【食育クイズ:Vol.1383】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」に造営された
「邸宅」にまつわる「歴史上の人物」に
ついて、おさらいクイズ(Vol.586)に
チャレンジ致しましょう!
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問題:「京都」には、著名人が造営した
「邸宅」が数多くある事で知られていま
す。
さて、それでは、以下に挙げた4つの
「建物」と、それを造営した「人物」と
の組み合わせについて、一つだけ間違っ
ているものがありますが、それはどれで
しょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.無鄰菴(むりんあん)―山縣有朋
2.山紫水明庵―頼山陽
3.清風荘―西園寺公望
4.白沙村荘―岩倉具視
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「白沙村荘(はくさそんそう)」は、「日
本画家」の「橋本関雪」が自身の制作を
行うアトリエとして、「京都、左京区、
浄土寺」に造営した邸宅で、「大正15
年(1916年)」から住んだと言われて
いる邸宅の事を言います。
元「浄土寺」のあった土地10000㎡を
造成したと言われている敷地には、「居
宅」を始め、自身の日本画制作を行う3
つの「画室」や、「茶室」、「持仏堂」、
「草案」等の建造物が散在すると言う構
成になっていて、現在「国の名勝」に指
定されている「池泉回遊式庭園」は、
6800㎡に及ぶ規模だそうで、「関雪」
が収集した、「平安時代」から「鎌倉時
代」にかけての「石像美術品」が数多く
置かれている事で知られているそうです。
この「白沙村荘」の「庭園」や「建造物」
の設計は全て「橋本関雪」自身の手によ
るものだそうで、「関雪」の「美的感覚」
が随所に反映された「景観」そのものが、
訪れる人々の大きな見どころとなってい
ると言われているそうです。
ちなみに、「明治維新、十傑」の一人と
される「岩倉具視」が、「幕末」に、「京
都市内」から追放された時に住まいとし
ていたのが、「幽棲(ゆうせい)旧宅」
と呼ばれ、現在まで残されています。
住んだ当初は小さな佇まいだったそうで
すが、「明治維新」に伴って次第に来客
が多くなり、増築されるに至ったそうで、
その後「七代目、小川治兵衛」によって
「庭園」も整備されるに至ると言う経緯
となり、現在まで保存されていると言う
訳なのだそうです。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
4.白沙村荘―岩倉具視(正解は橋本関
雪)
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