【食育クイズ:Vol.1061】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」をテーマとし
た地域社会の在り方や、昔から先人た
ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等
の素晴らしさを、クイズを楽しみなが
ら知見を高め、共有して参りましょ
う!
さて、本日は、「京都府」の「葵祭」
にまつわる「名物神事(行事)」につ
いて、おさらいクイズ(Vol.265)
にチャレンジ致しましょう!
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「葵祭(あおいまつり)とは、正式に
は「賀茂祭」と言うそうで、「京都」
の「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」と、
「賀茂御祖神社(下鴨神社)」とで、
毎年「5月15日」に行なわれる「例
祭の事を言います。
また、「石清水八幡宮」の「南祭」に
対し、「北祭」とも言われ、古く「平
安時代」には、「祭」と言えば、この
「賀茂祭」の事を言ったそうです。
5月の「葵祭」、7月の「祇園祭」、
10月の「時代祭」は「京都三大祭」
と言われ、その成立の時期や事情を始
め、行事内容がそれぞれ大きく異なっ
ている事から、日本の「祭り文化」の
3つのタイプを示しているとされてい
て、その中でも「葵祭」は、「庶民の
祭り」の代表格と言われている「祇園
祭」に対して、古くから「賀茂氏と朝
廷」とが執り行っていた「行事」を、
「貴族」達が見物に訪れたと言う、
「貴族の祭り」の代表格であると言う
事になると言われています。
従って「葵祭」は、「平安時代」以来
から、「国家が取り扱う行事」だった
と言う歴史があり、「葵の花」を飾っ
た「平安時代の装束」での行列が有名
な、「日本の祭」の中でも数少ない、
「王朝風俗の伝統」が残されている
「祭り」である訳なのです。
こうした5月の「葵祭(賀茂祭)」と、
3月の「春日祭」、9月の「岩清水祭」
の3つの祭りは、「勅祭」と言われる、
「天皇」の「勅使(使者)」が派遣さ
れて執行されると言う、「神社の祭祀」
としては「代表格」と言う事になる訳
なので、「三勅祭」と言われる所以で
ある訳なのです。
従って「葵祭」の主役は、「天皇」が
派遣する「勅使代」と言う事になり、
例えば、「源氏物語」に登場する、「光
源氏」が「勅使」を勤める場面が、
「葵祭」の主役が何たるかを、印象的
に表していると言う事になる訳なので
す。
ちなみに、「賀茂氏(かもうじ)」とは、
「賀茂(加茂・鴨・加毛)」を「氏」
の名とする氏族の事を言い、「日本神
話(古事記)」に登場する生産や創造
を司る神の「神魂命(カミムスビ)」
の末裔(まつえい)と言われ、代々
「賀茂神社」に奉斎し、「山城国(現
京都)」の地を支配してきたそうで、
「下鴨社」では「鴨長明」、「上賀茂社」
では「賀茂真淵」等の著名な人物が、
日本の歴史上に登場します。
また、「賀茂祭」が「葵祭」と呼ばれ
るようになったのは、「天下泰平」と
なった「江戸時代」の「1694年(元
禄7年)」になってからだそうで、15
世紀に勃発した「応仁の乱」以降、
「京都の地」は戦乱に明け暮れたため、
「京都」の「王朝・貴族文化」が荒廃
してしまい、「賀茂祭」は200年以上
中断していたのが、この時から再興さ
れたと言う経緯になります。
この再開に際して、当日の「内裏宸殿」
の「御簾」をはじめ、「牛車(御所
車)」、「勅使」、「供奉者の衣冠」、「牛
馬」に至る迄の全てを、「葵の葉」で
飾るようになって、この時から「葵祭」
と言う呼び名が命名されたと言う経緯
になった訳なのです。
また、「葵の葉」は、「二葉葵(別名、
賀茂葵)」がそもそも古代からの「賀
茂神社の神紋」だったそうで、そこに
「天下太平」を成し遂げた「徳川家」
の家紋である「三つ葉」の原型が「二
葉葵」とも言われた事もあり、また、
「徳川家康」の先祖である「松平信光」
が、「賀茂朝臣」と言う名を称してい
た事や、「松平氏」そのもの出身地が
「三河、賀茂郡、松平郷」でもある事
等々…の、種々の理由が重なっていた
事から、「徳川家」の家紋である「三
つ葉葵」も、「京都、賀茂神社」との
関連が深いと言う事になり、「徳川家」
としても「葵祭」を重視するようにな
った言う経緯があった訳であり、実際
に「14代将軍、徳川家茂」は、「孝明
天皇」につき従って、「1863年」の
「葵祭」に共に参列していると言う史
実もある訳なのです。
さて、本日は、「京都、葵祭」にまつ
わる「名物神事(儀式)」について、
おさらいクイズにチャレンジ致しまし
ょう!
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問題:毎年5月5日になると、「上賀
茂神社」で執り行われる、「葵祭」の
「神事」とは何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.流鏑馬(やぶさめ)神事
2.武射(むしゃ)神事
3.競馬会(くらべうまえ)神事
4.弓始(ゆみはじめ)神事
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「競馬会神事(くらべうまえしんじ)」
は、通称「賀茂競馬(かもくらべう
ま)」と呼ばれている、毎年5月5日
に催される「上賀茂神社」の勇壮な
「神事」の事を言います。
そもそも「五穀豊穣」、「天下泰平」を
祈念して、「宮中」の「武徳殿」で執
り行われていた「節会の競馬会(くら
べうまえ)」の儀式があったのを、「平
安時代」の「1093年(寛治7年)」
に、「上賀茂神社」に移した事が始ま
りと言われているそうで、それが現在
では「年中行事」として定着している
と言う経緯がある訳になります。
この儀式は、芝生の上で行われる「競
馳(きょうち:競争の事)」だそうで、
「乗尻(のりじり)」と呼ばれる、「舞
楽装束」を着装した「騎手」が、「右
方(うかた)」と「左方(さかた)」と
に分かれ、1馬身の差をつけて2頭の
馬を一対として走らせ、その差が広が
れば前の馬の勝ちとなり、縮まれば後
の馬の勝利となる方法で、その早さを
競うと言う内容だそうです。
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「葵祭」の起源は、今から約1400年
前、「欽明天皇(在539~571)」の
頃に遡るそうです。
その当時、風雨が続き、五穀が実らな
かったため、「五穀豊穣の神様」と言
われていた「賀茂の大神」の崇敬者だ
った「卜部伊吉若日子(うらべのいき
わかひこ)」を「勅使」として祭礼を
行い、「駆競(かけくらべ)」等の「神
事」を執り行ったそうです。
すると風雨がおさまり、五穀も豊かに
実って国民も安泰になったと言う経緯
があり、その後「819年」になると、
当時の「律令制度」の中でも、最も重
要な「恒例祭祀」に準じて行う「国家
的な行事」となったそうで、こうして、
この「行事」が定着していき、戦乱に
よる長期的な中断はあったものの、
「江戸時代」に復活して現在まで続く
「葵祭」になったと言う経緯がある訳
なのです。
ちなみに、「賀茂祭り」は、「平安時代」
の「貴族」の間では、「祭り」と言え
ば「賀茂祭り(現在の葵祭)」を指す
ほど有名だったそうで、「源氏物語」
や「枕草子」と言った文学作品にも登
場しています。
このもともとは「賀茂祭」と呼ばれて
いたのが、「江戸時代」に復活した際
に、「内裏宸殿」の「御簾」を始め、
「牛車」等の至るところに、「上賀茂
神社」の「神紋」である「二葉葵」を
飾った事から、「葵祭」と呼ばれるよ
うになったと言う経緯がある訳なのです。
こうして「葵祭」は、「応仁の乱」勃
発後の約200年を始め、「明治時代初
期」の「1871年~1883年」、「昭和
時代」の「1943年~1952年」と、
「戦乱」により、3度の中断や行列の
中止を経験したと言う経緯があります
が、その度に復活を遂げ、現代まで
「日本の王朝風俗の伝統」を受け継い
できた「勅祭」の一つであると言う事
になる訳なのです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.競馬会(くらべうまえ)神事
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
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