【食育クイズ:Vol.968】「京都府」の「疫病除け文化」おさらいクイズ! 空也上人が疫病除けで民衆に振る舞い、天皇も服した「皇服茶」を提供する寺社とは?

 

【食育クイズ:Vol.968】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」をテーマとし

 

た地域社会の在り方や、昔から先人た

 

ちが培ってきた、文化や伝統、歴史等

 

の素晴らしさを、クイズを楽しみなが

 

ら知見を高め、共有して参りましょ

 

う!

 

さて、本日は、「京都府」の「疫病除けとお

 

茶文化」について、おさらいクイズ(Vol.

 

175)にチャレンジ致しましょう!

 

 

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「京都」は、1200年以上の長きに渡り、

 

日本の中心であった事から、人々が密集し、

 

渡来人との往来も盛んだったため、「疫病

 

(感染症)」がたびたび流行する宿命にあり、

 

常に「疫病」に悩まされてきたと言う歴史

 

的経緯があります。

 

いま、世界は新型コロナウイルスの猛威の

 

中にあり、未だに抜け出せている訳では無

 

く、勿論日本も例外ではありません。

 

それでも、世界の状況と比べて見ると、日

 

本は「諸外国」のような厳戒令下に置かれ

 

るような事は無く、世界から見ると不思議

 

な日常が続いてきたようにも感じます。

 

その背景には、2682年もの長きに渡る

 

「神話と天皇」と共にあった「日本」独特

 

の国柄や、「縄文時代」から「農耕民族」で

 

あった「日本人」の持つDNA、また、古く

 

から培われてきた「信仰心」や「暮らし方」、

 

「考え方」等々…に、その隠れた要因が潜

 

んでいるのではないかとも思われます。

 

「京都」では、「平安京遷都」直後の9世紀

 

の中頃から「疫病」がまん延し、多くの

 

人々が命を落としたと言う経緯があり、ま

 

た、その頃の人々は、「疫病」は恨みを残し

 

て亡くなった人々の「怨霊の祟り」が原因

 

であると考えていた事もあり、そこで現在

 

でもその当時でも常に民のために祈る人で

 

あった「天皇」=「崇道(すどう)天皇」

 

は、「863(貞観5)年」、「神泉苑」で「御

 

霊会(ごりょうえ)」と称する儀礼を執り行

 

い、そこで「薬師如来」の「垂迹(すいじ

 

ゃく=仏の仮の姿)」と言われていた「除疫

 

神(やくよけかみ)」である「牛頭天王(ご

 

ずてんのう)」を祀り、人々の「無病息災」

 

を祈念したと言う経緯がある訳になります。

 

 

その後も、「京都」だけでは無く、日本各地

 

で不吉な出来事は続き、「864(貞観6)年」

 

には「富士山」が「大噴火」を起こし、

 

「869(貞観11)年」には「3.11東日本

 

大震災」規模と言われている「貞観地震」が

 

「三陸沖」で発生し、「津波」によって多

 

くの犠牲者が出たと言う経緯があり、「都」

 

での「疫病まん延」に加えて、「東国」以北

 

での「大自然災害」が人々の不安を募らせ

 

たと言う経緯があります。

 

「平安時代」の「政(まつりごと)」は、

 

「天皇」を中心とする「朝廷」が執り行っ

 

ていた事から、「朝廷」は、その当時の「国

 

の数」であった「66本の鉾(ほこ)」に

 

「諸国の悪霊」を宿らせた後、その汚れを

 

払う「御霊会」を再び行ったそうで、この

 

時の「祭礼」が、後に「夏」の恒例行事と

 

なり、「牛頭天王」を祀る「八坂神社の祭礼」

 

として名高い、「祇園祭」の始まりと言われ

 

ている訳になります。

 

 

さて、本日は、こうした「疫病」を鎮めよ

 

うとした「朝廷」との関わりから誕生した

 

「薬茶文化」について、おさらいクイズに

 

チャレンジしましょう!

 

 

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問題:「皇服茶(おうぶくちゃ)」は、「空也

 

上人」が「薬茶」を「民衆」に振る舞った

 

事に始まり、「村上天皇」も服した事がその

 

命名の由来だと言われています。

 

 

さて、それでは、毎年元旦(1月1日)か

 

ら3日間に渡り、この「お茶」が振る舞わ

 

れる事が「習わし」となっている寺院とは

 

どれでしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.六道珍皇寺

 

 

2.高山寺

 

 

3.建仁寺

 

 

4.六波羅蜜寺

 

 

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【解説】

 

「京都、六波羅蜜寺」では、元旦の日から

 

1月3日まで、「皇服茶(おうぶくちゃ)」

 

の授与が行われているそうです(有料:

 

300円程度)。

 

 

 

 

 

 

 

 「梅干し」と「結び昆布」の入った「皇服

 

茶」発祥の由来は、951年、「京都」で

 

「疫病」が流行った時、「空也上人」が「十

 

一面観音像」を彫り、荷車に乗せて市中を

 

練り歩き、仏前に献じた「お茶」に「梅」

 

を入れて病人に授け、踊りながら念仏を唱

 

えて「疫病」を鎮めようとした史実がその

 

始まりと言われています。

 

 

 

この「薬茶」を「村上天皇」も服したとこ

 

ろから、「皇服茶」と言う名で呼ばれるよう

 

になり、広まっていったと言う経緯がある

 

とそうです。

 

 

「平安時代中期」、「南無阿弥陀仏」を唱え

 

て民衆に「念仏」を広めた「六波羅蜜寺」

 

の開祖である「空也上人」は、「南無阿弥陀

 

仏」を唱えるとその「一音一音(南・無・

 

阿・弥・陀・仏)」が「阿弥陀仏」になった

 

という伝説があり、「鎌倉時代前期」、「運慶」

 

の「四男、康勝」作の彫刻が有名です。

 

 

 

 

こうして「六波羅蜜寺」では、「皇服茶」の

 

元祖となり、以降、「正月三が日」に、「疫

 

病除け」の「習わし」として、「皇服茶」と

 

「お札」と共に授与するようになったと言

 

う経緯がある訳になります。

 

 

現在でも、毎年服しに来る参詣者も数多く、

 

「京都のお正月」の風物詩の一つになって

 

いると言われています。

 

また、境内で授与される「稲穂(福徳自在

 

初稲穂)」も、「六波羅蜜寺、初詣」の風物

 

詩となっているそうで、訪れる参詣者は、

 

その「稲穂」に、その他に用意されている

 

様々な「引き出物」を追加で付けて持ち帰

 

り、家の玄関の内側に飾って、一年間の厄

 

除けとするのが、「習わし」となっているそ

 

うです。

 

 

 

 

現在では、「新型コロナウイルス対策」か

 

ら、「紙コップ」での授与となったそうです

 

が、その発祥の時から1000年以上経過し

 

た現在でも、「疫病」に苦しめられる人々の

 

変わらぬ姿が見られ、こうしたところにも、

 

日本独特の「文化性」や「精神性」が垣間

 

見られると言う事になる訳なのです。

 

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4.六波羅蜜寺

 

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