【食育クイズ:Vol.1174】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「室町時
代」にまつわる「文化」について、お
さらいクイズ(Vol.378)にチャレ
ンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225義満北山文化1.jpg)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「平安時代」は、「飛鳥時代」の630
年から始まり、約200年以上も続い
た「遣唐使」が廃止(894年)され
た事により、「中国、唐の文化」と、
古来からある「日本文化」とが融合し、
日本の自然や生活感情に見合った、優
美で細やかな文化が特徴とされる、日
本独特の「国風文化(藤原文化)」が
形成された時代だと言われています。
その後「日本の統治勢力」が「貴族社
会」から「武家社会」へと変遷する時
代になっていくと言う経緯があり、
「鎌倉時代」、「南北朝時代」の動乱を
経て「室町時代」になると、それまで
の「公家文化」と「武家文化」との融
合が顕著化し、更に、そこに「中国、
明」との「勘合貿易」や、新たに日本
に入ってきた「禅宗」を通じた「大陸
文化」の影響が加わり、新しく独特な
「日本文化」が誕生すると言う経緯に
なった訳なのです。
さて、本日は、「室町時代初期」に誕
生した「○○文化」について、おさら
いクイズにチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225義満北山文化1.jpg)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問題:「室町幕府、第3代将軍、足利
義満」の「山荘(後の鹿苑寺金閣)」
に代表される、伝統的な「公家文化」
と、新興勢力の「武家文化」との融合
が特徴となった文化の名称とは何と呼
ばれているでしょうか?
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-300足利義満-300x300.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/88300-225金閣-1.jpg)
次のうちから選んで下さい。
1.北山文化
2.東山文化
3.桃山文化
4.国風文化
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「室町時代前期」の頃、「室町幕府、
第3代征夷大将軍」となった「足利義
満」は、動乱の源であった「南北朝」
の統一を完成させ、また、有力「守護
大名」の勢力を押さえて「幕府権力」
を確立させた人物として知られていま
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225足利義満.jpg)
この時、「義満」が「武家」と言う身
分で「太政大臣」に任官されたのは、
「平安時代末期」の「平清盛」に次い
で2人目であり、更に「征夷大将軍」
を経験した「武家」が「太政大臣」に
任官されたのは日本史上初であり、且
つそれ以降のどの時代を含めても、
「義満」が「唯一の存在」であるとさ
れている訳だそうです。
更に「義満」は、「1397年(応永4
年)」に、「西園寺家」から「京都、北
山」の「北山弟(ほくさんてい)」を
譲り受け、「1399年」、そこに「舎利
殿(金閣の事)」を建立した事で知ら
れています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-200金閣ド.jpg)
以降「義満」は、本格的にこの「山荘」
に移り住み、且つ「活動(政務)」の
拠点としていったそうで、この「山荘」
は「北山第(きたやまてい)」、または
「北山殿(きたやまどの)」と呼ばれ、
「京都」の人々は、この「武家様」と
「公家様」と「唐様(禅宗様)」の3
つの文化が融合したこの時代の「文化」
を総称して、「北山文化」と呼ぶよう
になったと言う経緯がある訳になるの
です。
更に「義満」は、「観阿弥・世阿弥」
父子を庇護し、「北山文化」の芸能で
あるとされる「猿楽」を定着させた事
でも知られていて、これも「北山文化」
を象徴する文化の一つとされている訳
なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-200観阿弥1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-180世阿弥1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-180能面1.jpg)
こうして、「鹿苑寺(金閣)」を拠点と
して「北山文化」を開花させた「義満」
は、「室町時代」を代表する「政治・
経済・文化」の最盛期を築いた人物と
して、その名を馳せていると言う事に
なる訳なのです。
ちなみに、「室町幕府」と言う名称が
付けられた「所以」は、以上のように
「義満」が自らの「邸宅」を「北小路、
室町」へ移した事で、「室町殿」と呼
ばれた事からだと言われています。
こうして、「室町」と言う言葉は「足
利将軍」を表す呼称となり、「義満」
以降の時代になっても、歴代の「将軍
邸」は「政庁」を兼ねる事を継承して
いった事から、歴史的用語としても、
「室町幕府」と呼ばれるようになった
と言う経緯になったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-200金閣ド.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-200ぼかしなし北山文化1.jpg)
ちなみに、「義満」の作った「北山文
化」に対比して、「第8代将軍、足利
義政」が築いた「京都、東山山荘(慈
照寺銀閣)」を中心とした文化や建造
物等の事を、「東山文化」と言う事に
なったと言う経緯があるそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225足利義政1-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225銀閣2-1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-206文化の流れ22.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-225金閣銀閣.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/420-170北山東山比較.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/01/300-180-北山文化と東山文化対比表.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.北山文化
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★大豆プロテイン100g中に植物性
たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
★低脂質(2.7g)です!
★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進
し、腸内健康の源となります。)
これを毎日食すると腸内発酵が促進さ
れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵
にチェンジするので、おならが臭くな
くなります。
デドックス効果で身体もスッキリ!!
每日の食で「医者いらず!薬いらず!」
低脂質!ダイエットに最適な高たんぱ
くプロテイン!
国産の遺伝子組み換えでない大豆だけ
で作った「みそちゃんおじさんオリジ
ナル」の「スーパープレミアム大豆プ
ロテイン」です!
毎日の食に取り入れ、病気になりにく
い若々しい体を維持しましょう!
↓↓↓↓↓ここから入手!↓↓↓↓↓
青森産大和しじみのお味噌汁!限定徳
用セットはここから入手!↓↓↓↓↓
https://6jika.thebase.in/items/25021970
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
と健康を守る活動をしています。大豆
ミートをはじめ、食に関するいろいろ
な情報を発信していますので、よろし
かったら一度遊びにきてくださると嬉
しいです。「いいね」もしてくださる
と、情報更新のお知らせが届くように
なりますのでなお嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓