【食育クイズ:Vol.1335】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「大老、井
伊直弼」が書き下ろした「能狂言」につ
いて、おさらいクイズ(Vol.538)にチ
ャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-225ー井伊直弼狂言1.jpg)
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現在、日本の「内閣総理大臣」には、
「衆議院を解散」させる「権限」が与え
られていると言われていますが、「日本
国憲法(第7条3号)」を紐解くと、
「衆議院の解散」は、「天皇陛下」が行
う「国事行為」の一つであり、「内閣の
助言と承認」により執り行う事が出来る
とされていますので、もし「天皇陛下」
が何らかの理由で「許可・承認」しなけ
れば出来ない訳であり、「解散」は「内
閣総理大臣」の権限では無いと言う事に
なり、現在のように「解散」を「政争」
の道具として使うこと事態が「飛んでも
無い越権行為」であると言う訳なのです。
「江戸時代後期」にも、「徳川幕府」が
「天皇陛下」を無視して、このような
「越権行為」をしてしまった事で、「尊
王攘夷派」の「倒幕運動」が活発化して
しまい、「徳川幕府滅亡」へと繋がった
と言われている訳なのです。
この必要な「天皇の勅許」を「幕府」が
無視した事件とは、「黒船」が来航した
事によって起こります。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-200黒船来航1.jpg)
日本に「開国」を迫った「アメリカ」は、
その交渉の為、「伊豆、下田」の地に
「領事」として「ハリス」を常駐させる
に至ったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-180-ハリス提督23.jpg)
「黒船来迎」によって、「泰平の眠り」
を醒まされ、「未曾有の国難」に対応し
なければならなくなった「徳川幕府」は、
「評定」の末、「老中首座」の「堀田正
睦」が「開国」を決定するに至ったそう
で、「アメリカ」の「開国交渉窓口」で
ある「伊豆、下田」に逗留している「総
領事、ハリス」との「交渉」を開始する
に先立ち、1858年、「第121代、孝明
天皇」に対して「開国」の「勅許」を得
る為に「上洛」したそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-堀田正睦1.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/komei-tenno-eyecatch.jpg)
前述の「衆議院解散」と同様に、「アメ
リカ」と「開国」するにあたっては、現
在でも江戸時代であっても、日本では
「天皇陛下」の「勅許」が必須である訳
なので、「筆頭老中、堀田」は「孝明天
皇」の元へと向かった訳なのですが、許
される事は無く、失敗し、すごすごと
「江戸」に戻って来ると言う顛末になっ
てしまった訳なのです。
そこで困った「江戸幕府」は、絶対的権
限を持つ「大老職」を置く事を決定し、
「井伊直弼」を「大老」に抜擢するに至
ったそうで、待った無し常態の諸外国か
らの「脅威と圧力」に耐えきれず、「開
国」に向けて邁進するに至ったと言う経
緯となり、その結果として、「勅許」を
得られぬままに、「大老、井伊直弼」の
責任において、「日米修好通商条約」が
調印されると言う事態に至った訳なので
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-180井伊直弼2.jpg)
この「幕府」の無理矢理な「条約調印」
に対して、「朝廷」は、「御三家」か「大
老」の内から1名を「上洛」させて
「説明せよ」、との「沙汰書」を出した
そうですが、「幕府」はこれを「拝辞」
してしまい、代わりに「老中、間部詮勝」
と「京都所司代、酒井忠義」を上洛させ
るに留めてしまったそうです。
このような「あたふたした状態」に陥っ
てしまった「幕府」に対して、「尊王攘
夷」の「諸藩」は大反発し、その後「朝
廷」を中心とした「尊王攘夷派」による
「倒幕運動」が本格化すると言う経緯と
なった訳なのですが、そうなればなる程、
「直弼」は、いわゆる「安政の大獄」と
言われる「幕府」の方針に反対する者達
への「弾圧」を執り行うと言う経緯とな
ってしまい、こうして、「朝廷」に近い
「京都」で捕縛された「志士」達は、
「江戸」に送致され、「評定所」等で詮
議を受けた後、「死罪」、「遠島」等の
「酷刑」に処せられたそうで、数多くの
人材が犠牲となってしまったと言う経緯
となった訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/420-安政の大獄.png)
「直弼」の「強権政治」に反発する人達
は、1860年(安政7年)、ついに登城
する「直弼」を、「桜田門外」で暗殺す
るに至った訳なのです(桜田門外の変)。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-200桜田門外の変1.jpg)
こうして「直弼」の行った「安政の大獄」
は、「徳川幕府」の「規範意識の低下」
や、「人材の欠如」を招いてしまい、「諸
藩」からの「幕府への信頼」を大きく低
下させる事態となり、その後の「倒幕派」
による「尊皇攘夷活動」を激化させ、最
終的には「江戸幕府滅亡」の遠因となっ
てしまった訳なのです。
「井伊直弼」は、「第14代、彦根藩主、
井伊直中」の14番目の子として生まれ
ましたが、数多くの兄弟がいた事から、
「家督を継ぐ」ことは無いとされていた
訳であり、父親が逝去すると、世の中の
出世や競争とはかけ離れた、自らがそう
名付けたと言われている「埋木舎(うも
れぎのや)」と呼んだ屋敷に、「16歳~
32歳」までの15年間に渡り住み続け、
好きな「学問」や、「茶道、和歌、鼓、
禅、能狂言」等の「文芸」に没頭する
「生活」を営んだそうで、周囲からは極
めて「聡明」な人物と評価されていたの
だそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-埋木舎.jpg)
そうした「直弼」の「聡明」さが故に、
実兄である「第15代、彦根藩主、井伊
直亮(なおあき)」の養子と言うかたち
で、「第16代、彦根藩主」に抜擢され
るに至ったと言う命運となったそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-15代、彦根藩主直弼の兄12.jpg)
さて、本日は、もし「彦根藩主」となり、
「大老」とならなければ、「ひと門の優
れた文人」としての人生を歩んだであろ
うとも言われている「第16代、彦根藩
主、井伊直弼」について、おさらいクイ
ズにチャレンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-225ー井伊直弼狂言1.jpg)
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問題:「幕末期」の、「安政の大獄」や、
「桜田門外の変」で知られている「彦根
藩主、井伊直弼」は、「藩主」になる前
に、「和歌、茶の湯、能楽」等の「文芸
の世界」に没頭していた人物として知ら
れています。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-180井伊直弼2.jpg)
さて、それでは、「能狂言」の世界に明
るく、「狂言作家」の一面もあったとさ
れる「井伊直弼」が、「京都」の「狂言
師、九世、茂山千五郎」の為に書き下ろ
したと言われている、現在でも「茂山家
の狂言」として「上演」される事がある
「作品」とは何でしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.釣狐(つりぎつね)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-260つりきつね.jpg)
2.靫猿(うつぼざる)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-260靭ざる1.jpg)
3.彦市ばなし(ひこいちばなし)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-260-彦市話1.jpg)
4.鬼ヶ宿(おにがやど)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-260鬼が宿12.jpg)
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「能」と異なり、「狂言」は、その作者
が不明なものが多いと言われています。
「江戸時代」の半ば頃までの「狂言」は、
「上演台本」もきちんと整備されていな
かったそうで、言い伝えられた「あら筋」
を頼りに、「狂言師」の「アドリブ」形
式で「上演」されていた事がほとんどだ
ったと言われています。
そんな中でも明確に作者が分かっている
のが、「井伊直弼」の作品だそうで、「彦
根藩主」になる運命など微塵にも無かっ
た「直弼」が、16歳から15年間も暮
らした「埋木舎(うもれぎのや)」の生
活の中で極めた「茶道」や「能狂言」は
「達人の域」に達していたとされ、そも
そも「九世、茂山千五郎」は「彦根藩」
の「お抱え狂言師」だったそうで、「直
弼」は、自ら「狸腹鼓(たぬきのはらつ
づみ)」と、「鬼ケ宿」と言う2つの
「狂言」を書き下ろし、「九世、千五郎」
に演じさせたそうで、以来「芝山家」で
は、「直弼」ゆかりの2つの「狂言」を、
現在でも「家の狂言」として、大切に守
り続けているそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-狸腹鼓.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/07/300-260鬼が宿12.jpg)
こうして「井伊直弼」の歴史を紐解くと、
才能のある「文人」だったのにも関わら
ず、無理矢理「政権の矢面」に立たされ、
得体のしれない何らかの人や勢力から操
られていたに過ぎなかったのでは無いか
とも思える訳で、まるで「現在の日本の
権力者」が、「アメリカ」や「中国」等
の列強からの圧力に屈し、その一方で、
本来的な「日本の国益」からすれば「ほ
んの一握りレベル」でしか無い、ちっぽ
けな「既得権益」や、「金儲け(自己利
益)」だけを追い求める人たちによって、
操られているに過ぎないと、思う人も多
いのでは無いでしょうか?
歴史は繰り返されるとは言いますが、一
体日本の近未来は、どんな絵図になって
いくのでしょうか?
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.鬼ヶ宿(おにがやど)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有する
事を明らかにしました。
食Pro.お薦めの「大豆ミート」は、
少量摂取でも人にとって必須な「タン
パク質」「食物繊維」「核酸」などの栄
養素が摂取できるように、大豆の油脂
分を除いてから作っています。
必要な栄養素が原料大豆の約1.2倍
以上となり、濃縮された分だけ、多く
含まれています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★大豆プロテイン100g中に植物性
たんぱく質が50g!(半分がたんぱ
く質です)
★低脂質(2.7g)です!
★高食物繊維(20g、腸内発酵を促進
し、腸内健康の源となります。)
これを毎日食すると腸内発酵が促進さ
れ、お通じが良くなり、腐敗から発酵
にチェンジするので、おならが臭くな
くなります。
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かったら一度遊びにきてくださると嬉
しいです。「いいね」もしてくださる
と、情報更新のお知らせが届くように
なりますのでなお嬉しいです。
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