【食育クイズ:Vol.927】「京都府」の「酒造り祭」おさらいクイズ! 「京都、松尾大社」の酒造り感謝祭は「○○祭」?

 

【食育クイズ:Vol.927】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

さて、本日は、「京都」の「寺社仏閣」と

 

「日本酒文化」について、おさらいクイズ

 

(Vol.137)にチャレンジ致しましょ

 

う!

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「京都、嵐山」にある「松尾大社」の発祥

 

は、「飛鳥時代」以前の太古の昔からと言

 

われていて、そもそもは、この地の住民が、

 

「松尾山(標高223m)」の「山霊」を、

 

頂上に近い「大杉谷」の上部に残る「磐座

 

(いわくら:信仰の対象となる岩そのもの

 

の事)」に祀って、守護神として尊崇した

 

のが始まりと言われています。

 

 

 

その後「五世紀」の頃になると、「中国」

 

の「秦」の始皇帝の子孫と称する(近年の

 

歴史研究では朝鮮新羅の豪族とされてい

 

る)、「秦(はた)氏」の大集団が、「大和

 

朝廷」の招きによってこの地に来住したそ

 

うで、「秦氏」の首長は、この「松尾山」

 

の「守護神」を、「一族の総氏神」として

 

仰ぎながら、新しい技術を駆使して、この

 

地域の開拓に従事し、「保津峡」を開削し、

 

「桂川」に堤防を築き、現在の「渡月橋」

 

のやや少し上流に大きな「堰(せき=大堰

 

→大井と言う起源)」を作り、その下流に

 

も所々に水を堰き止めて、そこから水路を

 

走らせ、「桂川」両岸の荒野を農耕地へと

 

開発していったと言われています。

 

その当時の水路は、「一ノ井」、「二ノ井」

 

等と呼ばれていて、現在でも「松尾大社」

 

の「境内」を通っているそうです。

 

 

 

 

 

その後「奈良時代」になり、「大宝元年

 

(701年)」に、「文武天皇」の勅命を賜

 

わった「秦氏」の「秦忌寸都理(はたのい

 

みきとり)」が、「社殿」を建てたと言われ

 

ていて、その後も「秦氏」は「氏神様」と

 

して祀り続けていったそうで、「平安京遷

 

都」が成され、「京都」が「日本の都」と

 

なると、「京の東側」にある「賀茂神社

 

(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)」が「東

 

の厳神」となり、「松尾大社」は「西の猛

 

霊」と並び称されるようになり、「京」の

 

「西側」の「王城鎮護社」として位置づけ

 

られたと言う経緯があるそうです。

 

 

その一方で、「松尾大社」の境内にある

 

「亀の井」と呼ばれる「酒造りの名水」が

 

湧き出ていた事もあり、「松尾大社」周辺

 

の地では、そもそも「酒」の字の付いた人

 

が多かったと言われている「秦氏」の特技

 

であった「酒造り」が盛んになっていった

 

そうで、「中世」以降の時代になると、「松

 

尾大社」は、「酒の神」としても信仰され

 

るようになっていったと言う経緯があるそ

 

うです。

 

 

 

 

その後「室町時代末期」以降になると、

 

「松尾大社」は、「日本第一酒造神」と仰

 

がれるようになり、それが、現在において

 

も、日本各地の「醸造家」から、篤く信仰

 

されている「神社」となっている訳なので

 

す。

 

さて、本日は、この「松尾大社」の「年中

 

行事」と、「酒造り」との関係について、

 

おさらいクイズにチャレンジしましょう!

 

 

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問題:「松尾大社」では、毎年4月になる

 

と、「酒の醸造完了」を記念して感謝する

 

「○○祭」が執り行われていて、日本各地

 

から「醸造業者」が参詣するそうです。

 

 

さて、それでは、その「感謝祭」とは何と

 

呼ばれているでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.松尾祭

 

2.八朔祭(はっさくまつり)

 

3.上卯祭(じょううさい)

 

4.中酉祭(ちゅうゆうさい)

 

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【解説】

 

「松尾大社」の「醸造」に関係する「祭り」

 

は、「酒造り」を開始する11月と、「醸造

 

完了」を感謝する4月の2通りがあり、

 

「上卯祭(醸造祈願祭)」が、11月 の

 

「上卯日」に、「中酉祭(醸造感謝祭)」が、

 

4月の「中酉日」に執り行われているそう

 

です。

 

そもそも「卯」と言う字は「甘酒」の事を

 

言い、「酉」と言う字は「酒壺」の事を言

 

うそうで、従って「酒造り」は、「卯の日」

 

に始め、「酉の日」に完了すると言う「慣

 

わし」となり、「松尾大社」の「酒造り」

 

に関わる「祭り」の日取りも、こうした昔

 

からの「習わし」によるものであると言う

 

事になる訳です。

 

毎年「稲刈り」が終わり、「新米」ができ

 

る秋が、「酒造り」の始まる季節と言う考

 

え方に基づき、毎年11月上の卯の日にな

 

ると、「醸造安全祈願のお祭り」として

 

「上卯祭」が執り行われ、全国から「和洋

 

酒」、「味噌」、「醤油」、「酢」等の「醸造業」

 

の人々や、「卸業」、「小売業」の人々が参

 

集し、盛大に「醸造安全」を祈願した後、

 

「守札」として「大木札(だいもくさつ)」

 

を受けて自分たちの「蔵」等に持ち帰り、

 

奉斎してから、「酒造り」を始めると言う

 

「慣わし」となっているそうです。

 

更に、年が明け、春を迎え、4月の中の

 

「酉の日」になると、「醸造完了」を感謝

 

する「中酉祭(ちゅうゆうさい)」が執り

 

行われると言う訳になります。

 

 

 

ちなみに、問題に提示されている「祭り」

 

は全て「松尾大社」で実際に執り行われて

 

いるもので、「松尾祭」とは、4月20日

 

の後の日曜から3週間に渡り実施される、

 

「松尾の国祭」と呼ばれる「大祭」の事を

 

言い、特に「船渡御」が有名だそうです。

 

 

また、「八朔祭」は、9月第1日曜に執り

 

おこなわれ、二百十日前後の「風雨安穏」

 

や、「五穀豊穣」祈願等の祭りで、「女神輿」

 

の「船渡御」や、「嵯峨野六斎念仏」等が

 

有名だそうです。

 

 

 

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4.中酉祭(ちゅうゆうさい)

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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