【食育クイズ:Vol.794】「京都府」の名物「和菓子」おさらいクイズ! 「京都、夏越祓」に食べられる、外郎と小豆の「和菓子名」とは何?

 

【食育クイズ:Vol.794】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

本日は、「京都府」に関する「おさら

 

いクイズ(Vol.7)」にチャレンジ致

 

しましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「外郎(ういろう)」とは、「米粉」等

 

の「穀粉」に、「砂糖」と「湯水」混

 

ぜて練り合わせ、型に注いで蒸籠で蒸

 

して作る和菓子の事を言います。

 

 

使用する「穀粉」は、地域によって多

 

種多用で、「米粉(うるち米、もち

 

米)」、「小麦粉」、「ワラビ粉」等々…

 

が用いられ、「砂糖」も「白砂糖、黒

 

砂糖」等が用いられます。

 

また、「小豆あん」や「抹茶」等々…、

 

様々なものが加えられたものも多く、

 

多用な種類があります。

 

 

「外郎」の起源については、諸説あり

 

ますが、一般的には、「室町時代」か

 

ら存在していた、「黒砂糖」を用いた

 

「蒸し菓子」から発展したと言われて

 

いるようです。

 

史実によれば、室町時代、中国「元王

 

朝」が瓦解し、博多に亡命した「陳宗

 

敬」の子、「宗奇」が「足利義満」の

 

招請で上洛した際に、献上した菓子が

 

「外郎」に由来していると言われてい

 

て、この頃から、「宗奇」が在住した

 

「京都」では、「外郎」が世に知らし

 

められていたと言う経緯があるようで

 

す。

 

さて、本日は、「京都」の名物「外郎」

 

菓子について、おさらいクイズにチャ

 

レンジしましょう!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都」では、一年の半分の日である

 

「6月30日」にも、年末の「大晦日」

 

の日と同様に、「大祓」の儀式を行う

 

「習わし」があります。

 

12月の「大晦日」に行われる「大祓」

 

は、「年越し祓」と呼び、6月30日に

 

行われる「大祓」は、「夏越祓(なご

 

しのはらえ)」と呼ばれています。

 

この「大祓」の儀式とは、半年毎に

 

「厄」を落とし、次の半年の「無病息

 

災」を願う神事の事を言います。

 

「京都」では、古くから、「夏越祓」

 

の「大祓」儀式のときに、「氷」にな

 

ぞらえた白色の「外郎」生地の上に、

 

赤色の「大納言小豆」を乗せて、三角

 

形に切った和菓子を食べる習慣が根付

 

いています。

 

 

問題:白色の「外郎」生地の上に、赤

 

色の「小豆」を乗せた、「京都」なら

 

ではの「行事食」と言われている「和

 

菓子」名は、何と呼ばれているでしょ

 

うか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.水無月       

 

2.文月

 

3.葉月          

 

4.長月

 

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【解説】

 

6月30日の「大祓」の儀式の事を

 

「夏越祓(なごしのはらえ)」と言い、

 

その時に「京都」の多くの神社では

 

「梅雨どき」の「神事」として設置さ

 

れる、「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれる

 

大きな「茅(ちがや)」で作った輪が設

 

けられ、「参詣者」がこれをくぐると

 

災いを避けることができると言われて

 

います。

 

 

 

「茅の輪」の起源は古く、「日本神話」

 

に記載があり、「スサノオノミコト」

 

が、「蘇民将来」と呼ばれる人物に対

 

して、疫病を逃れるために、「茅の輪」

 

を腰につけなさい、と教えたことが起

 

源とされているそうです。

 

このように、「京都」では、古くから

 

「夏越祓」の「厄除け」の「行事やお

 

まじない」が盛んだったそうで、その

 

ときに「厄除け」の一貫として、「水

 

無月」と呼ばれる「和菓子」を食べる

 

「習わし」が行われていました。

 

この「習わし」誕生の由来は、「室町

 

時代」の頃で、当時6月になると、

 

「夏季」の「暑さ」を凌ぐため、「宮

 

中御用達」として、「氷室」と呼ばれ

 

る地下などのひんやりと涼しく、冬の

 

雪や氷を夏まで保存しておける場所か

 

ら「氷」を取り寄せ、臣下とともに食

 

べることで「暑気払い」を行うと言う、

 

宮中儀式「氷室(ひむろ)の節会(せち

 

え)」が行われていたそうです。

 

 

 

 

しかし、「氷」を口にすることは庶民

 

にはとても叶わない事だったため、

 

「氷」を模った和菓子が作られたと言

 

う経緯があり、それが「水無月」とな

 

ったという事になるそうです。

 

 

昔から「日本」では、お祝いの席で使

 

う「赤飯」を始め、「還暦祝」の「赤

 

いちゃんちゃんこ」や、赤色に染めら

 

れた「神社の鳥居」や「建物」等々…、

 

「赤色」は邪気を封じて悪魔を祓う力

 

があると信じられてきたと言う経緯が

 

あり、「氷」の代替として使われた白

 

色の「外郎」の上に、赤色の「小豆」

 

を乗せたのは、「厄除け」の意味であ

 

ったという事であり、こうして、貴族

 

だけではなく、庶民までが「夏越祓」

 

を滞りなく過ごすための「水無月」で

 

あった訳なのです。

 

 

 

ちなみに、「水無月」等、「和風月名」

 

について、おさらいをしておきましょ

 

う。旧暦なので、現在とは一ヶ月程度

 

「ずれ」がある事に留意してください。

 

★【6月】は、「水無月(みなづき)」

 

と言い、「無」は「の」を意味し、「水

 

の月」と言う事になります。気候が暑

 

くなってきて、田に水を引く月の意と

 

言われています。旧暦の「6月1日」

 

が、「氷の節句」、「氷の朔日(1日)」

 

と言われ、上述の宮中儀式「氷室の節

 

会(ひむろのせちえ)」が行われるの

 

が、「水無月」を象徴している儀式と

 

いう事になります。

 

★【7月】は、「文月(ふみづき)」と

 

言い、稲の穂が実る月であり、「穂含

 

月(ほふみづき)」とも言われていま

 

す。

 

★【8月】は、「葉月(はづき)」と言

 

い、木々の葉落ちが始まる月であり、

 

「はおちづき」とも言われています。

 

★【9月】は、「長月(ながつき)」と

 

言い、秋が深まり、夜が長くなり始ま

 

る月であり、「よながづき」とも言わ

 

れています。

 

こうして、「京都」の和菓子「水無月」

 

には、昔から培かわれてきた先人達の

 

思いや文化が凝集されている事が伺い

 

知れる訳なのです。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

1.水無月

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

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