【食育クイズ:Vol.1064】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」をテーマとし
た地域社会の在り方や、昔から先人た
ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等
の素晴らしさを、クイズを楽しみなが
ら知見を高め、共有して参りましょ
う!
さて、本日は、「京都府」の「四季の
移ろい」にまつわる「食の習わし」に
ついて、おさらいクイズ(Vol.268)
にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200四季の移ろい行事食.jpg)
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「京都」は、「盆地」と言う地形上の
特徴があるため、寒暖の差が激しく、
夏は酷暑となり、冬は厳寒になる事が
多く、その一方で、「四季の移ろい」
が明確化され、「春」や「秋」の「気
候や風景」がより一層楽しめると言う
メリットを増幅していると言う事にな
る訳であり、このまさに日本らしさの
典型である「気候風土」と、「平安遷
都」から1000年以上に渡り、日本の
都として存続した事も合わせて、日本
各地に、日本らしさを代表するに相応
しい、様々な「日本人の精神性」や
「日本文化の礎(いしずえ)」を築き
上げ、その影響を与え続けてきたと言
う経緯がある地だと言われています。
日本の「四季の移ろい」を表す表現は
数多くありますが、その代表的なもの
に、「春分」、「夏至」、「秋分」、「冬至」
と言う、まさに「四季」の特徴を明確
にイメージする、「二至二分」と言わ
れる「季節の節目」を表す言葉があり
ます。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200四季の移ろい1.jpg)
さて、本日は、古くから、この「二至
二分」のように、日本の「四季の移ろ
い」を明確に分けて受け止め、それを
健康に生き抜くために、肯定的に受け
入れてきた「京都」ならではの、「食
の習わし」について、おさらいクイズ
にチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200四季の移ろい行事食.jpg)
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問題:「京都」では、「四季の移ろい」
に対して、柔軟に対応する様々な「習
わし」が生まれ、特に食に対しては、
「健康に生きていくための文化」とし
て培われてきたと言う経緯があります。
その昔ながらの「習わし」の一つに、
「とある四季の移ろいの節目となる日」
に、「れんこん」、「にんじん」等々…、
「ん」の字が「二つ」付く「食べ物」
を7品食べると良いと言う「習わし」
が誕生し、それが「京都」ならではの
「文化」となり、それが現在まで、日
本各地で培われ、継続されています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200ンが2つ付く食品1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200ん2つ付く7種類1.jpg)
さて、それでは、その「とある日」と
はいつでしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.春分
2.夏至
3.秋分
4.冬至
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
日本には、「京都」だけではなく、「秋」
が過ぎると急激に気温が下がり、厳寒
の「冬」を迎える地域が数多くありま
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200冬至の七種1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200ん2つ付く7種類1.jpg)
そのため、「厳寒の冬」を迎えるにあ
たり、風邪をひいたり、体調を崩した
りしないように、様々な「食生活」の
工夫を施してきたと言う経緯があり、
特に「京都」においては、煮炊きした
「大根」や「かぼちゃ」を振る舞うと
言う、「大根焚き」や「かぼちゃ供養」
と言われる「儀式」が、現在でも有名
な「京都の伝統的行事」として継承さ
れ続けていると言う経緯があります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-245大根焚き1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-かぼちゃ供養1.jpg)
「京都」は、海から遠い地にあったた
め、地場産の「野菜」の生産を重視し、
常に栄養価が高く美味しい「野菜」作
りを目指してきたと言う経緯があり、
「仏教の教え」を重んじ、「精進料理」
をメインとした「食習慣」もあった事
も合わせて、「野菜」から栄養を接種
すると言う「食文化」が、数多く生ま
れてきたと言う経緯がある訳なのであ
り、確かに、栄養面から言っても、
「大根焚き」の「大根」に豊富に含ま
れている「ビタミンA」や「ビタミン
C」が、厳寒の「冬」の備えには理に
叶っていると言える訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-大根焚き1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200かぼちゃ炊き1.jpg)
「京都」では、こうした昔ながらの
「言い伝え」が、現在まで継承される
「食習慣」として根付き、「冬至」と
言う一年の中で最も日が短い「極寒」
の日に、「ん」が「二つ」付く「食べ
物」を7種類も食べ、「諸病退散」を
祈願し、合わせて「ん=運」を呼び込
む語呂合わせを兼ねた「食の習わし」
となったと言う経緯があるのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200冬至の七種1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-200ん2つ付く7種類1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-245大根焚き1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/10/300-かぼちゃ供養1.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.冬至
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
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国産の食応援「和乃家(わのか)」は、
日本の食の安全保障として日本人の命
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ミートをはじめ、食に関するいろいろ
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