【食育クイズ：Vol.６５２】
本日も「関西地方（三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府）」の「食や地域」の文化につ
いて、おさらいクイズにチャレンジし
ましょう！
本日は、「和歌山県」（Vol.11）の
「郷土文化」、「歴史」などについて、
クイズをしながら学んでいきましょう。
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問題：昔から、「和歌山県、西牟婁
（むろ）地方」で、「巻きずし」を作
る時、「海苔」の代わりとして巻いて
いるものとは何でしょうか？
次のうちから選んで下さい。
１．高菜
２．昆布
３．湯葉
４．わかめ
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
戦前の頃までは、「海苔」などの「海
産物」が入手し辛かった「和歌山県」
の「山間部」では、「海苔」の代わり
に「湯葉」を巻いた「巻き寿司」が各
家庭の定番だったそうです。
「山間部」地域でも簡単に入手できる
「大豆」から作った「大判」の「生湯
葉」を使った「巻き寿司」が、この時
代にはよく作られていた訳で、作り方
としては「湯葉」には味はつけず、代
わりに色をつけて、湯葉本来の「黄色」
と 「赤色」との組み合わせは「祝い
事」に、「葬式」等「不祝儀」のとき
は「緑色」を組み合わせて、色によっ
て使い分けされていたそうです。
「鎌倉時代」に「禅宗」の影響で大き
く発展・成熟した日本の「精進料理」
文化の中に「巻き寿司」が含まれてい
ますが、「海苔」の代わりに「湯葉」
を使用すれば、「精進料理」を必要と
する「仏事」等にも問題なく利用でき
るので、「和歌山県、山間部」の人た
ちが考案した生活の知恵だった訳です。
こうして昔から培われてきた「和歌山
県」の「寿司文化」は、現在では「大
地の恵み」と「海の恵み」が詰め込ま
れている名物「食文化」となっている
訳なのです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
２．湯葉
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD（慢性
閉塞性肺疾患）」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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