【食育クイズ:Vol.929】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」をテーマとし
た地域社会の在り方や、昔から先人た
ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等
の素晴らしさを、クイズを楽しみなが
ら知見を高め、共有して参りましょ
う!
さて、本日は、「京都」の「老舗餅菓子」
について、おさらいクイズ(Vol.139)
にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200郷土文化歴史京都府-10.jpg)
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「大福」は、薄く伸ばした餅で小豆餡を包
んだ「餅菓子」で、「大福餅」とも言われ
ています。
「大福餅」の原型は、「室町時代」と言わ
れていて、中の餡は塩を多く用いたものだ
ったそうで、「○○の卵」のような形状だ
った事から「○○餅」と言う名が付き、ま
た、当時は大きく腹持ちが良かったので、
「腹太餅(はらぶともち)」とも呼ばれて
いたそうです。
その後、「江戸時代」になり、「1772年
(明和9年)」、「江戸、小石川、御箪笥町」
の「お玉(おたよ)」と言う後家の女性が、
「餡」に砂糖を加え、小ぶりで食べやすい
「腹太餅」を考案し、「大腹餅(だいふく
もち)」と言う名前をつけて売ったのが、
現在の「大福餅」の始まりと言われていて、
「大腹餅」の「腹」の文字が、「佳字」で
ある「福」の文字に置き換えられ、「大福
餅」となったと言う経緯があるそうです。
やがて、「江戸時代、寛政年間」の頃にな
ると、夜に「大福」を売り歩くことが大流
行したそうで、特に寒い冬には火鉢で焼い
た「焼大福」が人気だったと言う記録が残
っている訳になります。
さて、本日は、この「大福餅」の原型とな
った「餅菓子」について、おさらいクイズ
にチャレンジしましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200郷土文化歴史京都府-10.jpg)
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問題:「室町時代末期」の頃、「江戸時代」
に誕生したと言われている「大福」の元と
なった「餅菓子」が誕生したと言われてい
ますが、当時その形状が「とある鳥」の
「卵」の形に似ていた事から「○○餅」と
呼ばれていたそうです。
さて、それでは、その「餅菓子」の名とは
何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.鶉餅(うずらもち)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200鶉の卵.jpg)
2.燕餅(つばめもち)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200燕の卵1.jpg)
3.雉餅(きじもち)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200雉の卵1.jpg)
4.鴎餅(かもめもち)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200鴎の卵1.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「鶉餅(うずらもち)」は、「室町時代後期」
に、茹でた「エンドウ」を餅に入れた「豆
大福」的なものや、「ヨモギ」の葉を搗
(つ)きこんだ「草大福」的なもの等が、
庶民的な「餅菓子」として愛好されたもの
を言います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/蓬大福333.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/ダウンロード.jp鶉餅333.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/鶉餅3333.jpg)
その命名の由来は、「鶉(うずら)の卵」
の真ん丸な形状に似ていた事から命名され
たそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200鶉の卵.jpg)
「鶉餅」の中身は、「塩味の餡」等をたっ
ぷり入れたものだったそうで、その丸くふ
くらんだ形が「鶉の卵」のようだった訳で
あり、後に「江戸時代」に誕生した「大福
餅」に比して、その大きさも大きかった事
から、「腹太(はらぶと)餅」とも言われ
るようになったと言う経緯があり、当時は、
焼いたり、焼印を押したりして、「鶉焼
(うずらやき)」とも呼んで親しんでいた
と言われています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/大福餅焼き.jpg)
ちなみに、「京都」の和菓子屋の中で、最
も「老舗中の老舗」と言われている「虎屋
(とらや)」は、その社史によると、「室町
時代後期」に「京都」で創業したとされて
いて、以来500年にも及ぶ長きに渡り、
「和菓子」を作り続けている訳なのですが、
この「虎屋」の現在にも続く「鶉餅」の出
現は、「江戸時代初期」の「1651年(慶
安4年)」だそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/とらや京都.jpg)
「虎屋」の「創業逸話」には、様々な伝承
があると言われていて、「奈良時代創業説」
を始め、「帰化人創業説」等、非常に古い
時代の創業とされる伝承もあるそうですが、
現在の「虎屋」自身の見解としては、「京
都御所」の御用を始めた「後陽成天皇」の
「ご即位年(1586年)」を基点とし、「京
都御所御用」の信用を得るまで要するとさ
れる期間を遡った、大永6年(1526年)
としているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/後陽成天皇222.jpg)
更に、その当主については、「関ケ原の戦
い」のあった1600年、西軍の犬山城主
であった「石河備前守(いしこびぜんのか
み)」を、「虎屋」がかくまったと言う故事
があり、その時代には既に「虎屋」と言う
屋号があった事が証明された事から、その
当時の店主であった「黒川円仲(くろかわ
えんちゅう)」を「中興の祖」としたそう
で、以来、現当主は17代目にあたると言
われていて、東京進出は「明治維新」のと
きで「明治2年(1869年)」だったそう
です。
このように、日本の「和菓子文化」を牽引
してきた「京都」の「和菓子」の歴史を紐
解くと、1200年以上の長きに渡り「日本
の都」であった「京都」の「宮中」との関
わりの深さが、その誇り高い文化構築の要
因の一つとなっている事が判る訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/虎屋東京本店111.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.鶉餅(うずらもち)
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