【食育クイズ:Vol.628】
本日も「関西地方(三重県、滋賀県、
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和
歌山県)」の「食や地域」の文化につい
て、おさらいクイズにチャレンジしま
しょう!
本日は、「滋賀県」(Vol.17)の「食
文化」や「郷土文化」、「歴史」などに
ついて、食の観点からのクイズです。
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「琵琶湖」の東側には、「伊吹山地」
と「鈴鹿山脈」との2つの山地、山脈
があり、数多くの山々が連なってそび
え立っていて、地域の気候風土、食文
化などに大きく影響しています。
「滋賀県、東近江」地区では、こうし
た山の影響を活かして誕生した「名物
そば」があります。本日はその「名産
品」について、おさらいクイズにチャ
レンジしましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/滋賀県地盤、川1.png)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/名物グルメ中部地方特産品-2.jpg滋賀県-2.jpg)
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問題:日本の「そば栽培」の歴史は、
「縄文時代の遺跡」から「そば属の花
粉」が発見された事から、「縄文時代」
から始まっていたと考えられていて、
大昔から日本人にとって身近な植物で
あったことが分かっています。
史実によると、食料としての本格そば
生産は、「平安時代」になってからの
記録で、「滋賀県、東近江」の「○○」
山麓で、僧侶や修験者たちが食料確保
のため「そば栽培」を始めたとされて
いるそうです。「○○山」中腹は、傾
斜のある石灰岩の分布地帯であること
から排水性がよく、「冷涼」な気候や、
昼と夜の「寒暖差」が激しい事など、
「そば栽培」に適した条件が整ってい
たので、またたく間に耕作面積が増加
していったと言われています。
この「そば畑」は、秋口になり「白い
花」が咲き誇ると、「長浜」地区を始
め、「琵琶湖」の対岸にある「高島」
地区までからも見えたと言われるほど
見事だったそうで、「近江国」の風物
詩だったと言われています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/ダウンロード.jpgそばの花.jpg)
「○○山」周辺の地域は、近江商人が
活躍し、交通の要所でもあったので、
その「○○山」の名前がつけられた
「○○そば」が「近江国」の「名産品」
となり、「○○」山麓が日本のそば栽
培発祥の地と言われるようになってい
ったという経緯があり、「江戸時代」
には「彦根藩」から幕府への「献上品」
となり、諸侯や藩士の贈り物として幅
広く重用されていたという経緯がある
そうです。
さて、それでは、日本の「そば栽培」
発祥の地と言われている、「○○山」
の名がつけられた「そば名」とは何で
しょうか?次のうちから選んで下さい。
1.おいけそば
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/御池岳.jpg300-200.jpg)
2.かいづきそば
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/貝月山1.jpg300-200.jpg)
3.くにみそば
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/国見岳冬.jpg300-200.jpg)
4.いぶきそば
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/伊吹山○.jpg300-200.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「いぶきそば」は、「そば栽培」に最
適と言われる、「伊吹山」の「冷涼な
気候」と「名水」を活かした、「東近
江地区、米原市」の「名物そば」とし
て、その名を馳せています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/unnamed.png伊吹そば12.png)
「いぶきそば」の発祥は、「平安時代」
後期から「鎌倉時代」にかけて、「伊
吹山」の中腹に開山された「太平護国
寺」という「お寺」の「僧侶」や「修
験者」の食糧確保のためだったそうで、
「伊吹山」の傾斜のある石灰岩の地質
の「排水性」の良さや、「冷涼」で寒
暖差の激しい気候、「名水」の存在な
ど、「そば栽培」に最適な条件がそろ
っていた事で発展していったと言われ
ています。
「伊吹山(標高1377m・米原市)」
は、「滋賀県」の「最高峰」で、昔か
ら「名水の宝庫」、「薬草の宝庫」とし
て知られていて、「日本百名山」の一
つに数えられています。その気候は、
冬になると「日本海」側からの季節風
の通り道となり、「濃尾平野」では、
その「北西風」の事を、「伊吹おろし」
と呼び、「亜寒帯湿潤」気候にも関わ
らず、積雪が非常に多い事で有名で、
1927年2月14日には「世界最深積
雪記録」となる積雪量1182cmを記
録し、現在でもこの記録は破られてい
ないそうです。また、月別平均気温も
「北海道、稚内」とほぼ同じ値となっ
ているような「涼冷」な気候が、「そ
ば栽培」に適している所以でもある訳
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/伊吹山○.jpg300-200.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/20091228伊吹山.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/伊吹山1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/ぶきやましょくぶつ.jpg)
「いぶきそば」の実は、他の地域のも
のと比して、「小粒」で「緑み」や
「香り」が強く、「旨味」や「甘味」
も優れているそうです。それを「そば
粉」に挽き、「伊吹山麓」の「名物湧
水」で打った「そば」は、上質な香り
と甘味を感じさせ、さらにのど越しも
良い「絶品のそば」となると言われて
います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/160_01.jpg伊吹そば○.jpg)
地元の人たちの「食べ方」としては、
地場産の「ねずみ大根」のおろしで食
べるのが人気だそうです。「ねずみ大
根」は、「伊吹山」から降りる「伊吹
おろし」の冷たい風の中で育てられる
「伝統野菜」で、20cm程度の長さ
のお尻部分が丸い寸胴型をしていて、
まるで「ネズミ」のようなしっぽがあ
るのが特徴だそうです。この「ねずみ
大根」は、「伊吹大根」や「辛味大根」
などとも呼ばれていて、「辛味」が強
い大根だそうですが、その中でも胴体
にある細かな「ヒゲ」が四方八方に向
かって生えているものが、より辛味が
強いそうです。この「辛味」のある大
根の存在こそが、「江戸時代」から
「いぶきそば」の「薬味」として培わ
れてきたという訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/ダウンロード.jpg伊吹大根1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/unnamed.jpg伊吹大根122ひげ.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/おろしfoods077_img02-thumb-1025x768-9663.jpg伊吹大根1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/noodles.png伊吹そば1.png300-200.png)
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「伊吹山麓」は、「湧水の里」として
も知られ、その「石灰岩層」が山に降
った雨や雪などを浸透させ、「カルシ
ウム」分などミネラルを多く含む「名
水」を生み出す所以となっているそう
で、「米原市、泉神社」を始め、「醒井
宿(さがめしゅく)、居醒(いさめ)」、
の「湧水」は「名水百選」に選ばれて
いて、また「春照の泉(臼谷の湧水)」
や、「伊吹山」の「登山口」にある
「ケカチの水」などを含めて「名水の
宝庫」として知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/御神水izumi_jinjya_01.jpg泉神社.jpg300-225.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/o0553036814558841080.jpg居醒(いさめ)」、の「湧水.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/20140107222528978.jpg春照の泉臼谷の湧水.jpg300.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/kekachi2.jpgケカチの水.jpg)
さらに「伊吹山」は「薬草の宝庫」と
しても有名で、古くから「ヨモギ」、
「トウキ」、「センキュウ」が「伊吹三
大薬草」として名を馳せ、その他数多
くの植物を配合した「伊吹百草」の名
で「百草茶」や、「入浴剤」などの生
産地としても有名な地域です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/滋賀百草茶.jpeg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/spa-gallery-05.jpg伊吹薬草.jpg)
また、「お灸」に使用される「もぐさ」
の産地でもあり、「伊吹もぐさ」ブラ
ンドとして名を馳せているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/image23-225x300.jpegいぶきもぐさ.jpeg300--225x300.jpeg)
ちなみに、「御池岳(おいけがたけ)
1,247m」は、「鈴鹿山脈」の「最高
峰」で、「貝月山(かいづきやま)
1,234 m」と「国見岳(くにみだけ)
1,126m」は「伊吹山地」の山です。
これらの山々が「滋賀県」の「食文化」
を始め、種々の「郷土文化」を生み出
している訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/御池岳.jpg300-200.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/貝月山1.jpg300-200.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/国見岳冬.jpg300-200.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.いぶきそば
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2021/07/そば発祥の地.jpg)
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
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