【食育クイズ:Vol.1019】「京都府」の「京町家」おさらいクイズ! 「京町家」の通路にある「板」や「衝立」は何と呼ばれている?

 

【食育クイズ:Vol.1019】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、和

 

歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、大阪

 

府)」の、主として「食文化」や「歴史」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、昔か

 

ら先人たちが培ってきた、「文化」や「伝

 

統」、「歴史」等の素晴らしさを、クイズを

 

楽しみながら知見を高め、共有して参りま

 

しょう!

 

本日は、「京都府」の「京町家」について、

 

おさらいクイズ(Vol.224)にチャレンジ

 

致しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京町家」の始まりは、「平安時代」に遡る

 

と言われています。

 

「平安京」の時代になると、地方から徴用

 

されてきた「ものづくり」の職人達や、「商

 

い」を営んでいた人々が、日本の「都」の

 

住民として「京都」に定住するようになっ

 

ていきます。

 

それらの人々は、「公家」達から、通りに面

 

した「屋敷」の土地を買い取り、自らの暮

 

らしの拠点とするようになっていったそう

 

で、そこに小屋を造ったのが「京町家」の

 

始まりと言われています。

 

こうして「大路」や「小路」と言われる

 

様々な「通り」に店を開いて商売を行い始

 

めたとされる「京町家」の原型は、次第に

 

軒を連ねて建ち並ぶようになっていったと

 

言う経緯があり、「京都の通り」は、単に通

 

行の用だけに供するものだけでは無くなっ

 

ていったそうで、会話や、様々な活動が営

 

なまれる場と発展していったと言う経緯が

 

ある訳になります。

 

 

このように、「京都」では、「通り」に囲ま

 

れた内側にコミュニティを形成したと言わ

 

れている「欧米型の都市文化」とは異なり、

 

「通り」を挟んだ「両側の町並」と言う、

 

日本独自のコミュニティを形成していった

 

と言う事になる訳なのです。

 

 

やがて「天下泰平」の「江戸時代」になり、

 

長期的な社会安定が成立し、経済が順調に

 

成長するようになると、都市住民の生活が

 

飛躍的に豊かになり、様々な技術が発達し、

 

建築技術の合理化も進んだそうです。

 

それらの「技術」が「標準化」され、「規格

 

化」され、「畳」や「建具」等の寸法等が統

 

一されるようになると、「家屋の建具」等が

 

「共有」できるようになり、更に「共通の

 

寸法体系」や、素材による「統一性のある

 

建築意匠」が形成されていったと言う経緯

 

があり、それが現在にまで継承されている

 

「京町家」の原型となっていったと言う事

 

になる訳なのです。

 

 

 

こうして、高度に都市化され、洗練された

 

「都市居住文化」によって築かれてきた

 

「京町家」の有り方は、「京都」発信の「文

 

化や産物」の流通と共に、日本各地に広が

 

っていったそうで、日本全国の「町家建築」

 

に大きな影響を与えてきたと言う経緯があ

 

る訳になるのです。

 

「京町家」と言う呼び方は新しく、現在の

 

「京町家」の定義とは、1950年(昭和25

 

年)以前に「京都市内」に建てられた「町屋」

 

を含む「木造家屋」とされているそうです

 

が、その背景にあるものは、「京都」の伝統

 

的な悠久の時の流れの中で発祥し、育まれ

 

てきた、「奥深い」文化であると言う事に間

 

違いは無いと言えるでしょう。

 

さて、本日は、この「京町家」について、

 

おさらいクイズにチャレンジ致しましょ

 

う!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:「京町家」の建物内部の通路には、

 

「板」や「衝立(ついたて)」で区切られ、

 

家の人の許可が出るまで、その先に入って

 

はいけない境界線のようなものが設けられ

 

ているそうです。

 

 

さて、それでは、それは何と呼ばれている

 

でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.走り庭

 

2.嫁隠し

 

3.坪庭

 

4.犬矢来

 

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【解説】

 

「京町家」の「嫁隠し(よめかくし)」とは、

 

「通り庭」で目にする「幅半間(約90㎝)」

 

程の「板」や「衝立(ついたて)」の事を言

 

います。

 

 

 

 通りに面して建てられている「京町家」で

 

は、表に面している場所で「商売」をして、

 

「奥の間」で暮らすと言う設計になってい

 

るので、この「嫁隠し(板や衝立)」から奥

 

の部分は「生活空間」であると言う「目印」

 

と言う事になり、家の人の許可なくそこか

 

ら「奥」に立ち入らないと言うのが、暗黙

 

のルールとなっていったと言われています。

 

 

先の世界大戦の時、恐ろしい事に、「アメリ

 

カ」は、「京都」に「原爆」を落とす予定だ

 

ったそうです。

 

「終戦間際」になると、日本各地の都市に

 

は、連日のように「アメリカ軍」による

 

「無差別爆撃」が行われるようになり、全

 

国的に数多くの「町家」が失われてしまい

 

ましたが、「原爆投下予定地」だった「京都」

 

には、通常の「無差別爆撃」が行われず、

 

その結果として、「江戸時代」から「明治時

 

代」にかけて建築された数多くの「京町家」

 

が、奇跡的に焼失せずに残ったと言う経緯

 

がある訳になります。

 

終戦後、それらの焼け残った「京町家」は、

 

昭和40年代以降の「高度成長時代」になる

 

と、「建て替え」で減少し始めたそうで、せ

 

っかく焼けずに残った貴重な「観光資源」

 

の消失を防ぎたいと思う「京都市」は、現

 

行の「建築基準法」が施行された「昭和25

 

年」以前の古い木造住宅をひとくくりにし

 

て「京町家」と呼び、保護する方向に舵を

 

切ったと言う経緯になったそうです。

 

こうして「京町家」の名称は、その特徴を

 

「鰻の寝床」、「鰻ずまい」、「職住一致」等

 

と定義され、新しい呼び名として、この頃

 

から使われるようになったと言う経緯にな

 

る訳なのだと言われています。

 

 

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2.嫁かくし

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

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