「インフラ整備は日本の安全保障の基礎」八ッ場ダムの教訓!

「八ッ場ダムの教訓」
10月12日、台風19号の上陸が、 
午後4時ころの東京湾の高潮時刻(満潮と大潮)
ともし重なっていたら!、、、
大津波襲来と同様の災害が生じていた
そうです(>_<)
その被害総額はなんと110兆円!!
 
日本のGDPの20%!
デフレに喘ぐ日本経済にトドメが刺さるレベル
でした!
でもたまたま上陸時間がずれたので
ホッとひと安堵…
 
その次に心配だったのが、
「利根川」と「荒川」の氾濫でした。
 
事実翌日曜日の15時に、
国交省が氾濫の警戒予報を出しました。
 
利根川と荒川の氾濫で、
東京の下町が壊滅するかもしれない!
これは本当に怖かったです。
でもなんとか保ったので良かったです。
 
「八ッ場ダム」が空っぽ状態だったので、
流れ込んできた大量の雨水を
留めておくことができたようです。
 
思い出すと、戦後70年以上を経過して、
国の最後のインフラ投資だったのが、
「八ッ場ダム」でした。
 
13日、利根川は危険水域を超えていたのは
確かです。
もし、けっ壊していたら、
被害予測は30兆円と言われています。
八ッ場ダム整備にかかった費用は6000億。
被害総額と比べてなんと安い投資だと思います。
 
同じく心配された荒川も、
貯水システムの整備が実施されていたので、
なんとか持ちました。
 
今回の河川の氾濫で家を失い、
農作物は壊滅的打撃を蒙り…、
起きた被害や人々の消失感を考えると、
単なる自然災害で片付けることはできません!
台風は大型化し、日本列島を襲ってくることに
変わりはありません!
 
今、私達一人ひとりが、
 
「ダムは無駄だ」
「インフラ整備に税金をかけるのは
 建築業者を儲けさせるだけだ」
として、政治や政策を選んできたことに、
責任を感じ、
思い直す必要があるのではないでしょうか?
 
安倍内閣のみならず、
小泉内閣からはじまった構造改革と
財政出動をしない「小さな内閣」奨励
それに拍手喝采した日本国民!
 
民主党政権時に一旦は中止となっ
た「八ッ場ダム」建造などなど、
国や行政がお金を使わない政治を
容認してきた私たちも、
結果として災害大国日本での、
自分達自身の暮らしを、
悪くする方向にしてきたしまった
のではないでしょうか?

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食育&6次産業化推進センターは、食の国家的安全保障をめざし、日本人の命と健康を守るため、真の食の安心・安全とは何かというテーマを、食育活動や6次産業化推進活動をベースに追求する国家戦略プロフェッショナルの仕事をしています。