【食育クイズ:Vol.1445】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、物梵鐘」について、おさ
らいクイズ(Vol.648)にチャレンジ
致しましょう!
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「京都、東山」にある、「知恩院」は、
「浄土宗」の「宗祖」として知られる
「法然上人」が開山した、「浄土宗」の
「総本山」の「寺院」の事を言います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/、◯300-知恩院、本堂、御影堂、国宝.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-法然1-1.jpg)
「国宝」に指定されている「本堂(御影
堂)」には「御本尊」である「法然上人
像」が安置されていて、もう一つの「御
本尊」である「阿弥陀如来像」は「阿弥
陀堂」に安置されていて、「宗祖、法
然」が「後半生」を過ごし、「入滅」し
た場所として知られています。
現存している「三門(国宝)」や、「御影
堂(本堂:国宝)」を始めとする「壮大
な伽藍」が建設されたのは「江戸時代」
に入ってからの事だそうで、「1603
年」に、「天下」を治め、「江戸幕府」を
開いた「徳川家康」が、そもそも「徳川
家」が「浄土宗徒」であった事から、
「知恩院」を「永代菩提所」と定めて、
「寺領703石余」を寄進したうえ、翌
「1604年」になると、「北側」に隣接
する「青蓮院の地」を割いて、「知恩
院」の「寺地」を拡大するに至り、合わ
せて種々の「諸堂」を「造営」したそう
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-200徳川家康-2.jpg)
この「造営事業」は、「2代将軍、徳川
秀忠」に引き継がれ、現存している「三
門」は、この時の「1621年」に建設さ
れるに至ったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-180-徳川秀忠.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-知恩院三門国宝.jpg)
その後「1633年」に「火災」が生じ、
「三門、経蔵、勢至堂」以外の「塔堂」
が、ほぼ全焼してしまったそうですが、
「3代将軍、徳川家光」の元で直ちに再
建が進められるに至り、「1641年」ま
でにほぼ完成すると言う経緯となったそ
うです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-180徳川家光-2.jpg)
以上のように、「徳川幕府成立」の「初
期段階」において、「徳川家」は、「知恩
院」の造営に多大な精力を注ぎ込んだと
言う訳なのですが、これは「徳川家」が
「浄土宗徒」である事だけでは無く、
「知恩院25世、超誉存牛」が「松平
家」出身であった事や、「京都」と遠い
「江戸」に「幕府」を置いた為に、「京
都の地」に「徳川家」ゆかりの「拠点」
を確立させる事が必須であるとの考え方
から、「二条城」と「知恩院」を充実さ
せる事によって、「徳川幕府」の威勢を
誇示し、この2つの拠点から、「京都御
所」を見下ろすと言う「姿勢」を示す事
によって、「朝廷勢力」を牽制すると言
う目的があったからと言う訳なのだそう
です。
このやり方が功を奏し、やがて「徳川幕
府」による「統治体制」が揺るぎないも
のになっていくにつれ、「知恩院」は、
次第に「徳川将軍家、御用達」の立ち位
置から、広く「京都民」からの「信仰」
を集めるに至っていき、隆盛を極めてい
ったそうで、現在でも「京都民」は、
「親しみ」を込めて、「ちよいんさん」、
「ちおいんさん」等と呼んでいる訳なの
です。
さて、本日は、この「知恩院」の「大梵
鐘」にまつわる、「大正時代の逸話」に
ついて、おさらいクイズにチャレンジ致
しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-daisyourou-知恩院.jpg)
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「浄土宗」の「宗祖」として知られる
「法然上人」が開山した「京都、東山、
知恩院」は、「浄土宗の総本山」の「寺
院」として知られています。
「江戸時代」になると、「浄土宗徒」で
あった「徳川家」から圧倒的な支援を受
けて、広大な境内と塔堂を持つ「大伽
藍」の「寺院」となり、現在でも「京
都」の人々から親しまれ続けています。
問題:「除夜の鐘」で有名な、「知恩院」
の「大鐘楼」には、その重さが「70
t」と言われ、「日本三大梵鐘」の一つ
とされている「大梵鐘」が吊るされてい
て、「重要文化財」に指定されている事
で知られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-大鐘楼1-300x244.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-知恩院大梵鐘1-300x238.jpg)
「大正11年」に「来日」した、「世界
的権威」を誇る「科学者」が、自らこの
「大梵鐘」の下に入り、「鐘」を撞かせ
て、「鐘」の中心の真下では、音の波が
お互いに相殺し合って、「音」が消える
場所となる事を確かめる実験をしたと言
う、有名な「逸話」がある事で知られて
いるそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-大梵鐘の中に入る1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-大梵鐘内部1.jpg)
さて、それでは、その「実証実験」をし
た「博士」とは、誰でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.アルベルト・アインシュタイン
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-475-アインシュタイン.jpg)
2.ラフカディオ・ハーン
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-475ハーン1.jpg)
3.バートランド・ラッセル
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-475ラッセル.jpg)
4.マーガレット・サンガー
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-475-マーガレット◯.jpg)
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【解説】
「アルベルト・アインシュタイン
(Albert Einstein)」は、「1879年」
に「ドイツ」に生まれた「ユダヤ人」
で、「相対性理論」を提唱した事で知ら
れ、「20世紀最高」の「理論物理学
者」と言われている「科学者」です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-アルベルトアインシュタイン1.jpg)
「アインシュタイン」は、「1905年、
26歳」の時に、3つの重要な論文を発
表し、それに続く数年で「光量子仮
説」、「ブラウン運動」、「特殊相対性理
論」に関連する「五つの重要な論文」を
立て続けに発表した事で知られ、この
「1905年」は、後に「奇跡の年」と呼
ばれるようになったそうです。
その後「1922年」には、当時の「日本
出版業界」きっての立役者と言われた
「ジャーナリスト、山本実彦」の尽力に
よって、「バートランド・ラッセル」や
「マーガレット・サンガー」に次いで、
「世界的名声人士」として、「アインシ
ュタイン博士、エルザ夫婦」が、日本に
招聘されるに至り、当時「大正デモクラ
シー」の「真っ最中」であった日本の社
会にとって、「アインシュタイン」が来
日に際して発言した、「ラフカディオ・
ハーン(小泉八雲)」が著作した「美し
い日本」の姿を、実際に自分の眼で確か
めたいと言う事を始め、「科学の世界的
連携」によって、「国際関係」を一層
「親善に導いていく」事を望んでいると
言う声明を出しての「アインシュタイン
夫婦」の「来日」は、当時の「日本の社
会」に大きな貢献を果たしたと言う経緯
になった訳なのであり、その滞在日数は
43日簡に及び、「大正天皇」にも拝謁
するに至ったと言う経緯となった訳なの
だそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-山本実彦.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-アインシュタイン夫婦1-300x259.jpg)
ちなみに、「アインシュタイン夫婦」は
「日本船、北野丸」に乗船して、日本に
向ったのですが、その途中の船上で「ノ
ーベル物理学賞受賞」の知らせを受ける
と言う経緯となったそうで、訪日直前で
「ノーベル賞受賞」となった事により、
日本の歓迎ぶりは凄まじいものになった
そうで、当時の「ドイツ大使館」の感想
によると、まるで「凱旋行進」のようだ
ったそうです。
「アインシュタイン夫婦」は、43日間
の滞在中、日本各地の「大学」などで
「講演」をし、「能や歌舞伎」等を「観
劇」し、様々な「日本文化」に触れると
共に、「講演」の合間を縫っては、「浅
草」、「松島」、「日光」、「熱田」、「京
都」、「奈良」、「宮島」等の「観光」も、
精力的にするに至ったそうです。
「京都」を訪れた「アインシュタイン」
は、「日本最大級の大きさ」と言われて
いた「知恩院」の「大鐘」が、一度撞く
と、その音の余韻は20分近く続くと言
われているのが、「鐘」の中に入り、そ
の「真下」に立つと、不思議な事にその
音が消えて聞こえなくなると言う話を聞
いて、その「科学的根拠」の「実証実
験」をしたいと希望し、実際に自ら「鐘
の中」に潜り込み、その下に立って実験
するに至ったそうです。
その結果、その「大鐘」の音は、外から
聞くと、「ゴ~~~~~ン」と聞こえる
のに、「鐘の中」中央に立って聞くと、
内側に向かって音が集まる事から、干渉
し合ってしまい、「コ~ン」程度にまで
「減衰」してしまうと言う「科学的説
明」を、実証する事が出来たと言う事に
なり、その結果に大いに満足したと言う
事が「逸話」となって残っている訳なの
だそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-知恩院大梵鐘1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420知恩院大梵鐘23.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-大梵鐘の中に入る1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-大梵鐘内部1.jpg)
ちなみに、この「大鐘」が鋳造されたの
は、「江戸時代初期」の「1636年」
に、「第32世、雄誉霊厳上人」によっ
てだそうで、「京都、方広寺」や「奈
良、東大寺」と並び「日本三大梵鐘」と
呼ばれているそうです。
次に、「鐘楼」が造営されたのは、その
後の「1678年」だそうで、「第38
世、玄誉万無上人」によってだそうで
す。
総重量が「70t」と言われるこの「巨
大な梵鐘」は、口径2.74m、高さ
3.33mだそうで、「大晦日」に撞く「除
夜の鐘」の光景が特に有名で、TVの画
面にも良く登場する、定番的存在となっ
ている事で知られていて、「鐘」を撞く
のに総勢17人で、大きな掛け声ととも
に、呼吸を一つにして衝く光景が珍し
く、人気だそうで、毎年一週間くらい前
から、公開で「予行練習」が行われてい
るそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-公開予行練習daishoro_img02試し衝き.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-daishoro_img03除夜の鐘1.jpg)
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1.アルベルト・アインシュタイン
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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★大豆プロテイン100g中に植物性
たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
★低脂質(2.7g)です!
★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進
し、腸内健康の源となります。)
これを毎日食すると腸内発酵が促進さ
れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵
にチェンジするので、おならが臭くな
くなります。
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と、情報更新のお知らせが届くように
なりますのでなお嬉しいです。
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