【食育クイズ:Vol.1786】「京都府」の「草庵の茶」おさらいクイズ! 室町時代末期に禅の精神を取り入れ「草庵の茶」を創始した茶人とは誰?

 

【食育クイズ:Vol.1786】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「草庵の

 

茶」にまつわる「人物」について、おさ

 

らいクイズ(Vol.986)にチャレンジ致

 

しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「奈良時代」に編纂された、「日本最古

 

の和歌集」として知られる「万葉集」に

 

登場し、詠み込まれている「農事用の仮

 

小屋」の事は、「イホ」、「イホリ」、「カ

 

リホ」と呼ばれ、「故郷を離れた孤独な

 

住まい」と言う情趣を表した言葉として

 

知られています。

 

 

 

この時代の日本では、「神道」と「仏

 

教」とが「習合」された事により、日本

 

各地に「寺院」が造られた時代として知

 

られ、それに伴って、「修行僧」が人里

 

離れた山里に「庵」を結んで「山林修

 

行」を行う事が、盛んになった訳なのだ

 

そうです。

 

その後「平安時代」になると、「最澄」

 

や「空海」が「草庵」を結んで修行を行

 

った事から、「密教」や「修験道」が

 

「隆盛」を極めるに至り、「山林修行」

 

は全盛期を迎えると言う時代となった訳

 

なのです。

 

こうして「修行僧」が結んだ「草庵」

 

は、「万葉集」で詠み込まれた「農事用

 

の仮小屋」である、「イホ、イホリ」と

 

同様な呼ばれ方をされるようになった訳

 

なのだそうで、「平安時代中期」以降に

 

なると、「末法の世」が到来した事によ

 

って、「出家」する人や「隠遁(厭世)」

 

する人が増えて、人里離れた場所に「草

 

庵」を結んで暮らす事が、社会現象とな

 

っていった訳なのだそうです。

 

さて、本日は、「室町時代末期」に、「草

 

庵の茶」を創始した「人物」について、

 

おさらいクイズにチャレンジ致しましょ

 

う!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

問題:「室町時代末期」に、「禅僧、一休

 

宗純」との関わりから「禅の精神」を学

 

び、「草庵の茶」を創始した「人物」が

 

登場した事で知られています。

 

さて、それでは、その「茶人」とは誰で

 

しょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.村田珠光

 

 

 

2.小堀遠州

 

 

 

3.古田織部

 

 

 

4.千宗旦

 

 

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【解説】

 

「11歳」で「奈良」の「浄土宗の寺

 

院、称名寺」に「入寺」して「出家」し

 

た「村田珠光」は、「応仁の乱」が勃発

 

した事を契機として、「寺院」には戻ら

 

ず、「草庵」を営み、「隠棲生活」を送る

 

ようになるに至ったのだそうです。

 

 

 

こうして「草庵」を営む老僧となった事

 

がきっかけとなり、「珠光」は、「草庵の

 

茶」を創始するに至ったと言う経緯とな

 

った訳なのだそうです。

 

この「草庵の茶」が誕生した「背景」に

 

ついては、「室町時代前期」の頃に成立

 

したとされている「御用の尼(おようの

 

あま)の物語」が、その原型となったと

 

言われている訳なのだそうです。

 

その内容を紐解くと、下記のような内容

 

になります。

 

1️⃣:「御用の尼」とは、頭上に大きな袋

 

を乗せて、

 

「~御用(およう)やさぶらふ~」

 

と声を掛けながら、日用品を売り歩く

 

「販女(ひさぎめ)」の事を言う。

 

2️⃣:当時「草庵」を営んで「遁世生活」

 

となった一人暮らしの老僧にとって、た

 

まに「御用の尼」が訪れると、良き話し

 

相手が来てくれたと、お茶を点ててもて

 

なした。

 

3️⃣:「尼女」が見た、一人暮らしで、貧

 

しく、侘しい「暮らし」をしている「老

 

僧」は、「蓋の割れた陶製の風炉釜」

 

と、「継ぎのある茶碗」、「竹の茶器」、

 

「竹柄杓」を使って、「茶」を点てたそ

 

うで、狭い「草庵」にあるこれらの「茶

 

道具」は、すべて「尼」から見える場所

 

に置かれていて、「侘しい暮らし」を象

 

徴しているようであった。

 

4️⃣:「御用の尼」は、貧しく、一人貧し

 

の「侘しい生活ぶり」に同情し、身の回

 

りの世話をする女性を斡旋しようと持ち

 

かけるのだった…。

 

 

以上のように、「御用の尼、物語」は、

 

「草庵生活」をする「珠光」の暮らしぶ

 

りと、その「侘しい茶室」のあり方を象

 

徴している訳なのですが、こうして「珠

 

光」は、室内の広さが「四畳半」以下の

 

小さな建物で、「草葺(ぶ)きの屋根」、

 

「土壁」、「下地窓」、「躙(にじ)り口」等

 

を特徴とする「草庵茶室」と言う、きわ

 

めて簡素な「茶室」の原型を生み出すに

 

至ると言う経緯となった訳なのです。

 

 

 

その後「珠光」は「京都」に移り、「80

 

歳」の天寿を全うする訳なのですが、

 

その侘しい「草庵の茶」に、「能阿弥」

 

に師事して「能楽」や「蓮歌」の精神的

 

な深みを取り入れ、更に、そこに「禅

 

僧、一休宗純」から学んだ「禅の教え」

 

を融合して、「茶禅一味」と呼ばれる、

 

「侘び茶の精神」を創案するに至ったと

 

言う経緯となった訳なのだそうです。

 

ちなみに、「珠光」の侘しい「草庵の

 

茶」の世界では、「高級唐物」の「茶

 

碗」では無く、いわゆる「下手の唐物」

 

を使う必要があった訳であり、「珠光青

 

磁」と呼ばれる「茶碗」は、上手で、綺

 

麗な出来栄えの「砧青磁」よりは、「下

 

手(げて)」で、「枯淡な青磁」のほう

 

が、茶には適すると言い、この類の「茶

 

碗」を愛したと伝えられている訳なのだ

 

そうです。

 

 

 

 

 

この「侘び茶」の精神性が、80年後に

 

登場した「千利休」によって、「大成」

 

され、今日にまで伝わる「茶の湯」とな

 

った訳なのだそうです。

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.村田珠光

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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