【食育クイズ：Vol.１２９３】
本日も、「関西地方（三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府）」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう！
さて、本日は、「京都府」の「江戸時代
初期の豪商」についておさらいクイズ
（Vol.496）にチャレンジ致しましょ
う！
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問題：「安土桃山時代」から「江戸時代
初期」にかけた、「織田信長→豊臣秀吉
→徳川家康」が「天下」を治める時代に
おいて、常に「政権」との結びつきを深
くして「政商」的役割を担ってきた「豪
商」が出現した事で知られています。
さて、それでは、以下に挙げた４名の
「豪商」の中で、特に「徳川家康」に仕
え、「呉服商」としては「藍染」を創案
する等で知られ、「江戸時代」になると
「徳川幕府御用呉服商」として活躍した
人物とは、「何家」の人物だったでしょ
うか？
次のうちから選んで下さい。
１．角倉家
２．茶屋家
３．後藤家
４．鴻池家
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「京都、茶屋家」は、「室町時代」に
「信濃小笠原家」の「家臣」であった
「中島明延」が、「武士」を廃業して
「京都」に上り、「呉服商」を始めた事
がその始まりと言われているそうです。
「茶屋」と称するようになったのは、
「室町幕府、第13代将軍、足利義輝」
が、しばしば「明延」の屋敷に「茶」を
飲みに立ち寄った事に由来して称するよ
うになったそうで、そもそもは「名字」
の「中島」ではなく、「屋号」と言う訳
なのだそうです。
「茶屋家」は、「徳川幕府」の庇護もあ
って、以来160年に渡り「豪商」とし
て「京都」の地を本拠に活躍したと言う
経緯となり、「明延」の「子」の「初
代、清延」が「徳川家康」と接近した事
で、以降「徳川家」の「呉服御用達」を
一手に引き受けるようになると言う経緯
となり、その中でも「三代、清次」は、
「家康」の「側近中の側近」となったそ
うで、その当時は未だ「鎖国前の時代」
でもあった事もあり「長崎の代官」を
務め、「朱印船貿易」で巨万の富を築い
たと言う訳になったそうです。
このように、「天下泰平」となった「江
戸時代初期」の頃の「京都」では、特に
「徳川幕府」と親しかった「茶屋家」を
始めとして、「角倉了以の角倉家」や、
「後藤四郎兵衛の後藤家」の「3つの豪
商」が活躍したそうで、それらを総称し
て「京の三長者（豪商）」と呼ばれるよ
うになったと言う経緯があるそうです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
２．茶屋家
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