【食育クイズ:Vol.399】
「和食」にとって欠かせない日本の食
文化の一つに、「5大調味料」がありま
す。私たちはこれを
「さ・し・す・せ・そ」=
「さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤
油)、そ(味噌)」
と称して扱い、常に身近で無くてはな
らないものとしています。
さて、12月7日は、日本の醤油生産
の最大手である「野田醤油(キッコー
マン)」の創業記念日だそうです。
「キッコーマン(野田醤油)」の「醤油
作り」始まりは、江戸時代初期だそう
です。現在と同じ「千葉県野田市」の
地で、「江戸」への「醤油供給地」とし
てその礎を築きました。
「野田」という地は、広大な「関東平
野」で育まれた良質な「大豆」と「小
麦」、さらに「江戸湾」の「塩」など、
醤油作りに欠かせない原料の確保に最
適の土地でした。また、潤沢な「水」
と最適な「気候」、江戸に供給するため
の「江戸川の水運」にも恵まれ、以降
の大正6年(1917年)の現在の「キ
ッコーマン」の前身となる「野田醤油
株式会社」の正式創業にいたるまで、
「江戸(東京)庶民」の醤油の故郷と
して、大きく発展と繁栄を続けてきた
という経緯があるそうです。
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さて、本日は「醤油」にちなんだおさ
らいクイズにチャレンジしましょう!
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問題1.「醤油」とよく似ている調味料
で、日本だけでは無く、「東南アジア」
に広がる「魚醤」の文化があります。
「魚醤」と「醤油」との大きな違いは、
その「原料」で、「魚醤」は「魚介類(イ
カ、エビ、イワシ、アジ、ハタハタ、
アユ)」など「動物性」の食材を塩漬け
にして発酵させたもので、「植物性(大
豆、小麦)」の食材を発行させた「醤油」
とは全く異なっています。
日本の「魚醤」は、秋田の「しょっつ
る(原料:ハタハタ)」、奥能登の「い
しる(原料:イワシ)」、石川の「いし
り(原料:イカ)」などが有名で、動物
性由来なので、「醤油」に比べると、そ
の「コク」や「旨味」は「濃厚」にな
りますが、一方、「塩分濃度」が「醤油」
13~16%程に対し、「魚醤」は20%
~25%程と高くなるので、料理に入れ
すぎないにするような工夫が必要にな
るとされています。
さて、日本での「醤油」の発祥地は、
鎌倉時代に「和歌山県湯浅」に伝えら
れたものが原型とされていますが、「魚
醤」は何時代から日本にあったと言わ
れているでしょうか?次のうちから選
んで下さい。
1.縄文時代
2.弥生時代
3.奈良時代
4.平安時代
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問題2.現在「醤油」は大きく5種類
に分類されています。「濃口醤油」、「淡
口(うすくち)醤油」、「たまり醤油」、
「白醤油」ともう一つは何でしょう
か?次のうちから選んで下さい。
1.丸大豆醤油
2.再仕込醤油
3.減塩醤油
4.生醤油
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問題3.日本では、「醤油」の「製造方
法」を、「JAS(日本農林規格)」で定め
ています。その「製造方法」は3種類
で、「本醸造」、「混合醸造」、「混合方式」
に分類されています、そのうち日本の
醤油製造の8割を占める、「本醸造」の
定義として正しくないものが一つあり
ます。それはどれでしょうか?次のう
ちから選んで下さい。
1.「添加物」を一切加えず、また人為
的に温度調整をせず、「四季の温度変化」
のみに醸造を委ねたもの
2.醸造期間を短くするため、「酵素」
や「微生物」を添加してつくられたも
の
3.醸造期間を短くするために「温度
調節」をしてつくられたもの
4.「もろみ」に「アミノ酸」液を混ぜ
て醸造したもの
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問題4.日本の大豆の自給率は衰退の
一途を辿っていて「虫の息」状態だと
言われています。世界一大豆の食べ方
を持っていて、大豆から作った食品が
多い日本では、多くの日本人が遺伝子
組み換えでない「国産大豆」作られた
食材を食べたいと思うようになってき
ました。さて、国産大豆で作った「醤
油」を意識して利用したい思う人が増
えてきた今、「国産大豆」で作られた「醤
油」は、全体の何%くらいあるでしょ
うか?次のうちから選んで下さい。
1.約2%程度
2.約5%程度
3.約10%程度
4.約20%程度
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
問題1.日本の「縄文時代」には3つ
の種類の「醤(ひしお)」が作られてい
た事が分かっています。
1.「草醤(くさびしお)」:野菜、果物
を発酵させて作ったもの
2.「肉醤(ししびしお)」:鶏や獣の肉
を発酵させて作ったもの
3.「魚醤(うおびしお)」:魚やえび類
を発酵させて作ったもの
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日本人は、今から少なくとも5000
年以上前の「縄文時代」から、「植物性」
や「動物性」由来の「調味料」の原型
らしきものを使用していました。とこ
ろが、「6世紀頃以降から明治時代」に
なるまで、「仏教」の影響で「食肉禁止
令」がたびたび出されるようになると、
「醤」も「動物性」のものより「穀醤
(醤油の原型)」など、「植物性」のも
のが広く使われるようになっていった
という、日本ならではの史実がありま
す。特に「魚醤」には、魚独特の生臭
さがあるため、「植物性食材」が主体で
ある「和食文化」が広まるに連れ、風
味を合わせるのが難しい「魚醤」は敬
遠されていったという経緯が見てとれ
ます。
↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓
1.縄文時代
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問題2.醤油5分類の説明は下記の通
りです。
1.「濃口醤油」:最も一般的な「醤油」
で、生産量は全体の80%を占めてい
ます。「塩味」の他に、深い「旨味」、
まろやかな「酸味」、味をひきしめる「苦
味」を合わせ持ち、色合いは「透明感」
のある「明るい石橙色」をしています。
「調理用」、「卓上用」と幅広く使える
万能調味料として、シェア率もダント
ツ1位です。
2.「淡口(うすくち)醤油」:色が淡
く、香りのおとなしい醤油ですが、「食
塩」の量が「濃口醤油」よりも1割程
度多いのが特徴です。
素材の持ち味を生かす「炊き合わせ」
や、「含め煮」などの調理に最適とされ
ていて、「兵庫県龍野」が発祥の地と言
われています。
3.「たまり醤油」:昔、「豆みそ」を作
っている過程で、「味噌」から生まれた
醤油です。色が濃く、とろみがあって
うま味が強く、独特の香りがあります。
お寿司やお刺身、照り焼きなどに合う
と言われている醤油で、主として「豆
みそ」の産地である「東海地方」で作
られています。「豆みそ」が「大豆」だ
けで作られるので、「小麦」をまったく
使わない「醤油」もあるそうです。
4.「再仕込醤油」:一般的に「醤油」
は「麹」を「食塩水」入れて仕込みま
すが、この醤油は、「食塩水」の代わり
に「生醤油」に仕込むのが特徴です。
従って「色」、「味」、「香り」ともに「濃
厚」になり、別名「甘露醤油」とも言
われています。「お寿司」、「お刺身」、
「冷奴」など、こだわりの「卓上用」
として使われています。「山口県柳井地
方」が発祥の地と言われていて、全体
的に「生産量」はわずかですが、現在
では全国各地で作られています。
5.「白醤油」:「淡口醤油」よりさらに
色の淡い「琥珀色」の色合いが特徴の
醤油です。味は「淡泊」ですが、「甘味」、
「塩味」が強く、「独特の香り」があり
ます。「お吸い物」や「茶わん蒸し」、
「漬物」などにも使われています。
主原料がほとんど「大豆」の「たまり
醤油」と真逆で、「白醤油」は主原料の
ほとんどが「小麦」で作られ、「大豆」
をまったく使わない場合もあるそうで
す。
↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓
2.再仕込醤油
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問題3.国内で流通している醤油の約
8割が本醸造タイプの醤油で、残りの
2割が「混合」、「混合醸造」の醤油と
いうことになります。「本醸造」は、「ア
ミノ酸液」を使っていないタイプの「醤
油」全般のことを指します。
「JAS」が定める醸造方法の基準は、
「アミノ酸液」を使っているかどうか、
そして「アミノ酸液」を入れるタイミ
ングによって、「本醸造」タイプか「混
合」タイプかに大きく分類しているだ
けなので、その他の項目による分類分
けとしての定義はありません。
↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓
4.「もろみ」に「アミノ酸」液を混ぜ
て醸造したもの
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問題4.現在「国産」の大豆でつくら
れている「醤油」は1.7%ほどしかあ
りません。ましてや「国産有機」の大
豆となると相当貴重なものになります。
大豆の関税は、アメリカからの外圧も
あって、はるか以前からゼロであり、
「国際自由競争」となっています。そ
もそも狭い国土で、手作り的生産を余
儀なくされてきた日本の「大豆農業」
と、広い国土で「大規模・大量・高効
率」で生産するアメリカなどの農業と
比べれば、「価格競争力」が劣るのは当
たり前で、「関税撤廃」によって生じた
致命的な「価格差」によって、「国産大
豆」の自給率は下がることはあっても
上がることは無い状況が続いています。
現在のように低価格の大豆が当たり前
のように日本に入ってくる状況が、未
来永劫的に継続する状況では無くなっ
ています。益々顕著化されてきた、「中
国」による「南シナ海」、「台湾」、「尖
閣」への「侵略行為」や、アメリカの
親中派大統領の誕生、日本の政財界中
枢の多数を占める親中派の政策拡大に
よって、大豆が「マスク」のように、
「入ってこない」、「高額になる」とい
う危険性が垣間見えています。
このように、日本人の「食の安全保障」
について、私たち一人ひとりが思い直
すときがきているのではないでしょう
か?
↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓
1.約2%程度
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
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