【食育クイズーVol.73】
エネルギー生産をはじめ、プラスチック製造
にも「バイオマス(再生可能な、生物由来の
有機性資源で化石資源を除いたもの)」とよ
ばれる「生物資源」を利用する取組が進めら
れています。その理由として最もあてはまる
のは次のうちどれですか?
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1. 資源が手に入りやすいから
2. 低コストで利用できるから
3. 石油や石炭よりも簡単に利用できるから
4. くり返し使い続けることができて、二酸
化炭素をふやさないから
↓↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓↓
【解説】バイオマスとは、生物資源(bio)
の量(mass)を表す言葉です。一般的には
「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石
資源を除いたもの」とされています。
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バイオマスの種類は3つに分けられます。
1.廃棄物系バイオマス(廃棄される「紙」
「家畜排泄物」「食品廃棄物」「建築・製材
残材」「下水汚泥」など)
2.未利用バイオマス(「稲わら」「麦わら」
「もみ殻」など)
3.資源作物(エネルギーや製品の製造を目
的に栽培される「さとうきび」「とうもろこ
し」など)
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バイオマスから得られるエネルギーのことを
「バイオエネルギー」と言い、バイオマスを
燃焼することなどにより放出されるCO2は、
生物の成長過程で光合成により大気中から吸
収したCO2を放出することになります。
人類は化石資源を使用したり、化石資源で作
った製品を燃焼しているので、その一部をバ
イオマスで代替することにより、地球温暖化
を引き起こすと言われている温室効果ガスで
あるCO2の排出削減に大きく貢献すること
ができることになります。このように世界で
は温暖化問題・廃棄物問題の両面からバイオ
マス活用推進に取り組んでいます。
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石油や石炭などの化石資源を大量に消費する
現代社会の諸問題を改善していくために、常
に一定の量が排出されている植物由来の生物
資源を利用する技術が注目され、進化・発展
しています。そもそも植物は二酸化炭素を吸
収して成長するので、その年に作られた量の
バイオマスを利用している限り、二酸化炭素
を地球に戻すことになるので、環境に貢献す
ると考えられています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓正解↓↓↓↓↓↓↓↓↓
4. くり返し使い続けることができて、二
酸化炭素をふやさないから。
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~日本の精進料理は「世界共通食(World-
Wide Common Diet)」!
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世界遺産となった「和食」は、四季に溢れ
た美しい国土から産出される、世界有数の
食の恵みをそのまま受け入れることがベー
スになっています。その自然感あふれる美
味しさだけではなく、栄養のバランスが良
く、今や世界中から「魅力ある食」として
注目を浴びています。
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世界では宗教や民族上の理由などから、食べ
る食材に対して「禁止」されている場合があ
ります。そんな中でおよそ世界中でほとんど
の人が安心して食べられるのが、「100%
植物性の食材から作られた食べ物」と言われ
ています。日本の精進料理も、仏教の教えか
ら「殺生をしない→動物の肉は食べない」と
いうかたちで作り上げられた食文化です。
そこに自然に恵まれた溢れる日本の食材がマ
ッチングしてメニューにも恵まれています。
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この日本独特の「精進料理文化」を、現在の
日本の技術や食材のあり方、何よりも日本に
多く存在する、自然農法的、手作り的農業の
あり方をマッチングさせて、新しく世界中の
どんな人でも、安心して食べられる、食品添
加物入りや遺伝子組替え食材から遠く離れた
安全な「100%植物性の食べ物」を新しく
作り出していこうというのが、「NEO精進」
創出の取り組みになります。
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