【食育クイズ:Vol.670】「和歌山県」の「郷土食文化」おさらいクイズ! 熊野灘沿岸地域の郷土食「○○餅」!「○○」に入るのは?

 

【食育クイズ:Vol.670】

 

本日も「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食や地域」の文化につ

 

いて、おさらいクイズにチャレンジし

 

ましょう!

 

本日は、「和歌山県」(Vol.29)の

 

「郷土文化」、「歴史」などについて、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、日

 

本の食文化の素晴らしさを共有しまし

 

ょう!

 

 

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「和歌山県、南紀地方」は、「熊野灘」

 

や黒潮の「太平洋」など、広大な「海

 

の幸」に恵まれている地域である反面、

 

すぐ背後に山間部が迫っている地形の

 

ため、稲作に適した「平野」が少なく、

 

「盆地」や赤土の「台地」が多い地域

 

であり、「米」は比較的希少価値とな

 

っている地域だそうです。

 

 

「熊野灘」沿いの地域でも、平野が少

 

なく、山に囲まれた盆地や、赤土の台

 

地が多い地形が特徴なので、「米」は

 

希少であり、米以外の農作物を生産し、

 

それらを主食としてきた「食文化」が

 

培われてきたという経緯があります。

 

さて、本日は、海と山間部に囲まれた、

 

独特な地形が特徴の、「南紀地方」の

 

「郷土食文化」について、おさらいク

 

イズにチャレンジしましょう!

 

 

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問題:「和歌山県」では、それぞれの

 

地域で、それぞれの「特産品」を使っ

 

て培われた、色々な「餅菓子文化」が

 

誕生し、現在でも「地場産」を愛する

 

地域の人たちの弛まぬ努力があって、

 

継承され続けています。

 

さて、それでは、「熊野灘」の沿岸地

 

域で、その独特な地形から産出される

 

「特産品」を使用した「郷土餅菓子」

 

とは何でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.いも餅

 

 

2.くるみ餅

 

 

3.よもぎ餅

 

 

4.焼き餅

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓

 

【解説】

 

「いももち」は、この地域では希少価

 

値の少量の「もち米」で、サツマイモ

 

とつき合わせて「餅」を作ると言う、

 

先人の知恵から生まれたと言われてい

 

ます。外側に「きなこ」をまぶして丸

 

餅形状に仕上げられた「いももち」を

 

食すると、とにかく「柔らかく、とろ

 

ーりとしている、もちもち感もある」

 

と言う絶妙の「食感三拍子」が楽しめ

 

ると言われています。

 

 

 

「和歌山県」、「熊野灘沿岸地域」は、

 

海沿いに少しの平野が開け、その背後

 

にはすぐ山々が迫っているため、米作

 

りに適する土地が少ない環境でした。

 

その一方で、赤土の台地でも作りやす

 

く、且つ甘みが強いものができる「サ

 

ツマイモ」や「麦」の栽培が盛んな地

 

域になったという経緯があります。

 

 

こうして「熊野地区」を始め、「南紀

 

地域」の「サツマイモ」は、甘みが強

 

く美味しいため、「江戸時代」は、「サ

 

ツマイモ」と「麦」が主食になってい

 

ったと言われる時代であり、「いもも

 

ち」以外にも、潰した「サツマイモ」

 

にお茶をかけて食べる「うけじゃ」や、

 

「いも茶がゆ」、「芋入りごはん」、「ゆ

 

で干しいも」など、「サツマイモ」を

 

使った「お汁」や「ご飯」、「おやつ」

 

等の「郷土料理」が数多く誕生したと

 

いう経緯がある訳なのです。

 

 

 

 

 

 

「熊野地方」で「サツマイモ」の栽培

 

が始まったのは「江戸時代」だそうで

 

す。「紀伊半島」最南端にある「串本」

 

地域の住人「植松弥助」という人物が、

 

「九州」の「日向(宮崎県)」に赴い

 

た際に、栽培されていた「サツマイモ」

 

の美味しさに感動し、「串本」に持ち

 

帰ったそうです。さっそく栽培してみ

 

ると、「紀州の気候風土」が「サツマ

 

イモ栽培」に適していた事から、驚く

 

ほどたくさん収穫できたそうです。更

 

に、容易に「貯蔵」ができる事もあっ

 

て、またたく間に紀南地域の各地に広

 

まっていったと言う経緯があるそうで

 

す。「江戸時代」当時は、「各藩」の利

 

益を守るために、苗木や栽培方法を外

 

部に出すことは禁じられていた事もあ

 

り、「紀州」の人間が「日向」から

 

「サツマイモ」を持ち帰ることは容易

 

なことではなかった訳であり、そうし

 

た時代背景の中で、「日向」から遠く

 

離れた「南紀」まで「サツマイモ」を

 

持ち帰った「植松弥助」は、没後その

 

功績を讃えられ、「明治時代」になっ

 

てから、「和歌山県知事」から表彰さ

 

れたという逸話があるそうです。

 

ちなみに「天保の大飢饉(1731年

 

~)」のとき、「八代将軍」であった元

 

紀州藩主「徳川吉宗」公は、飢饉に備

 

えるため、「青木昆陽」を登用して、

 

日本各地に「サツマイモ」栽培を奨励

 

し、広めた事で有名です。まさにこの

 

「名君」あってこその「植松弥助」で

 

あり、両者ともにちっぽけな「自己利

 

益」ではなく、地域や日本全体を良く

 

したいと思う人物であったからこそ、

 

なし得た業績なのだと言えるでしょう。

 

その反面、現在の日本では、悲しい事

 

に「名君」などは不在で、「権力者」

 

や「大企業」になればなるほど、「今

 

だけ、カネだけ、自分だけ」という風

 

潮が当たり前になっている「悲しい現

 

実」がある訳で、同様に感じている人

 

も多いのではないでしょうか?

 

 

 

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ちなみに、2.「くるみ餅」は、「和歌

 

山県、那賀地域(現紀の川市)」で作

 

られてきた、田んぼに播いた大豆の

 

「枝豆」を「餡」にして包んだ「餅」

 

の事を言います。「餅」を「餡」で包

 

むことから「くるみ餅」と名付けられ

 

たそうです。

 

 

3.「よもぎ餅」は、「和歌山市、加太

 

の山林」から摘んできた「よもぎ」を

 

使った「大福餅」の事を言います。

 

 

4.「焼き餅」は、「高野山」の名物で、

 

ほどよい甘さの「つぶ餡」をお餅で包

 

み、焼き目をつけた「餅菓子」の事を

 

言います。

 

 

以上のように、「和歌山県」では、先

 

人たちの知恵が、現在でも地域の貴重

 

な「食文化」として受け継がれている

 

という事になります。

 

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現在のほとんどの「日本人」は、相変

 

わらず「飽食の時代」という「お花畑」

 

状態から抜け出ようとはせず、恐ろし

 

い事に「国政」そのものが、「食の分

 

野」を「安全保障」として考えず、

 

「鉄面皮」で「ビジネス」優先、「金

 

儲け」優先、「輸出入」優先の政策を

 

邁進中であり、「世のため、人のため」

 

では無く、「自己利益最優先」の考え

 

方が、まるで当たり前のような状況に

 

なっています。

 

現在の日本では、「飢饉」という言葉

 

は「死語」であり、思い浮かべる人は

 

皆無に近い状況ではありますが、「中

 

国」が「北京五輪」終了後実施すると

 

危惧されている、「南シナ海」を封鎖

 

し、「台湾、尖閣、沖縄」の侵略を強

 

行すれば、瞬時に日本の「食料危機」

 

は現実となります。そしてそんな食料

 

有事となったときこそ、「南紀」の人

 

たちが培ってきた「サツマイモ」の

 

「食文化」が多くの飢えた日本人を救

 

済する事になるだろうと、推測される

 

訳なのです。

 

「中国」による「侵略戦争」勃発で真

 

っ先に飢えるのは一極集中化されてき

 

た挙げ句、「食料自給率」が僅か1、

 

2%しかない「都市部」の人たちです。

 

そのときこそ、いまでも「利権」を貪

 

る「権力者」による「都市優先」、「大

 

企業優先」政策で「いじめ」抜かれて

 

いる日本の各地域の人たちが、息も絶

 

え絶え状態ではあるものの、昔から今

 

へと守り抜いてきた、「郷土食文化」

 

の底力が発揮できる訳なのです。

 

「和歌山県」のみならず、農林漁業が

 

盛んな地域であればあるほど、これか

 

らの日本を救う地域なのだと言う事を、

 

もっと多くの日本人が気づく必要があ

 

る状況になっている訳なのです。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.いも餅

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

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閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

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