【食育クイズ:Vol.935】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」をテーマとし
た地域社会の在り方や、昔から先人た
ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等
の素晴らしさを、クイズを楽しみなが
ら知見を高め、共有して参りましょ
う!
さて、本日は、「京都府」の「祇園の文化」
について、おさらいクイズ(Vol.145)
にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200郷土文化歴史京都府-14.jpg)
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東京の伯爵家に生まれた歌人「○○」は、
明治43年(1910年)に、第一歌集「酒
ほがひ」を出版して以降は、「耽美派(道
徳功利性を廃して美の享受や形成に最高の
価値を置いたヨーロッパの芸術思潮)」の
「歌人」、「劇作家」として活躍しました。
その後、2度目の結婚後は「京都」に住み、
「酒と京都」をこよなく愛した文化人とし
て知られています。
ちなみに「酒祝ひ(ほがい)」とは、「酒宴」
をして祝う事を言うそうです。
さて、本日は、この「祇園」を愛する「歌
人」について、おさらいクイズにチャレン
ジしましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/05/300-200郷土文化歴史京都府-14.jpg)
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問題:「祇園新橋」のほとりに「かにかく
に…」で始まる有名な歌の碑が立っていま
す。さて、それでは、この歌を詠んだ人物
とは誰でしょうか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200かんかくに祭.jpg)
1.西田幾多郎
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225西田幾多郎.jpg)
2.与謝野鉄幹
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225良さの鉄管.jpg)
3.谷崎潤一郎
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225谷崎潤一郎.jpg)
4.吉井勇
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225吉井勇.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
~『かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の
下を水のながるる』~
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200かんかくに祭.jpg)
この歌は「京都、祇園」を語る上で、非常
に有名な一首と言われ、その知名度は「祇
園小唄」以上だとも言われています。
「かにかくに」とは、「あれこれと」、「い
ろいろと」等と言った意味の副詞であり、
歌人の「吉井勇」が23才(1910年、明
治43年)のとき、「京都」に2週間ほど
滞在したとき、祇園に寄せる思いを歌った
ものだそうで、「北原白秋」、「石川啄木」、
「高村光太郎」等々…の「青年詩人」が中
心となって発刊した「同人文芸誌、スバル」
の、「京都より」と題した21首の巻頭の
歌として掲載されたものだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/150-225吉井勇.jpg)
この歌の内容は、『吉井勇の「京都、祇園」
に対する「旅の愁」の情は深く、「かにか
くに(いろいろと沢山)」あり、泊まり宿
で寝るときに加茂川のせせらぎの音があっ
た事を忘れる事ができない』と言う旅情を
歌ったものだと言われています。
この歌が詠まれた舞台とも言われている
「お茶屋、大友(だいとも)」があった、
「京都、白川」に「巽橋(たつみばし)」
がかかる「河畔(東山区祇園元吉町)」に
は、この歌を刻んだ歌碑が建てられている
事でも有名です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200かにかくに碑2.jpg)
この「お茶屋」は、あいにくと先の「世界
大戦」のときの戦禍を受けて廃業となり、
「お茶屋」の建物も強制疎開で撤去されて
しまったそうで、この「お茶屋、大友」へ
の思慕の情も込め、1955(昭和30)年
11月8日に、「吉井勇」の「古希」を祝
った友人の歌人達によって「かにかくに…」
の歌碑が建立されたと言う経緯があるそう
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/かんかくに祭.jpg)
こうして毎年11月8日になると、この
「歌碑」の前に「祇園の芸舞妓」が集い、
「故、吉井勇」を偲んで「かにかくに祭」
が催され、「歌碑」に花が供えられ、抹茶
や蕎麦などの接待が執り行なわれているそ
うです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/300-200かくかくに祭り.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/かにかく祭り444.jpg)
ちなみに「吉井勇」の歌で他に特に有名な
ものとしては、「黒澤映画」の挿入歌にも
なった『いのち短し 恋せよおとめ 赤き
唇あせぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを』と言う、「ゴ
ンドラの唄」も、よく知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/06/黒澤映画生きるゴンドラの唄.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.吉井勇
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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