【食育クイズ:Vol.1446】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「寺院の梵
鐘」にまつわる「伝説」について、おさ
らいクイズ(Vol.649)にチャレンジ致
しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-anntinnkiyohimedennsetu.jpg)
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「紀州(和歌山県)」にある、「天台宗」
の「寺院」として知られる「道成寺(ど
うじょうじ)」には、「能」や「歌舞
伎」、「浄瑠璃」等の演目として名高い、
「梵鐘」にまつわる「安珍・清姫伝説」
と呼ばれる、古い「伝説」がある事で知
られています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-270-道成寺.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-道成寺マップ.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-あんちん清姫伝説1-290x300.jpg)
その「伝説」とは、以下の通りの内容だ
そうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/420-安珍清姫伝説◯.jpg)
~「紀州、熊野」に、「安珍」と言う大
変美形な「修行僧」が参詣に来た。
旅の途中で「宿」を借りた「安珍」は、
一目惚れしたその宿の娘「清姫」から、
夜這いをかけられてしまい、当惑した
「安珍」は、帰りには必ずまた立ち寄る
と嘘をついて、そのまま立ち去ってしま
った。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300恋に落ちた安珍と清姫1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-s再会を約束し旅立つ安珍.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-帰らぬ安珍を探す清姫.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-髪振り乱し追いかける清姫1.jpg)
しかし、「安珍」の事を諦めきれない
「清姫」は、ひたすら「安珍」を追跡し
てきたので、「安珍」は「日高川」から
舟に乗って逃げ延びようとした。
すると「清姫」は、川に身を投じ、
「蛇」となって川を渡り切り、更に執拗
に「安珍」を追跡した。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-騙された事を知り怒り追いかける清姫.jpg)
「日高郡」にあった「道成寺」に逃げ込
んだ「安珍」は、「寺」の「梵鐘」を下
ろしてもらい、その中に隠れた。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-道成寺に逃げ込み鐘の中に隠れる安珍.jpg)
しかし「蛇」となって「安珍」を追いか
けてきた「清姫」は、その「梵鐘」に巻
き付き、「安珍」は「鐘」の中で焼き殺
されてしまった。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300蛇と化した清姫が鐘ごと安珍を燃やしてしまう.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300黒焦げとなった安珍の姿1.jpg)
こうして男女ともに「畜生道」に落ち、
「蛇」に「輪廻転生」してしまった「安
珍と清姫」は、「道成寺」の「住持」に
よって「供養」さると、それぞれが「熊
野権現」と「観世音菩薩」となり、「成
仏」するに至った。~
以上のように、「安珍・清姫」伝説と
は、「男女の因縁」と言う「世俗的」な
「しがらみ」を背負ったまま、「蛇」に
「輪廻転生」してしまった「安珍と清
姫」を、「道成寺、住持」による「法華
経」の「供養と法力」によって、「成
仏」させるに至ったと言う、「仏教説
話」となって、後世に語り継がれていっ
たと言う経緯になった訳なのです。
さて、本日は、この「安珍・清姫伝説」
にまつわる「梵鐘」について、おさらい
クイズにチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-anntinnkiyohimedennsetu.jpg)
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問題:「寺院」に「梵鐘」は欠かせない
ものですが、長い歴史を持つ「京都」の
「寺院」では、様々な伝説を秘めた「梵
鐘」がある事で知られていて、「陀羅尼
の鐘、伝説」を始め、「迎え鐘、伝説」
や、「撞かずの鐘、伝説」等々がありま
す。
さて、それでは、「安珍・清姫伝説」ゆ
かりの「鐘」がある事で知られている
「京都の寺院」とは、どれでしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.妙満寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285-妙満寺1.jpg)
2.建仁寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285-建仁寺1.jpg)
3.六道珍皇寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285六道珍皇子.jpg)
4.報恩寺
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285報恩寺.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「紀州、道成寺」の「鐘楼と梵鐘」は、
「安珍・清姫事件」が起こった事によ
り、焼失してしまった訳ですが、その後
「400年余」を経過した「1359年」
に、「道成寺」では、「梵鐘」を再興する
に至ったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-270-道成寺.jpg)
こうして無事に「梵鐘」が完成し、「鐘
楼」に釣り上げる段階になった時、「道
成寺」としては、当然の事ながら、伝説
の「清姫」の「怨念」を消し去る為に、
「女人禁制の鐘供養」をした訳なのです
が、その最中に、突然一人の「白拍子
(実は清姫の怨霊)」が出現し、「鐘供
養」を妨害する行為をし始めたそうで、
出現した「白拍子」は、その後一瞬にし
て「蛇」の「姿」に変わり、たちまちの
うちに「鐘楼」から「鐘」を引きずり降
ろし、その中へ消えていったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-白拍子1.jpg)
「鐘供養」に居合わせた「僧侶達」は、
この有様を目の辺りにして、この「蛇」
は「清姫の怨霊」に違いないとして、一
心に祈念をしたところ、ようやくにして
引きずり降ろされた「鐘」を、無事「鐘
楼」に釣り上げる事が出来たそうです。
しかしながら、「鐘」の中に消えていっ
た「蛇(清姫)の怨念」が消えていない
為なのか、この「鐘の音」は、決して良
い音色とは言えず、更にまた、「寺周
辺」に「災害」や「疫病」が続いた事も
重なった為、「道成寺」としては、「山
中」へ埋めてしまうに至ったと言う経緯
となった訳なのだそうです。
その後、更に時代が「200年」ほど過
ぎて、「天正年間」になった時に、「羽柴
(豊臣)秀吉」による「根来攻め(紀州
征伐)」が行われ、「道成寺」は「全山焼
き討ち」に遭い、焼失してしまうに至っ
たそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-200秀吉2.jpg)
その戦乱の最中、「秀吉」の「家臣」
で、「根来攻めの大将」であった「仙石
秀久」が、山中に埋められたままになっ
ていたこの「鐘」を見つけ、「合戦の合
図」に使用する目的で、掘り起こし、
「鐘の音」を利用するに至ったと言う経
緯があった訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-仙石秀久1.jpg)
こうしてこの「梵鐘」は、戦後そのまま
「京都」へ持ち帰られるに至ったそう
で、「道成寺」の「鐘供養」で解けずに
いたままと言われている「清姫の怨念」
を解く為に、「顕本法華宗」の「総本
山」である「妙満寺」に納められたそう
で、受け入れた「妙満寺」では、時の
「貫首(かんしゅ:天台座主の事)」で
あった「日殷(にちいん)大僧正」が、
「法華経」による「供養」を施した事
で、「清姫の怨念」が解かれるに至った
と言う経緯となったそうで、それ以降、
この「梵鐘」は、本来の美しい音色を取
り戻し、「霊鐘」となったと言う経緯と
なった訳なのだそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285-妙満寺1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-妙満寺鐘道成寺鐘.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-妙満寺霊鐘1.jpg)
ちなみに、「妙満寺」では、現在でも毎
年「春」になると「鐘供養」を執り行
い、「安珍・清姫の霊」を慰める儀式を
続けているそうで、「演劇」として「道
成寺伝説」を演じる「役者」達は、この
「鐘」に「芸道精進」を祈る事が「通
例」になっている訳なのだそうです。
ちなみに、「陀羅尼の鐘」は「建仁寺」、
「迎え鐘」は「六道珍皇寺」、「撞かずの
鐘」は「報恩寺」と言う事になります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285-建仁寺1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-建仁寺陀羅尼の鐘.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285六道珍皇子.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-六道珍皇寺迎え鐘1-289x300.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-285報恩寺.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/10/300-撞かずの鐘報恩寺1-291x300.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.妙満寺
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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