【食育クイズ:Vol.625】「滋賀県」の名物「特産品」おさらいクイズ! 琵琶湖の固有種「○○」!「○○」とは何?

 

【食育クイズ:Vol.625】

 

本日も「関西地方(三重県、滋賀県、

 

京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和

 

歌山県)」の「食や地域」の文化につい

 

て、おさらいクイズにチャレンジしま

 

しょう!

 

本日は、「滋賀県」(Vol.14)の「食

 

文化」や「郷土文化」、「歴史」などに

 

ついて、食の観点からのクイズです。

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

今年(2021年)2月、「滋賀県」の

 

「三日月」知事が定例記者会見で、

 

「琵琶湖」の酸素を多く含む「表層」

 

の水が、「下層」の水と混ざり合う

 

「全層循環」と言われている自然現象

 

が、2年連続で確認されていないと言

 

う環境不順問題について、「琵琶湖」

 

の「北湖」で、3年ぶりにその現象が

 

確認された、と言う明るい話題があり

 

ました。

 

 

「全層循環」とは、「琵琶湖の深呼吸」

 

とも呼ばれている自然現象で、これに

 

よって、「湖底」の「低酸素水域」が

 

改善され、「琵琶湖」の本来的な「生

 

態系」が維持されてきたと言う、非常

 

に重要な「自然現象」の事を言います。

 

この「全層循環」とは、「冬」になる

 

と「琵琶湖」の表面の水が冷やされる

 

事から始まるそうです。冷やされた水

 

は重くなる性質があり、暖かいと軽く

 

なるという性質があるため、冬の寒さ

 

で冷やされた「琵琶湖」の「表面」の

 

水が沈み込み始めます。その沈み込み

 

が「湖底」部分まで届いたとき、「全

 

層循環」が確認された、と言う事にな

 

る訳です。

 

 

さらに、水は冷やされると「酸素」を

 

多く含むという性質があるため、この

 

冷たい水が「琵琶湖」の「湖底」まで

 

届く事によって、多くの「酸素」も運

 

ばれる事になります。「琵琶湖」の

 

「湖底」部分では、水の循環現象が起

 

こらない「春から秋」にかけての間、

 

その「酸素量」はどんどん減少してい

 

きます。それが「全層循環」によって、

 

「酸素の循環」現象も起きるので、

 

「湖底」に棲息する生物にとって、欠

 

かす事のできない「恩恵」となってい

 

る訳です。

 

この「湖底」まで「酸素」を届けると

 

いう「全層循環」こそ、昔から「琵琶

 

湖が深呼吸している」とか、「琵琶湖

 

が息をしている」と言われてきた所以

 

である訳です。

 

「全層循環」は統計によると、通常1

 

月~2月頃「確認」される事が多かっ

 

たのすが、近年は「温暖化」の影響や、

 

夏期の「異常高温気象」等の理由によ

 

って、冬になっても「琵琶湖」の水面

 

温度が下がらず、「全層循環」が発生

 

する時期が遅くなる傾向があり、つい

 

にここ2年間においては、「全層循環」

 

が起きないまま、暖かくなる「春」を

 

迎えてしまったという経緯になります。

 

このように、色々な環境や人間社会の

 

の変化によって、「琵琶湖」の本来的

 

な「生態系」が溶解しつつあるのが深

 

刻な現実となった訳で、「固有種」等

 

の「絶滅危惧種」化や「絶滅寸前種」

 

化に歯止めがかからないと言う、危機

 

的状況が更に露呈されてしまっていた

 

のが、今年になって多少安堵感のある

 

明るい話題として、「滋賀県知事」が

 

発表したと言う事になります。

 

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さて、本日は、「琵琶湖水系」の「固

 

有種」の一つとして有名な「○○」に

 

ついて、おさらいクイズにチャレンジ

 

しましょう!

 

問題1.以下の淡水魚介類のうち、

 

「琵琶湖」の「固有種」として認定さ

 

れているものが一つあります。それは

 

どれでしょうか?次のうちから選んで

 

下さい。

 

1.ギンブナ

 

 

2.セタシジミ

 

 

3.ヤリタナゴ

 

 

4.アブラボテ

 

 

問題2.以下の説明文の中に、問題1.

 

の「琵琶湖、固有種」である「○○」

 

の説明で間違っているものが一つあり

 

ます。それはどれでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.絶滅寸前種である

 

2.7000年前(縄文時代早期)の化

 

石が発見されている

 

3.昭和30年初期には琵琶湖漁獲量

 

の50%以上を占めていた

 

4.雌雄同体である

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓

 

【解説】

 

問題1.問題2.両方の説明です

 

「セタシジミ」は、もともと「琵琶湖

 

水系」にしか生息していない「固有種」

 

で、「琵琶湖」から流れ出る「瀬田川」

 

河口付近が「最大産地」だったの事が、

 

その命名の由来になっていると言われ

 

ています。

 

 

 

同じ河川などに生息する淡水系の「マ

 

シジミ」は、「雌雄同体」なのですが、

 

「セタシジミ」は、個体により「雌」

 

の区別があり、体外受精を行うのが特

 

徴だと言われています。

 

「セタシジミ」の主な生息場所は、

 

「底質」が「砂、砂礫、小礫、砂泥」

 

などの、水深10m以浅のところだそ

 

うです。昭和40年代頃までは、「琵

 

琶湖」漁業の漁獲高の50%以上を占

 

めていたので、「琵琶湖」周辺の岸辺

 

にもたくさん生息していたそうで、水

 

遊びを楽しむ子供たちが足で貝をつか

 

んで持ち帰り、晩ごはんのおかずにし

 

ていたという風物詩も、当たり前のよ

 

うにあったと言われているそうです。

 

その食べ方としては、「しじみ汁」を

 

はじめ、「しぐれ煮」、「しじみご飯」

 

等が主で、「庶民」の日常的な食べ物

 

の一つであった訳です。

 

 

 

 

しかしながら、「昭和」の高度成長期

 

のなると、地域の環境や人々の暮らし

 

が大きく変化し、土地開発によって

 

「琵琶湖」の「砂地」は無くなり、更

 

に「産業排水」や「生活排水」などの

 

影響によって、その「棲息場所」が奪

 

われてしまい、収穫量が激減し、現在

 

では「絶滅寸前種」となってしまった

 

と言う経緯があります。

 

こうして、かつては「12月~4月」

 

に旬を迎える「セタシジミ」は、身が

 

ふっくらとし、美味しくなる事から

 

「寒シジミ」とも呼ばれ、その名を馳

 

せてきましたが、現在では「希少食材」

 

となっている訳です。

 

 

 

かつて昭和30~40年代頃の「セタ

 

シジミ」の漁獲量は、「琵琶湖」漁業

 

全体の漁獲量の50%以上を占めてい

 

て、「滋賀県」の重要な漁獲対象種で

 

したが、その後の「琵琶湖」周辺環境

 

の激変により、その漁獲量は、昭和

 

32年の6,072トンをピークに減少

 

をし続け、昭和61年以降には300

 

トンを割り込み、平成19年にはピー

 

ク時の約120分の1の52トンにま

 

で減少してしまったという経緯があり

 

ます。

 

 

「滋賀県」では、現在、「セタシジミ」

 

の復活を期し、県を挙げての取り組み

 

を始めています。具体的には「セタシ

 

ジミ種苗生産放流技術」の開発による

 

「稚貝の生産」と「放流」から始まり、

 

「湖底の耕耘」作業を行って「棲息地」

 

を拡大したり、「水草の除去」等の

 

「環境改善」活動を実施しているそう

 

です。また、「セタシジミ」を「資源」

 

として考え、「乱獲」をしない事や、

 

「小さな貝は獲らない」等のルール作

 

りもして、増やしていく方向に特化し

 

た取り組みをしているそうです。

 

現在では、こうした努力が少しずつ実

 

り、まだ100トンレベルでの推移で

 

はありますが、下げ止まりから上昇傾

 

向に転換し始めたそうです。

 

 

日本で唯一の「寒シジミ」の復活に向

 

けて、一刻も早く「絶滅寸前種」とい

 

う位置づけから脱出してもらいたいと

 

思う「セタシジミ」好きの人は、多く

 

いらっしゃるのではないでしょうか?

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

問題1. 2.セタシジミ

 

問題2. 4.雌雄同体である

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

とを明らかにしました。

 

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