【食育クイズ:Vol.930】「京都府」の「酒茶論文化」おさらいクイズ! 「酒茶論」が記載された掛軸がある京都の「禅寺と塔頭」とは?

 

【食育クイズ:Vol.930】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

 

さて、本日は、「京都」の「酒茶論(しゅ

 

ちゃろん)」について、おさらいクイズ

 

(Vol.140)にチャレンジ致しましょ

 

う!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「酒茶論」とは、「中国、唐」の時代に生

 

まれたとされている論争劇で、「飲み物」

 

の両雄とされる「酒(上戸)」と「茶(下

 

戸)」との、お互いの「徳」の優劣を論争

 

する「戯作文学」の一類型と言われている

 

るものだそうです。

 

日本に入ってきたのは、「奈良時代~平安

 

時代」の頃、「遣唐使」によって伝わった

 

と言われています。

 

「酒茶論」のように、異類のものを取り上

 

げて「お互いの優劣」を競う「戯作」には、

 

その他にも、「酒vs飯」が「室町時代末

 

期」頃の、また、「酒vs餅」が「江戸時

 

代初期」の頃の文献として残っているそう

 

です。

 

ちなみに、発祥の地である「中国」の「酒

 

茶論」では、白熱する論争の果てに、やが

 

て「水」が仲介し、「茶も酒も、『水』がな

 

ければ成り立たない。また『酒の米麹』

 

も乾いたものは胃腸を害し、『茶の葉』も

 

乾いたものを直接喫すれば咽喉を痛めるの

 

で、そもそも万物は『水』あってこそのも

 

のなのである」と、丸く収めるかたちで収

 

拾がついているそうです。

 

さて、本日は、現在でも、この「酒茶論」

 

の資料を継承している「京都」の寺院につ

 

いて、おさらいクイズにチャレンジしまし

 

ょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都、右京区、花園」にある臨済宗の寺

 

院「○○寺」の「寺宝」に、「酒茶論(しゅ

 

ちゃろん)」を漢文体で書いた「掛け軸」

 

が残っていて、これは、この「○○寺」

 

53世を努めた「高僧、蘭叔玄秀(らんし

 

ゅくげんしゅう)」が、1576年(天正4

 

年)に著した漢文体の掛軸で、「酒好きな

 

忘憂君(ぼうゆうくん)」と、「下戸(げこ)

 

で茶を好む滌煩子(じょうはんし)」とが、

 

酒と茶の功徳について中国の故事を引き合

 

いに論争した短編が書かれているそうです。

 

そしてこの論争の最後に一人の「閑人」が

 

登場し、「酒は酒、茶は茶」と引き分ける

 

という内容だそうです。

 

 

問題:「京都」にある「禅宗寺院」の一つ

 

である「○○寺」では、「酒と茶」との

 

「徳」について論争した「酒茶論」が、

 

「漢文体」で書かれている「掛軸」があり、

 

「寺宝」となっているそうで、2017年に

 

は特別公開された事もあるそうです。

 

され、それでは、この「禅寺名」と、「寺

 

宝」とされる「掛軸」がある、その境内に

 

ある「塔頭(たっちゅう:禅宗寺院の高僧

 

等を偲んで建てた寺院の事)」名との組み

 

合わせはどれでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.妙心寺養徳院

 

 

2.建仁寺両足院 

 

 

3.大徳寺総見院

 

 

4.南禅寺南禅院

 

 

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「妙心寺、養徳院」は、「妙心寺境内」の

 

北東にある「塔頭(たっちゅう:禅宗寺院

 

の高僧等を偲んで建てた寺院の事)」で、

 

「織田信長」や「豊臣秀吉」の重臣であっ

 

た「石河光重」が、「石河家」の「菩提寺」

 

として創建したものだそうです。

 

 

 

 

 

この「養徳院」の「寺宝」が、「酒茶論」

 

の掛軸であり、1576年(天正4年)に、

 

後に「妙心寺、53世」となった、当時、

 

石河家の菩提寺であった「美濃の国(現在

 

の岐阜県)」にある「乙津寺(おっしんじ)、

 

2世」を務めていた禅僧「蘭叔玄秀(らん

 

しゅくげんしゅう)」が、漢文体2000文

 

字で書いたものだったそうです。

 

 

 

「蘭叔玄秀」と言う高僧は、「織田信長」

 

も帰依した人物だったそうで、後に「京都、

 

妙心寺、53世」となったと言う経緯もあ

 

り、それと共に「石河家」も、「妙心寺」

 

に「塔頭」を建立して、「掛軸」を「寺宝」

 

にしたと言う経緯がある訳になります。

 

 

ちなみに、この掛軸の内容とは、

 

お酒好きの「忘憂君(ぼうゆうくん)」と

 

茶人の「滌煩子(じょうはんし・てきはん

 

し)」の2人が、中国の故事を引き合いに

 

出しながら、それぞれ「お酒」と「お茶」

 

の「徳」を論争すると言うものだそうで、

 

お酒は憂いを忘れるので「忘憂君」と命名

 

され、その一方で「滌煩(じょうはん)」

 

とは、世の中の煩わしい事をきれいさっぱ

 

りと洗い流すこという意味で、お茶の別名

 

とされていた事から、「滌煩子」と命名さ

 

れたそうです。

 

その両者の論争が伯仲した後に、第三者の

 

「閑人(かんじん)」が現れ、「閑人」とは

 

「ひまじん」と言う意味だけでは無く、

 

「風流人」という意味を持っている人物で

 

として登場し、「お二人よ、言い争いなさ

 

れるな。お酒もお茶も両方とも素晴らしい

 

ものなんですよ。引き分け!」と仲裁して

 

目出度く終わると言う展開になっているそ

 

うです。

 

ちなみに、最後の一行の漢詩は、

 

「酒亦酒哉茶亦茶(さけはさけなり ちゃ

 

はちゃなりかな)」と言う締めくくりにな

 

っているそうです。

 

 

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「建仁寺、両足院」は、「臨済宗、建仁寺、

 

35世」の「龍山徳見(りゅうざんとくけ

 

ん)」により創建された塔頭寺院です

 

 

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「大徳寺、総見院」は、「豊臣秀吉」が

 

「織田信長」の葬儀を盛大に行い、その菩

 

提寺として建立した塔頭寺院です。

 

 

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「南禅寺、南禅院」は、「南禅寺」発祥の

 

地とされていて、「天龍寺」と「苔寺」の

 

庭園とともに、「京都三名勝史跡庭園」の

 

一つに数えられています。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.妙心寺、養徳院

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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