【食育クイズ:Vol.726】「奈良県」の「名産品」おさらいクイズ! 大和郡山市、見延町、日光市、京都市に共通する「名産品」とは何?

 

【食育クイズ:Vol.726】

 

本日も「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食や地域」の文化につ

 

いて、おさらいクイズにチャレンジし

 

ましょう!

 

本日は、「奈良県」(Vol.38)の「郷

 

土文化」、「歴史」などについて、クイ

 

ズを楽しみながら知見を高め、日本の

 

地域文化や伝統、歴史の素晴らしさを

 

共有しましょう!

 

 

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問題:「奈良県」の中央部にある「大

 

和郡山市」で、最も有名な「生き物」

 

とは何でしょうか?

 

「1.鹿 2.コマドリ 3.金魚

 

4.猪」のうちから選んでください。 

 

正解は「金魚」です。

 

 

 

 

「金魚」は、「大和郡山市」の「名産

 

品」であり、その始まりは、1724年

 

(享保9年)に、「甲斐の国(山梨県)」

 

から「大和郡山」へ「国替え」となり、

 

「藩主」となった「柳沢吉里公」が、

 

趣味として飼育していた金魚を持参し、

 

お屋敷内で飼育、養殖した事が始まり

 

だったそうです。

 

その当時「金魚」は「高級魚」であっ

 

た事から、幕末から明治になると、

 

「廃藩置県」で職を失った「藩士」の

 

副業となり、その後「農家」の副業へ

 

と拡大し、次第に「大和郡山市」の

 

「名産品」としての地位を築いていっ

 

たという経緯があるそうです。こうし

 

て現在では、年間6000万匹もの生産

 

量を誇る、日本有数の「金魚」の産地

 

となっている訳なのです。

 

 

ちなみに、その「金魚」を始めとして、

 

「奈良県の県魚」に認定されている魚

 

は、海の無い「奈良県」ならではで、

 

川魚の「アユ」と「アマゴ」だそうで

 

す。また、「県の木」は「スギ」、「県

 

の花」は「奈良八重桜」、「県の鳥」は

 

「コマドリ」だそうです。

 

 

 

 

 

 

さて、本日は、この「大和郡山市」の

 

「食の名産品」について、おさらいク

 

イズにチャレンジしましょう!

 

 

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問題:「奈良県」が発祥とされ、「奈良

 

県、大和郡山市」、「山梨県、身延町」、

 

「栃木県、日光市」、「京都府、京都市」

 

に共通する「食の名産品」とは何でし

 

ょうか?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.豆腐        

 

 

 

2.納豆

 

 

3.たくあん煮たの       

 

 

4.ゆば

 

 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓

 

【解説】

 

「ゆば(湯葉、湯波、油皮、豆腐皮)」

 

は、「大豆」から作られる食品の一つ

 

であり、「豆乳」を加熱した時の表面

 

にできる「薄皮」の事を言い、竹串等

 

で引き上げて取ります。

 

 

「豆腐」も「豆乳」から作られますが、

 

最大の違いはその製造方法であり、

 

「豆腐」は「にがり」等の「凝固剤」

 

を使用して、「大豆」の植物性蛋白質

 

を「凝固(塩析)」させて作るのに対し

 

て、「ゆば」は「凝固剤」を使用せず、

 

「加熱」により「大豆」の蛋白質を

 

「熱凝固」させて作ります。このため、

 

同じ量の「豆乳」から出来る量は、豆

 

腐の約10分の1程度と少なくなると言

 

われています。

 

「ゆば」の用途は、「吸い物」の具と

 

されたり、そのまま「刺身」として醤

 

油などをつけて食されます。また、発

 

祥の地である「大和国」では、昔から

 

「精進料理」には欠かせない伝統食材

 

であり、仏教の普及とともに、日本全

 

国に広まっていったという経緯があり

 

ます。

 

 

 

日本の「ゆば」文化は、「天台宗」の

 

開祖として名を馳せる「伝教大師(最

 

澄)」が、「平安時代」の初期(1200

 

年前)、「比叡山延暦寺」に「唐(中

 

国)」から、お茶とともに伝えたと言

 

われています。「最澄」が持ち帰った

 

「お茶の木」は、今も「比叡山坂本」

 

に残されているそうで、また、「坂本

 

町」には「ゆば」を歌った里歌「山の

 

坊さん 何喰て暮らす ゆばのつけ焼

 

き 定心房」が伝承されているそうで

 

す。ちなみに、「ゆばのつけ焼き」と

 

はゆばの「蒲焼」の事で、「定心房」

 

とは「お漬物」の事を言うそうです。

 

 

 

 

 

 

「ゆば」は、肉食を禁じ、厳しい修行

 

に励む僧侶達にとって、貴重な「滋養

 

食」であり、「蛋白源」だった訳で、

 

「比叡山」には「千日回峰行」と言わ

 

れる、「千日間」比叡の山々を念仏を

 

唱えながら走破すると言う、また、そ

 

の間には厳しい断食もあるとされる、

 

非常に厳しい修行があり、お肉代わり

 

の「ゆばつけ焼き」は、きっと当時の

 

僧侶達にとって、「ご馳走」だったに

 

違い無いと言われています。

 

 

また、「お漬物」も「比叡山」で初め

 

て発明されたと言われていて、「ゆば、

 

お茶、漬物」と言う「日本の食文化」

 

に欠かせない食品が、「日本仏教」の

 

「母山」と言われる「比叡山」から、

 

「日本全国」に仏教の普及と共に広ま

 

っていったという経緯がある訳なので

 

す。

 

こうして、日本で最初に「ゆば」が伝

 

わった「比叡山」から、山麓地域の

 

「京都や近江(現在の滋賀県大津市)」、

 

古社寺の多い「大和(奈良県)」、「日

 

光(栃木県)」、「身延(山梨県)」等々

 

…、古くから「門前町」として栄えた

 

地域が、現在でも「ゆば」の代表的産

 

地として、その名を馳せているという

 

経緯がある訳になります。ちなみに

 

「京都、大和、身延」では「湯葉」と

 

表記し、「日光」では「湯波」と表記

 

しているそうです。

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

 

4.ゆば

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

などに含まれるイソフラボンが肺気腫

 

や慢性気管支炎などの「COPD(慢性

 

閉塞性肺疾患)」の予防効果を有するこ

 

とを明らかにしました。

 

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含まれています。

 

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