【食育クイズ:Vol.1642】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「祇王寺」
にまつわる「白拍子、祇王伝説」につい
て、おさらいクイズ(Vol.842)にチャ
レンジ致しましょう!
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「白拍子(しらびょうし)」とは、「平安
時代末期」から「鎌倉時代」にかけて起
こった「歌舞」の事を言い、主に「男
装」した「遊女」や、「子供」等が演ず
る、「今様」や「朗詠」を歌いながら
「舞う」と言った「芸能」の事を言いま
す。
「鎌倉時代初期」の「著作物」として知
られる「平家物語」を紐解くと、複数の
「白拍子」が登場する事で知られていま
す。
始まった当初の「白拍子」は、演ずる人
が、「水干(すいかん:平安時代の男子
の衣装の事)」を身にまとい、「烏帽子
(えぼし:男性が被る帽子の事)」を被
り、「白鞘巻(しろさやまき:腰刀の
事)」を腰にさして舞った事から、「男
舞」と呼ばれていたそうですが、やが
て、次第に「烏帽子」や「腰刀」が省か
れていき、「水干」だけとなってくに至
っていき、その頃から「白拍子」と呼ば
れるようになっていった訳なのだそうで
す。
「白拍子」を舞う「女性」達は、「遊女
の身」とは言え、「貴族や豪族」の屋敷
に出入りする事も多かった事から、高い
「見識」を持つようになっていったそう
で、例えば、「平清盛」の「愛妾」とな
った「祇王」や「◯◯」を始め、「源義
経」の「愛妾」となった「静御前」、「後
鳥羽上皇」の「愛妾」となった「亀菊」
等と言った、「貴紳」に愛されるに相応
しい、「見識の高い白拍子」も数多くい
た訳なのだそうです。
さて、本日は、「京都」で有名な「白拍
子」であった「祇王」にまつわる「逸
話」について、おさらいクイズにチャレ
ンジ致しましょう!
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問題:「清盛」からの「寵愛」を、自ら
が助けてあげた他の「白拍子」に奪わ
れ、邸宅からも追い出されてしまった事
により、自殺を考えた、「21歳」の
「白拍子、祇王」は、「母親」である
「刀自(とじ)」の説得で思い止まり、
「母」や「妹」の「妓女(ぎじょ)」と
共に、「尼寺」である「祇王寺」へ「出
家」し、「仏門」に入るに至ったと言わ
れています。
こうして「祇王寺」には、「祇王」、「刀
自」、「妓女」の三体の像が安置されてい
る事で知られていますが、もう一体、
「祇王」から「清盛」の「寵愛」を奪っ
てしまった「白拍子」の「尼僧像」も安
置されているそうです。
さて、それでは、この「人物」とは、誰
でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.白拍子・横笛
2.白拍子・小督(こごう)
3.白拍子・袈裟(けさ)御前
4.白拍子・仏(ほとけ)御膳
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「仏御前」は、「14歳」の時に「叔父
(白河兵内)」を頼って「上洛」し、そ
の後「白拍子」となったそうです。
その後「16歳」になった時、当時の
「最高権力者」であった「平清盛」に対
して、「飛び込み」で芸の売り込みを図
るに至ったのですが、その時に「清盛」
の寵愛を集めていたのは、「21歳」の
「白拍子、祇王」だった事から「門前払
い」されたそうです。
ところが、それを気の毒に思った「祇
王」が執り成して、「清盛」の御前に出
る事が叶うに至ったそうで、チャンスを
得た「仏御前」は、即興で「今様」を詠
み、歌い上げながら「舞」を演じたとこ
ろ、皮肉にも、引き合わせてくれた「祇
王」を押しのけて、一気に「清盛」の
「寵愛」を奪い取ると言う経緯となり、
「祇王」は追い出されてしまうに至って
しまった訳なのだそうです。
「平家物語」を紐解くと、をそれまで幸
せに暮らしていた母や妹と共に、「清盛
邸」を出ていく時の去り際に、「祇王」
が「障子」に書き残した「歌」が、書き
留められているそうで、その内容とは、
下記の通りだそうです。
~『萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の
草 いづれか秋に あはで果つべき』~
➡(現代語訳):~『春になって萌え出
る若葉も、霜に打たれて枯れる枯れ草
も、もとはといえば同じ野辺の草。一
時で言えば栄華の差はあるが、いずれ凋
落の秋に会わぬわけにはいかないでしょ
う。』~
➡(意訳):~『今は、スポットライト
を浴びている貴女も、捨てられてしまっ
た私も、元々は同じ野辺の草なのです
よ。貴女だっていつかは飽きられて、捨
てられてしまいますよ。』~
こうして「祇王」が詠んだ「歌」は、ま
さに「貴族統治」の時代から「武家統
治」の時代へと「大変遷」した激動の社
会において、更に、同じ「武家」のうち
でも、「平氏」から「源氏」へと政権の
中枢が変わると言う、未曾有の「カオス
で末法の世」さながらの「時代」に翻弄
されながらも、生きていこうとする人々
の心情そのものを著したものであり、
それは、「平家物語」の根底にある「諸
行無常」と言う「世界観」を象徴してい
る「歌」であった訳なのです。
栄華からどん底に引き落とされた「祇
王」は、去り際に、「仏御前」に対し
て、
~『今は幸せに暮らしていても、いつど
ん底に陥るかも知れませんよ。だからこ
そ、いつ、そのような試練が来ても耐え
られるように、心の準備をしていて欲し
いのです。』~
と訴えた「歌」だった訳なのです。
すると、この「歌」を読んだ「仏御前」
は、まさに「この世の栄華」は、儚いも
のであると悟るに至ったそうで、驚くこ
とに、僅か「17歳」であったにも関わ
らず、現状の「栄華」を捨て、「清盛」
の元を去って「出家」し、「妓王」達の
いる「祇王寺」を訪れるに至った訳なの
だそうです。
「栄華」を振り捨ててまで「出家」した
「仏御前」の「尼僧姿」を見た「祇王」
は、心の中に残っていた、彼女に対する
「恨みがましい心」が、瞬く間に「霧
散」したそうで、「母親」や「妹」と共
に「仏御前」を迎え入れ、以降、「四
名」共に、「無常の世の往生」を願う、
「念仏三昧」の日々を送ると言う経緯と
なった訳なのだそうです。
やがて時が過ぎて、「妓王・妓女・刀
自・仏御前」の四人は、それぞれ「祇王
寺」で見事「往生」を遂げるに至ったそ
うで、「長講堂」の「過去帳」にも、書
き加えられ、「墓標」も立てられ、それ
ぞれの「像」も安置されるに至ったと言
う経緯となった訳なのだそうです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.仏(ほとけ)御前
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★大豆プロテイン100g中に植物性
たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
★低脂質(2.7g)です!
★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進
し、腸内健康の源となります。)
これを毎日食すると腸内発酵が促進さ
れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵
にチェンジするので、おならが臭くな
くなります。
デドックス効果で身体もスッキリ!!
每日の食で「医者いらず!薬いらず!」
低脂質!ダイエットに最適な高たんぱ
くプロテイン!
国産の遺伝子組み換えでない大豆だけ
で作った「みそちゃんおじさんオリジ
ナル」の「スーパープレミアム大豆プ
ロテイン」です!
毎日の食に取り入れ、病気になりにく
い若々しい体を維持しましょう!
↓↓↓↓↓ここから入手!↓↓↓↓↓
https://6jika.thebase.in/
青森産大和しじみのお味噌汁!限定徳
用セットはここから入手!↓↓↓↓↓
https://6jika.thebase.in/items/25021970
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
と健康を守る活動をしています。大豆
ミートをはじめ、食に関するいろいろ
な情報を発信していますので、よろし
かったら一度遊びにきてくださると嬉
しいです。「いいね」もしてくださる
と、情報更新のお知らせが届くように
なりますのでなお嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.facebook.com/kokusanwanoka/