【食育クイズ:Vol.659】「和歌山県」の名物「特産品」おさらいクイズ! 「興国寺」発祥のおかず味噌文化である「○○味噌」!「○○」に入るのは何?

 

【食育クイズ:Vol.659】

 

本日も「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食や地域」の文化につ

 

いて、おさらいクイズにチャレンジし

 

ましょう!

 

本日は、「和歌山県」(Vol.18)の

 

「郷土文化」、「歴史」などについて、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、日

 

本の食文化の素晴らしさを共有しまし

 

ょう!

 

 

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さて、本日は、「和歌山県産」の「味

 

噌」文化について、おさらいクイズに

 

チャレンジしましょう!

 

問題:「和歌山県推薦優良土産品」に

 

指定されている、「和歌山県」が発祥

 

と言われている「味噌」文化とは何で

 

しょうか?

 

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.ごま味噌    

 

2.南蛮味噌

 

3.サバ味噌    

 

4.金山寺味噌

 

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【解説】

 

「食べる味噌、おかず味噌」として有

 

名な「金山寺味噌」が日本に伝わった

 

のは今から750年前の事です。

 

「金山寺味噌」は、「覚心和尚」が

 

「中国」の「径山寺(きんざんじ)」

 

で学び、帰国後「紀州、興国寺」でそ

 

の製法を広めたと言われている、「野

 

菜を食べる味噌」として有名です。

 

 

 

 

 

ときは「鎌倉時代」であり、寺で修行

 

をする僧たちが、保存の効かない「夏

 

野菜」を冬になっても食べられるよう、

 

「保存」ができる栄養食として、「金

 

山寺味噌」が盛んに作られるようにな

 

ったそうです。

 

この味噌は、「瓜、茄子、シソ、生姜」

 

等の野菜を入れて発酵させるため、通

 

常の味噌のように「調味料」としてで

 

はなく、「副菜」や「酒の肴」として、

 

そのまま食べる「なめ味噌」の一種と

 

言われている「味噌」です。

 

 

 

 

こうして「興国寺」で、僧たちの栄養

 

食、健康食として盛んに作られた「金

 

山寺味噌」の製法が、名水があり、味

 

噌作りに適していた、隣接する「湯浅

 

地域」に広まったそうです。

 

 

「湯浅町」では、「金山寺味噌」の仕

 

込みを始めた当初は、種々の野菜を入

 

れて醸す過程で、「野菜」から出る余

 

分な水分が、カビ菌の発生等、「味噌」

 

を腐らせる原因になるとして、捨てて

 

いたそうですが、この汁を調味料とし

 

て使ってみると、とても美味しかった

 

ので、この「味噌だまり」を最初から

 

作る事を目標とした、いわゆる「醤油」

 

作りが始まったそうです。

 

 

こうして「湯浅地域」で始まった「醤

 

油」作りは、以降、改良に改良を重ね

 

ていき、現在の「醤油製法」になって

 

いったという経緯があり、記録による

 

と、「湯浅地域」から「醤油」が商品

 

として初めて出荷されたのは、「安

 

土・桃山時代」になってからだそうで

 

す。その後、「江戸時代」になると、

 

「紀州」は「徳川御三家、紀州藩」と

 

なった事もあり、その保護のもと、

 

「藩」としての「専売制度」も追い風

 

となって、「醤油」作りは益々盛んに

 

なり、「文化・文政」時には「湯浅町」

 

全戸中、約1割近くの「醤油屋」が存

 

在するまでに「醤油生産地」として成

 

長するまでになっていったそうです。

 

 

 

 

その後「紀州藩主」から「第8代将軍」

 

にまで登りつめた「徳川吉宗」公が登

 

場すると、「徳川幕府中興」のため、

 

日本の産業復興を目指す「享保の改革」

 

が始まり、「紀州の醤油作り」は全国

 

区レベルの「産業」として奨励される

 

事になったという経緯があり、こうし

 

て「湯浅地域」の人々は日本各地に散

 

らばっていき、「紀州の醤油作り」は

 

日本各地で普及されるようになってい

 

ったそうです。

 

その中でも、「紀伊半島」から「黒潮」

 

に乗って「千葉」の「房総半島、銚子

 

地区」に渡り、「ここで醤油を作れば、

 

利根川を使って江戸にも運べる」とい

 

う「夢」を持って移住した漁師達は、

 

「漁業技術の普及」は勿論の事、「醤

 

油生産」の拠点作りも始めたという経

 

緯があり、「千葉、銚子地域」が「醤

 

油作りの拠点」となるよう、とても仕

 

事にいそしんだと言われています。

 

ちなみに、その名残が今でも「千葉県」

 

の地名にも残されていて、「千葉、勝

 

浦市」と「和歌山、那智勝浦町」や、

 

「千葉、旧・白浜町(現在は南房総

 

市)」と「和歌山、南紀白浜町」等、

 

「千葉」にも「和歌山」と同様の地名

 

がある所以となっている訳なのです。

 

 

 

 

 

そして現在では、「千葉、銚子港」は

 

「漁獲量日本一の漁港」となり、「銚

 

子市」に「ヤマサ醤油」「ヒゲタ醤油」

 

があり、「野田市」には「キッコーマ

 

ン」がある「千葉県」は、「醤油生産

 

日本一」に輝いている訳なのです。

 

 

 

 

 ちなみに、食べる味噌である「金山寺

 

味噌」が誕生した「鎌倉時代」には、

 

その一方で、「すり鉢」で「味噌」を

 

「擂(す)って」、「すり味噌」を作る

 

文化も誕生した時代であり、これによ

 

って「味噌汁文化」が発展し、「味噌」

 

がどこでも誰でも気軽に飲んで摂取で

 

きるという事から、またたく間に日本

 

中に広まっていったとされる、日本の

 

食文化史上において「革命的」とも言

 

える刷新があった時代でもある訳なの

 

です。

 

そして「紀州の味噌文化」は、「江戸

 

時代」になると、「徳川吉宗」公が

 

「紀州の醤油作り」を日本各地に広げ

 

る事業に繋がっていき、それがいかに

 

現在において「和食」の基本となって

 

いる日本の「味噌・醤油」文化の普及

 

に貢献したかが、伺い知れる史実があ

 

る訳なのです。

 

 

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4.金山寺味噌

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

とを明らかにしました。

 

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