武装」をより一層強化する
事によって、「列強」からの「開国圧
力」に対して、慌てずに、じっくりと対
応していく方向を示した訳なのだそうで
す。


しかしながら、あいにくと「家定」が若
くして、「世継ぎ」も無いまま「急逝」
してしまった事により、「斉彬」は、次
期「将軍」については、現状の「国難」
に対応できる人物を「将軍」にすべきと
して、「一橋家」の「徳川慶喜」を推挙
するに至った訳なのだそうです。

ところが、「大老」に就任した「井伊直
弼」が、「徳川の血筋」と言う形式を重
んじて、「家定」の「従兄弟」にあたる
「徳川家茂」を推し、更に反対する意見
に対しては、「圧力」を伴った「方法
(安政の大獄)」で弾圧しながら、強権
的に「14代将軍」として、取り決めて
しまうに至ると言う経緯となり、更に、
「アメリカ」からの「開国の圧力」に屈
した「直弼」は、性急に、「孝明天皇」
の「勅許」が無いままに、「日米修好通
商条約」を締結してしまった事が重なっ
た事から、「倒幕思想」や、「尊王攘夷思
想」が益々「過激化」するに至ってして
しまい、その挙げ句に「井伊直弼」は、
激昂した「過激化分子」によって、「桜
田門外」で「暗殺」されてしまうと言う
経緯となってしまった訳なのです。



このようなカオスな社会状況に陥ってし
まった事から、「孝明天皇」のお膝元で
ある「京都」には、日本各地から「尊王
攘夷過激派」が集結するに至ってしま
い、「徳川幕府」寄りの意見を唱える人
は、「天誅」と言う声と共に、暗殺され
てしまう事件が多発すると言う状況とな
ってしまった訳なのです。

さて、本日は、「幕末期」に「尊王思
想」が高まり、「孝明天皇」の「お膝
元」である「京都」に集結した「尊王攘
夷過激派」によって、「京都」で暗殺さ
れた人物について、おさらいクイズにチ
ャレンジ致しましょう!

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「薩摩藩主、島津斉彬」は、「篤姫」を
「徳川家定」に「輿入れ」させた事をき
っかけとして、脆案弱状態に陥ってしま
った「幕政」に強い影響力を持つように
なった事で知られていますが、「大老、
井伊直弼」の強権的な「幕政」に批判的
な姿勢を示しながらも、提唱していた
「公武合体運動」が「道半ば」の状態の
まま、「上洛」を決行する前に、あいに
くと「コレラ」に感染し、「病死」して
しまうに至った事で知られています。

その後次期「薩摩藩主」となった「島津
久光」は、早々に「斉彬」の意志を受け
継ぐ体制を取り、「1862年」に「尊王
攘夷過激派分子」で溢れてしまっている
「京都」に、「1000の兵」を引き連れ
て「上洛」し、「自藩の藩士」から先
に、「倒幕思想の過激派」達を「粛清」
するに至り、故「斉彬」の提唱した、
「公武合体政策」を促進すると言う姿勢
を示すに至った訳なのですが、あいにく
と、その後も「倒幕派」や「尊王攘夷過
激派」の勢力は、「安政の大獄」を実行
した「徳川幕府」に対する怨念もあり、
「幕府側」についた人々を「敵視」し、
「襲撃」や「暗殺」を繰り返す状況にな
っていくと言う経緯となってしまった訳
なのです。

こうして「倒幕派」や「尊王攘夷過激
派」が集結するようになった「京都」で
は、その「治安」を強化する為に、「幕
府」が「京都守護職」を設置して、「会
津藩士の兵」や、「新選組」等が、「過激
派」達の粛清をするようになるに至った
訳なのです。

その後「1864年」になると、
~「尊王攘夷派」が「御所」に火を放
ち、「孝明天皇」を「長州」に連れ去
る!~

と言う「噂」が立つに至った事で、「新
選組」は警戒と捜索を強め、「寺田屋」
に集結していた30名の「志士」達を粛
清するに至ると言う「事件(寺田屋事
件)」が起きた事で知られている訳なの
です。
問題:「幕府」による「尊皇攘夷過激
派」を粛清した「寺田屋事件」が起きた
「1864年」に、「第14代、将軍家
茂」の「将軍後見職」となっていた「一
橋慶喜」は、「大砲」の鋳造に成功した
事から「西洋砲術家」として名声を轟か
した「人物」で、「1853年」の「黒船
来航」の2年前から、「江戸市内」で
「砲術や兵学」を教える「五月塾」を開
講し、「勝海舟」を始め、「吉田松陰」、
「坂本龍馬」等と言った「俊才」達を
「門下生」とした「実績」のある、「人
物◯◯」を、「京都」に招いて、今後の
「公武合体論」や「開国論」について、
その意見を聞くに至った訳なのだそうで
す。



ところが「京都」では、この「人物」に
対して、「尊王攘夷派」達が「西洋かぶ
れ」と称していた事から、極めて「暗
殺」のリスクがある、危険な場所だった
訳なのであり、しかもこの「人物」は、
「洛中」を移動する時でも、「従者」も
連れていなかった事もあって、案の定、
「三条、木屋町通」の「高瀬川」沿いで
「暗殺」されるに至ると言う経緯となっ
てしまった訳なのだそうです。
さて、それでは、その「人物」とは誰で
しょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.本間精一郎

2.横井小楠(しょうなん)

3.佐久間象山

4.中岡慎太郎

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「西洋砲術」の「国産鋳造」に成功した
「佐久間象山」は、列強からの脅威に窮
していた「日本」が、「国」として「武
力」を高める必要性を生じていた「幕末
期」において、一躍「名声」を博す「人
物」となった事で知られています。

その後「社会的要望」に応えるかたち
で、「象山」は、「1851年」から、「江
戸」に移住し、「木挽町」に「五月塾」
を「開校」するに至り、「砲術」や「兵
学」を中心に、「勝海舟」や、「吉田松
陰」、「坂本龍馬」等と言った、当時の日
本を代表するレベルの「俊才」達を門下
生として教授するに至った事で知られて
いる訳なのです。



それから2年後の「1853年」に、「ペ
リー」が「浦賀」に来航した訳なのです
が、その時に「象山」は、「松代藩(長
野県)」の「軍議役」の身分であった事
もあって、「浦賀の地」を訪れるに至
り、その「報告書」を「急務十条」とし
てまとめ、当時の「江戸幕府、老中首
座」であった「阿部正弘」に、奏上する
に至った訳なのだそうです。


その時に、「五月塾」の門人であった若
き「吉田松陰」も同行していた訳なのだ
そうで、「和戦(和睦か戦争か)」につい
ての「得失」について、論議を交わすに
至ったそうで、その時に「松蔭」は、
「松蔭」が「海外視察」をする事の必要
性について、勧告するに至ったと言う、
経緯となった訳なのだそうです。

これを受けた「松蔭」は、「翌年」にな
った「1854年」に、「再来航」した
「ペリー艦隊」に「密航」を企て、失敗
すると言う事件を起こしてしまい、渡航
を勧告した「象山」と共に、連座とな
り、「伝馬町牢屋敷」に入獄する羽目に
陥ってしまい、その後「1862年」まで
の間「象山」は、「蟄居」の身となって
しまうと言う経緯となってしまった訳な
のです。
そして「1864年」に、当時「将軍後見
職」となり、「京都」にいた「一橋慶喜
(徳川慶喜)」に招かれて、「公武合体
論」や「開国論」を説く為に、「上洛」
するに至った訳なのですが、滞在中の
「京都内」を移動中の、「三条、木屋
町」で、「尊王攘夷過激派」達に襲撃さ
れ、暗殺されてしまうに至ったと言う経
緯となった訳なのだそうです。


↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.佐久間象山
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
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