【食育クイズ:Vol.1125】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都、冷泉家」にま
つわる「和歌の行事」について、おさ
らいクイズ(Vol.329)にチャレン
ジ致しましょう!
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「京都、冷泉家(れいぜいけ)」とは、
「藤原北家(ふじわらほっけ:藤原不
比等の家系の事)」の「御子左家(み
こひだりけ:二条家(藤原道長の家系)
の事)」の流れを汲む「公家」や「華
族」の事を言い、「上冷泉家」と「下
冷泉家」があるそうで、「冷泉家」と
呼ばれる「家名」は、かつて「平安京」
の「冷泉小路」に屋敷があった事に由
来すると言われています。
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「平安時代末期」から「鎌倉時代初期」
にかけて「歌人」として活躍した「藤
原定家」は、「南北朝時代」と言う
「激動する歴史」の中で、「新古今和
歌集」と「新勅撰和歌集」の二つの
「勅撰和歌集(天皇や上皇の命で編纂
された歌集の事)」を「天皇」に奉納
した事を始め、「小倉山」の山荘で
「小倉百人一首」を編纂した事や、
「源氏物語」、「土佐日記」等の「古書」
の書写や注釈を手掛ける等々…、「柿
本人麻呂」や「紀貫之」と並び、日本
を代表する「大歌人」として、その名
を馳せている人物です。
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こうして「定家」は、「歌道」におい
て「御子左家(みこひだりけ)」の支
配的地位を確立した人物となり、現在
まで日本の代表的な「歌道の宗匠」と
して、永く仰がれてきた人物として知
られている訳になります。
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さて、本日は、この「和歌」と言えば
「京都、冷泉家」と言う立ち位置を作
り上げた「藤原定家」の血統を引き継
ぐ「京都、冷泉家」の「和歌」にまつ
わる「行事」について、おさらいクイ
ズにチャレンジ致しましょう!
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問題:「冷泉家(れいぜいけ)」は、
「南北朝時代」からの800年の歴史
を持つ、「京都」の「和歌の家」とし
て、「奈良、平安王朝」以来から培わ
れてきた貴重な「歌と行事」を、現在
まで継承している事で知られている、
古式ゆかしき家柄です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200冷泉家1.jpg)
この「冷泉家」が継承している「行事」
の中でも、「乞巧奠(きっこうでん)」
の行事は、様々な「芸事の上達を願う
行事」として、とても有名です。
さて、それでは、この「乞巧奠」の
「行事」とは、何の「節句」の時に執
り行われているでしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.上巳(じょうし)の節句
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/90-200○上巳-horz-300x154.jpg)
2.端午(たんご)の節句
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/90-200○端午-horz-300x154.jpg)
3.七夕(たなばた)の節句
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/90-200○七夕-horz-300x154.jpg)
4.重陽(ちょうよう)の節句
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/90-200○重陽-horz-300x154.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「乞巧奠(きっこうでん)」とは、「冷
泉家(れいぜいけ)」で代々継承され
てきた、「七夕祭」の事を言います。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200冷泉家1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-245-乞巧奠1.jpg)
「乞巧(きっこう)」とは、「牽牛(け
んぎゅう)と織女(おりひめ)」との
の2つの星座に「裁縫技芸の上達」を
祈る事を言い、「奠(でん)」とは、物
を供えて祭ると言う意味を表している
そうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200七夕12.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200七夕14.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200七夕1.jpg)
「乞巧奠」は、そもそも「中国」にお
ける「七夕」の行事だったそうで、
「唐の時代」では飾りたてた「乞巧楼」
と呼ばれる「櫓(やぐら)」を庭に立
て、二つの星に祈りを捧げると言う
「星祭」の形式を執り行っていたのが、
「遣唐使」によって日本に伝わり、
「奈良時代」の755年、最初の「乞
巧奠」が御所の「清涼殿」で執り行わ
れたと言う記録が残っているそうです。
「和歌の家」と言われる「冷泉家」で
は、「牽牛」と「織姫」との年に一度
の「恋物語」に習って、「七夕の節句」
の時にお供えをして、「恋の歌」を詠
むと言う、「乞巧奠」と呼ばれる「行
事」を執り行う事が通例となっている
そうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200乞巧奠666.jpg)
「7月7日」の「七夕の日」になると、
古き歴史を誇る「京都、冷泉家」の
「邸宅」の「南庭」に、「星の座」と
呼ばれる「祭壇」を設け、「お供え」
をすると共に、「雅楽」を奏じ、「和歌」
を詠んで披露するそうです。
ちなみに「お供え」は「決まり」にな
っているそうで、
~「瓜茄子桃梨からの杯に大角豆蘭花
豆蒸し鮑鯛(うり・なすび・もも・な
し・からのさかずき・ささげ・らんか
ず・むしあわび・たい)」~
と言う内容だそうで、忘れないように
伝える為に、口の端にのぼる「歌」の
ようにしているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/420-七夕お供物11.jpg)
このお供えの「食べ物」は、ほとんど
が季節の「生もの」ですが、その中で、
「蘭花豆(らんかず)」だけは、「そら
豆を揚げたもの」だそうで、これらの
食べ物を「対」で供えると言う「習わ
し」になっていて、古き日本の時代に
おいても、その食の取り合わせは、と
ても豊かに感じると言う人も、少なく
無いのではないでしょうか?
食べ物以外の「お供え物」も「決まり」
があるそうで、「陰陽五行」に則った
「5色」の「反物」と「糸」を始め、
「梶の葉」を浮かべた「角盥(つのだ
らい:柄のついた木製漆塗りのたらい
の事)」や、「和歌」を記した「短冊」、
「おすきなふくは」で覚えると言われ
ている、「おみなえし、すすき、きき
ょう、なでしこ、ふじばかま、くず、
はぎ)」の「秋の七草」の他、「和琴」
と「琵琶」等の「楽器」と言う内容に
なっているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/420-乞巧奠お供物一式1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-225乞巧奠24.jpg)
こうして、「京都、上京区」にある
「冷泉家、住宅(重要文化財)」で行
われる古式ゆかしい伝統行事である
「乞巧奠」は、現在でも継承され、そ
の名を馳せていると言う事になる訳な
のです。
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![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2022/12/300-200乞巧奠2.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
3.七夕の節句
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
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含まれています。
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