【食育クイズ:Vol.940】「京都府」の「饅頭文化」おさらいクイズ! 日本の「饅頭」の元となった中国の「まんとう」の中身は何だった?

 

【食育クイズ:Vol.940】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

さて、本日は、「京都府」の「饅頭の歴史」

 

について、おさらいクイズ(Vol.149)

 

にチャレンジ致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都」には面白い地名や難読地名が数多

 

くある事で知られています。

 

例えば簡単な漢字の組み合わせでも「上京

 

区」は「かみぎょうく」と読み、「左京区」

 

は「さきょうく」と濁らない読み方をした

 

り、「一口」を「いもあらい」と、「神足」

 

を「こうたり」と、「納所」を「のうそ」

 

と読む等々…、難読地名も数多く存在して

 

いて、これは1200年以上の長きに渡り、

 

日本の中心であったと言う歴史の変遷の中

 

で生まれた、古代からの読み方をその時々

 

の言葉に置き換えたり、その場所や出来事、

 

人物等に由来して出来た地名だったと言う

 

事が伺い知れる訳なのです。

 

 

 

「京都、中京区」には、「烏丸通(からす

 

まどおり)」に沿って「三条通」から「六

 

角通」までの一帯を、「饅頭屋町(まんじ

 

ゅうやちょう)」と呼ぶ面白い地名があり

 

ます。

 

 

長い間「文化」や「職業」の中心だった

 

「京都」には、様々な職人たちが集団で暮

 

らし、そこで商売を行っていたと言う事が

 

多く、「昆布屋町」、「材木町」、「鍛冶屋町」、

 

「塩屋町」等々…、その地域に住んでいる

 

人々の職業を表した地名が数多く存在して

 

いる訳で、「饅頭屋町」も同様に、「お饅頭

 

屋」さんが多かったから、この地名になっ

 

たと言う経緯がある訳になります。

 

この「饅頭屋町」命名の「謂れ(いわれ)」

 

とは、「南北朝時代」の1349年(貞和5

 

年)、「京都、建仁寺」の「住持(住職)」

 

となった「龍山徳見(りゅうさんとくけ

 

ん)」と言う「禅僧」が、「中国、宋→元」

 

から帰国した際、この「徳見」を慕って随

 

行してきた「林浄因(りんじょういん)」

 

と言う「中国人の僧侶」が、「中国」の

 

「マントウ」と言う「食べ物」をヒントに、

 

「○○」を入れて蒸しあげた「饅頭」を作

 

って提供したそうで、すると「僧侶達」だ

 

けでは無く、「寺」に集まる「武士」や

 

「公家」達にも大変気に入られたそうです。

 

 

その後「林浄因(りんじょういん)」は

 

「奈良」に移って「饅頭作り」に励む事に

 

なるのですが、やがてこの「林浄因」の跡

 

継ぎが「奈良」と「京都」の「両林家」に

 

分かれ、それぞれ饅頭の販売を始めたそう

 

です。

 

しかし、その後の「京都」では「応仁の乱」

 

が勃発し、「京都」は「焼け野原」状態に

 

なってしまったため、「京都」の「林家」

 

は親せきであった「三河国」の「塩瀬家」

 

を頼って移り、結果として「塩瀬家」の名

 

を引き継いだそうです。

 

その後「応仁の乱」が収まり、再び「京都」

 

に戻った「林家→塩瀬家」は、現在の「烏

 

丸三条」に店を構えて、屋号を「塩瀬」と

 

名乗り、また「饅頭」を売り出したところ、

 

たちまちのうちに大評判となったそうで、

 

当時の「後水尾天皇」に献上したところ、

 

大変喜ばれ、「塩瀬山城大掾」の名を許さ

 

れたり、更に時の「将軍」であった「足利

 

義政」から、「日本第一番本饅頭所 林氏

 

塩瀬」と書かれた看板まで賜ったそうです。

 

 

以降「塩瀬総本家」は、670余年に渡り

 

「奈良→京都→江戸→東京」と、その居を

 

変えながらも、日本の「饅頭の元祖」とし

 

て、現在にまで至っていると言う経緯にな

 

ります。

 

 

さて、本日は、古くは「京都」で大評判と

 

なり、現在にまで至っている、元祖「饅頭

 

文化」について、おさらいクイズにチャレ

 

ンジ致しましょう!

 

 

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「京都、中京区、饅頭屋町(まんじゅうや

 

ちょう)」の中心的存在として知られ、日

 

本の「饅頭文化」の元祖と言われる「塩瀬

 

総本家」は大変繁盛し、その「饅頭」は、

 

「天皇家」を始め、時の幕府や、「豊臣秀

 

 吉」、「徳川家康」等々…の名だたる武将た

 

ちに親しまれてきたと言う経緯があります。

 

 

問題:「饅頭」は「中国」から伝わったも

 

のであり、最初は「餡子」ではない別のも

 

のが入った食べ物だったと言われています。

 

さて、それでは、そもそも「中国」の「饅

 

頭」には、何が入っていたのでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.肉

 

2.海藻

 

3.クルミ

 

4.栗

 

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【解説】

 

「饅頭」の元となった食べ物を考案したの

 

は、「中国、三国志(180-280年)」の時

 

代の英雄として知られる「諸葛亮孔明」だ

 

と言われています。

 

「孔明」は、氾濫した川を鎮めるために、

 

「人身御供」では無く、その代わりとして、

 

「羊と豚」の肉を入れて蒸した「蛮頭(ま

 

んとう)」というものを考案して捧げたと

 

言う逸話が残っています。

 

 

 

この「まんとう」は、現在で言えば「肉ま

 

ん」に近いものだと考えられますが、これ

 

が「室町時代」に、「林浄因(りんじょう

 

いん)」と言う「中国」の「僧呂」によっ

 

て日本に伝えられたと言う経緯になります。

 

 

しかしながら、当時の日本では「禅宗」を

 

始め、殺生を禁ずる「仏教の教え」が広く

 

行き渡り、「僧侶」の肉食が禁止されてい

 

たため、「林浄因」は「肉」の代わりに

 

「餡子」を入れたものを考案したと言う経

 

緯があり、それが「和菓子」としての日本

 

の「饅頭」の始まりとなったと言う訳にな

 

ります。

 

ちなみに「皇室」を始め、数多くの「武将」

 

達から愛されてきた「京都」の「塩瀬」は、

 

1798年に19代で途絶えたそうですが、

 

現在では「東京」に分家した店が「塩瀬総

 

本家」を名乗り、34代目の店主となって

 

いるそうで、「塩瀬の饅頭」は、「志ほせ饅

 

頭」と言う商品名になっているそうです。

 

 

また、この「塩瀬総本家」の「志しせ饅頭」

 

を始めとして、「日本三大饅頭」と呼ばれ

 

るものとは、「柏屋(福島県、郡山市)」の

 

「薄皮饅頭」と、「大手饅頭伊部(いんべ)

 

屋(岡山市)」の「大手まんぢゅう」の三

 

つと言われているそうです。

 

 

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1.肉

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

とを明らかにしました。

 

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