【食育クイズ:Vol.734】
本日も「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食や地域」の文化につ
いて、おさらいクイズにチャレンジし
ましょう!
本日は、「奈良県」(Vol.46)の「郷
土文化」、「歴史」などについて、クイ
ズを楽しみながら知見を高め、日本の
地域文化や伝統、歴史の素晴らしさを
共有しましょう!
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日本の「稲作」文化は、「縄文時代」
からあったと言われていて、「稲作文
化」の定着は社会の始まりとなり、日
本国家の始まりを担ってきたという経
緯でもあります。「弥生時代(BC500
~AD300)」になると、日本の「稲
作文化」は「静岡県」の「登呂遺跡」
の「弥生水田」のように、「矢板」や
「杭」で補強した「畦(あぜ)」できち
んと区分され、「用水路」や「堰(せ
き)」も整備されるようになり、本格
化するようになりました。ちなみに
「登呂遺跡」には、12戸の「竪穴式
住居」跡や、約7万㎡の「田んぼ」と、
2つの「高床式倉庫」跡が発見されて
いて、美しく壮大な農村風景が形成さ
れていた事が伺い知れる訳なのです。
「お米」は貯えることができたので、
その貯えの量によって、貧富の差が生
まれるようになります。また、稲作に
必要な「治水、灌漑(かんがい)」等で
は「共同作業」が必須となり、次第に
「村」のようなまとまりができ、統率
する首長が出現するようになりました。
こうして日本各地に出来た「村」は、
村同士での「戦いと協力」が繰り返さ
れ、その結果「大きな村」ができ、や
がて小さな「国」のようなまとまりと
なっていったという経緯があります。
記録によると、「紀元後3世紀」の日
本には30の国があり、最強の国が
「女王・卑弥呼」が統率する「邪馬台
国」だったと伝えられている事が有名
です。
こうして小さな国々が統一されたのが、
「日本」の始まりであり、それに伴い、
「お米」文化が日本の社会構築の基盤
となったと言う所以である訳なのです。
その後「飛鳥時代(592年~710年)」
になると、「大和朝廷」は民に一定の
田として「口分田(くぶんでん)」を与
える代わりに、収穫した「籾米(もみ
ごめ)」で「租」と言われる「税」を
納めさせるようになります。そして
710年「平城京遷都」が実施され、
「奈良時代(~794年)」になると、
国家の繁栄はめざましいものとなった
反面、「粗・庸・調」の税を始め、「労
役」負担にも苦しむ民の中には、「口
分田」や「家」を捨てる人も現れ出し
た事や、人口が著しく増加した事もあ
って、722年(養老6年)、「大和朝廷」
は田地を更に増やすため、「百万町歩
開墾計画」を立て、翌723年(養老7
年)には、「三世一身法」を発令して、
民に土地を所有させる政策に転換し、
更なる土地の開墾を奨励するようにな
ります。更に、最終的な政策として、
743年(天平15年)、「墾田永世私財
法」を発令して、開墾した民がその
「田」を永久に所有できる事にしたと
いう経緯があります。
このように「大和朝廷」は、「稲作」
の更なる発展を急いだ事で、「律令国
家制度」の根幹を為す「公地公民」の
原則を破り、「中央集権政治」の終焉
を促すと言う、重大な歴史的変容政策
を実行した訳であり、この結果、勢力
のある「貴族や寺社」は先を争って開
墾を始め、私有地である「荘園」が急
速に広まっていくという経緯となり、
こうしてかつて売買を禁じていた「口
分田」は消滅し、「平安時代」の「荘
園」体制国家となっていったという経
緯がある訳なのです。
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「奈良時代」は農業技術が著しく進歩
した時代であり、当時「稲」を植える
初期段階で、「ヒエ」等の「雑草」の
勢力に「稲」が負けてしまい、せっか
く植えても育たなかったり、倒伏して
しまうという問題があったのを、別の
場所である程度大きく「稲の苗」を育
てておいて、水田の雑草を抜いてから
植えるという、いわゆる「田植え」の
技術が開発された事で、「稲作」が大
きく発展した時代でありました。この
「田植え」の技術開発によって、土地
開梱が進み、農地の拡大が加速化され
た訳であり、東北や山間部など、寒い
地域にまで「稲作」が広がり、「田ん
ぼ」の面積は現在の3分の1レベル
と言われる100万ヘクタール規模に
まで達したそうで、その急激な発展故
に「墾田永世私財法」が成立する理由
となり、「律令体制」の根幹であった
「口分田」が消滅し、「荘園」化する
と言う歴史を生み出していったという
経緯になる訳なのです。
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「奈良県、飛鳥地方」には、日本の初
代天皇である「神武天皇」が「高千穂」
から東征し、この地で「大和朝廷」を
建国されたという伝承があり、遥か昔
から脈々と受け継がれてきた「大和国」
の水田は、稲作技術をこの地にもたら
した「神武天皇」から始まっていると
伝えられているそうです。
さて、本日は、そんな歴史のロマン溢
れる「奈良県」の「古代米」について、
おさらいクイズにチャレンジしましょ
う!
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問題:「平城京遷都」から1300年以
上経過した「奈良県」では、古くから
「稲作」技術が発展してきた地域であ
り、「古代米」など昔ながらの「お米」
を使った名物カレーが誕生しました。
さて、それでは、そのカレー名につい
ている「古代米」とは、何でしょう
か?次のうちから選んで下さい。
1.緑米
2.黒米
3.赤米
4.神武米
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「奈良黒米カレー」は、「古代米」の
一つである、「黒米」と「カレー」を
取り合わせた「奈良県」の「名物B級
グルメ」です。
「黒米」の食感は「ぷつぷつ、もっち
り」で、はじける様な食感がカレーと
絶妙のコンビネーションを生み出して
いるそうです。また、「黒米」の風味
は「白米」と比して「素朴、淡白」な
ので、「カレールー」の濃い味との相
性が良く、カレーの風味がダイレクト
に味わえるのが人気の所以となってい
るそうです。
「黒米」は、「ビタミン・ミネラル」
が豊富な事を始め、その色素である
「アントシアニン」には強い「抗酸化
作用」があると言われていて、「古代
米」は現在、栄養面で評価されるよう
になっているそうです。
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「カレー」の起源は、「インド」で生
まれた「お釈迦様」が、人々を病から
救うために、様々な薬草を混ぜ合わせ、
分け与えたという事から始まったとい
う説があるそうです。「奈良、東大寺
の大仏」の「開眼供養会(かいげんく
ようえ、魂入れの儀式)」の導師は
「インド」出身の僧が務めたと言われ
ていて、「シルクロード」の終着点で
もあった「奈良」は、「インド」とも
深い関わりがあったと言われています。
事実「正倉院」にも、数多くの「薬
(現在スパイスとして使われているも
のを含める)」が納められたという記
録もあり、「奈良時代」から「慈しみ」
の素材として、「カレー文化」が存在
していたと言う可能性も否定できない
と言われています。その民の健康を気
遣い、振舞われたとされるカレーを現
代に甦らせたのが「黒米カレー」であ
る訳なのです。
ちなみに、「緑米」、「赤米」は「黒米」
と同様に「古代米」の仲間であり、
「緑米」は、その色素成分に含まれる
「葉緑素クロロフィル」や、「GABA
(ギャバ)」が発芽玄米と同等以上含
まれているそうです。また「赤米」は、
その色素成分の「タンニン」が、「脂
肪燃焼効果」「美肌効果(抗炎症)」等
の働きがあると言われています。
ちなみに「神武米」は、奈良県産「ヒ
ノヒカリ」の別称であり、「古代米」
ではありません。
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
2.黒米
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大阪市立大学の研究グループが、大豆
などに含まれるイソフラボンが肺気腫
や慢性気管支炎などの「COPD(慢性
閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ
とを明らかにしました。
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