【食育クイズ:Vol.624】
本日も「関西地方(三重県、滋賀県、
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和
歌山県)」の「食や地域」の文化につい
て、おさらいクイズにチャレンジしま
しょう!
本日は、「滋賀県」(Vol.13)の「食
文化」や「郷土文化」、「歴史」などに
ついて、食の観点からのクイズです。
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「滋賀県、東近江市」は、「江戸時代」
から「明治時代」にかけて、「日本三
大商人」の一つとして名を馳せる「近
江商人」ゆかりの地で、特に「五箇荘
金堂町(ごかしょうこんどうちょう)」
周辺には、現在でも「近江商人」の立
派な屋敷が立ち並んでいて、国の重要
伝統的建造物群保存地区に選定され、
平成27年には「日本遺産」にも認定
されている地域として有名な観光スポ
ットとなっています。
「五箇荘」を訪れると、まるでタイム
スリップしたような町並みが残されて
いて、水路には清らかな水が流れ、錦
鯉が優雅に泳ぎ、映画などのロケにも
利用されているそうです。また、実際
の近江商人屋敷3館が公開されていて、
多くの人達が訪れる観光スポットとし
てその名を馳せています。
「天下人」になった「秀吉」や、その
後天下泰平の江戸時代を築いた「家康」
に共通している点の一つとして、産業
や経済を発展させ、庶民を豊かにさせ
たところがあります。国、地域、民を
豊かにする事こそ、日本史に名を刻み、
成功する指導者の証しであるとも言え
う訳です。
残念ながらこの見地から言えば、少な
くともこの30年あまりの日本には、
後世の歴史に名を残すような指導者は
全く現れませんでした。「田中角栄」
総理は「台湾」を切り、「中国共産党」
と手を結び、現在の「親中王国日本」
を生み出すきっかけを作り、現在の悪
名高き「二階幹事長」が、異常とも言
える頑なさで、しっかりと「親中最優
先主義」を引き継ぎ、実践しています。
次いで「小泉」総理は、「二階幹事長」
と同様に悪名高き「竹中平蔵」氏と組
んで「アメリカ」に屈し、「グローバ
ル化」の尖兵となり、「民営化」と称
して徹底的に古き良き日本の基本構造
を破壊し、現在の格差社会を生み出す
きっかけを作り、現在でもその息子で
ある「小泉進次郎」環境相が受け継ぎ、
「竹中平蔵」氏に至っては今だに「菅
総理」の側近として君臨し、議会を通
さない、政府主導の「自己利益中心」
の政策作成に深く関わり、「グローバ
ル化政策」推進と、「格差拡大」に邁
進し、両者とも、「庶民の幸せ」など
全く眼中に無い、「国民」を愛さない
態度を、至極当たり前に、正々堂々と
取り続けています。
更にトドメは、「橋本総理」や、「安倍
総理」で、「財務省」に屈してしまい、
国民を苦しめ、経済発展を妨げる「消
費増税」と「緊縮財政」を同時に実施
してしまい、日本の経済発展を致命的
レベルまで妨げて、20年間GDPア
ップ無しの状態に大きく貢献してしま
った訳で、およそ「秀吉」や「家康」、
明治政府の偉人たちのように、日本と
日本人を主語とし、庶民の豊かさを最
優先に考えてきた指導者とは180度
異なる政治しか出来なかった30年だ
った訳です。こうして増税で庶民が窮
する一方で、大企業には減税をし、中
国とのパイプを太くし、生産拠点を日
本から中国に移転し、「中国」のGDP
アップに大きく貢献してきたという経
緯があり、中国から得られた利益は日
本と日本人ではなく、自己利益として
回収すると言う、極めて自己本位的な、
まさに「民」の事を考えない、これま
での日本の歴史には見当たらないよう
な「汚点」を積み上げていると言う、
極めて情けない状況が続いている訳で、
現在の日本はまるで「後進国」のよう
に、「中国」や「アメリカ」の経済植
民地化し、自主独立できない「三流国」
になり下がろうとしている深刻な状況
であると考えられています。
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さて、本日は、「江戸時代」から「明
治時代」を支えてきた「近江商人」の
凄さに学び、本来的な日本人の「精神
性」とは何かという命題にチャレンジ
してみましょう!
「江戸時代」の日本の産業は「関西地
区」にフォーカスされていて、「近江
商人」、「大坂商人」、「伊勢商人」の
「日本三大商人」が活躍し、「江戸時
代中期」頃になると、そこに当時世界
最大規模と言われる人口100万人規
模にまで発展した、世界最大の都市
「江戸」が君臨するようになり、まさ
に「天下泰平」の世が続く中、日本の
産業は大きく発展していったという経
緯があります。
「近江商人」は、「江戸、大坂、京都」
の三都をはじめ、日本全国に進出し、
商品や産品を全国に流通させた功績が
あり、「豪商」と呼ばれる人物も多く
排出し、彼らが「明治時代」の「殖産
興業」政策に大きく貢献してきたとい
う経緯があります。
「近江商人」の「経営哲学」は「三方
よし」と言われています。この「売り
手よし、買い手よし、世間によし」と
言う考え方は、現在のグローバリスト
の基本的考え方である「自己利益最優
先」、「株主利益最優先」と言う、極め
て「利己的」なものではなく、「自ら
の利益のみを追求することをよしとせ
ず、社会の幸せを願う」と言う、極め
て「日本」と「日本人」が昔から培っ
てきた「基本的精神性」に基づいたも
のであった訳なのです。
「豪商」となった「近江商人」は、
「明治時代」になると、「富国強兵」
や「殖産興業」に大きく貢献し、「黒
船来航」から押し寄せた欧米による
「日本侵略」の脅威から、日本と日本
人を防衛する「礎」となっていったと
いう経緯がある訳です。
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さて、本日は、忙しい「近江商人」の
「夏バテ予防」で食されていたと言わ
れる、「東近江」地区発祥の「泥亀汁
(どんがめじる、どろがめじる)」に
ついて、おさらいクイズにチャレンジ
しましょう!
問題:夏になると「夏バテ予防」とし
て「東近江市」で食べられる「郷土料
理」に、「泥亀汁」があります。さて、
それでは、「亀」に見立てられている
メインの食材とは何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.ウリ
2.ナス
3.カボチャ
4.餅
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「泥亀汁」は、食欲が出ない夏に、ス
ルスルかき込める事が容易な「汁物料
理」として、「近江商人」が忙しく活
躍し始めた「江戸時代」に作られるよ
うになったと言われている、「東近江」
地域の「郷土料理」です。「メイン」
の食材は、夏が旬の「ナス」で、体の
熱を逃がす「カリウム」が多く含まれ
ています。他の材料は「ゴマ」と「味
噌」で、非常にシンプルな仕様になっ
ていますが、「ゴマ」の「ゴマリグナ
ン」は高い「抗酸化機能」や「代謝促
進機能」があり、「味噌」は「塩分」
補給や「アミノ酸」補給効果があるの
で、夏期においての栄養補給面からみ
ても優れている訳なので、科学的な知
識が無かった「江戸時代」であっても、
夏バテに良い食べ物や食べ方が何であ
るかを、しっかりと分かっていたと言
う事が伺い知れる料理だと言えます。
ちなみに、「泥亀汁」という一風変わ
った命名の由来ですが、「ナス」は味
がしみ込むように格子型に切れ目を入
れますが、それが亀の甲羅のように見
えた事に合わせて、「ゴマ」をすって
「味噌」と一緒に溶かした味噌汁の色
合いが、「泥」のように見えた事から、
まるで泥の中から亀の甲羅が姿を表し
ているように見えるので「泥亀汁」と
呼ばれるようになっていったそうです。
コロナ禍の緊急事態宣言下の開催であ
り、梅雨も明け、厳しい暑さが到来し
た矢先の、明日23日に開催される
「東京オリンピック」ですが、最も苦
しいのは参加選手かも知れません。
何よりも「一体」となって応援してく
れる観客も不在なのです。そんな三重
苦の選手たちに少しでも日本の食文化
に触れてもらい、元気になってもらえ
たらと思う人も多いのではないでしょ
うか?
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.ナス
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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