明日の衆院選投票の前に、もう一度一緒に考えましょう!

 

【明日の衆院選投票の前に、もう一度、

日本国と日本人を守る「安全保障」の

観点から一緒に考えましょう!】

 

「太平の眠りを覚ます蒸気船 たった

 

四杯で夜も眠れず」と言う、江戸時代

 

の有名な狂歌がありますが、島国であ

 

る日本が「鎖国」をし、200年以上の

 

長きに渡り、海外からの脅威に晒され

 

る事なく「平穏無事」な暮らしが出来

 

ていたのが、この狂歌に象徴されるよ

 

うに、諸外国からの侵略や植民地化の

 

脅威に対抗せざるを得ない状況になっ

 

た当時の日本を象徴しています。

 

その状態が、まさに現在に起きている

 

事を、一体どれほどの日本人が感じて

 

いるのでしょうか?明日の選挙に、そ

 

ういう観点から投票をする人は一体ど

 

くらいいるのでしょうか?

 

黒船来航以来、刀や弓矢、鉄砲だけで

 

は国を守れない事を肝に銘じざるを得

 

なかった日本国は、明治政府になると、

 

「富国強兵、殖産興業」を基本に、国

 

の経済を強化し、軍艦や大砲、兵力を

 

強化し、海外からの侵略に対して急速

 

に備え、明治後期には、当時世界最大

 

級といわれたロシア帝国を打ち負かす

 

レベルとなり、当時アジア唯一の独立

 

国である事を内外ともに示す事が出来

 

たという経緯があります。

 

昔も今も変わらないのは、海外からの

 

侵略は決して無くならないと言う事と、

 

そうさせない為には、同等レベルの「抑

 

止力(軍事力)」を持たなければならな

 

いという事が、世界の常識であると言

 

う事なのです。

 

76年前にアメリカに負けた日本は、

 

以降現在まで、実質上はアメリカの占

 

領下に置かれ、決して自国や自国民を

 

自らの力で守ろうとする、「真の独立」

 

を果たしているとは言えない状況が続

 

いています。

 

政治・経済・軍事等々…、あらゆる面

 

でアメリカによってコントロールされ

 

てきた訳で、特に軍事力においては、

 

アメリカ軍が用意した偽りの「平和憲

 

法」を敗戦後から現在まで、1字も変

 

えること無く遵守してきた結果、現在

 

ではアメリカ軍無しではたちまちのう

 

ちに「中国やロシア」に侵略される状

 

況に甘んじてしまっています。

 

現在の日本は、防衛力を今の予算の倍

 

以上に強化するとともに、アメリカだ

 

けでなく、英国やオーストラリア、台

 

湾等、価値を同じくする国と同盟を結

 

んで、EU諸国がロシアからの脅威に

 

対抗するために作ったNATOのアジ

 

ア版を直ちに作るべきところまで、そ

 

の危機が眼前に迫っている訳であり、

 

今回の選挙では、そういうかたちに持

 

っていける政治家や政党を選ぶべきだ

 

と思われます。

 

アメリカの傘に「おんぶに抱っこ」状

 

態だった日本に対して、オバマ大統領

 

のとき、アメリカが「世界の警察」を

 

やめた頃から、以降、日本を徹底的に

 

保護するかたちから次第に遠のき始め

 

た訳で、現在では、尖閣諸島や、沖縄、

 

北海道等、中国やロシアからの侵略の

 

脅威に対して、たとえ有事になったと

 

しても、ある程度日本がやれても仕方

 

が無い、という方向に傾きつつあると

 

ころまできている訳なのです。

 

これを回避するには、どうしても、英

 

国やオーストラリア等、アメリカ以外

 

の価値を同じくする国と同盟を結ばな

 

ければ、日本は消滅してしまうところ

 

まで追い込まれつつある訳です。

 

今回の選挙戦で「日本国憲法」を「平

 

和憲法」と呼び、「平和」という耳障り

 

の良い言葉を振りかざし、「護憲、護憲」

 

と騒ぎ立て、日本が未だにアメリカの

 

庇護にいる事を当然のように言い、日

 

本人は「平和憲法」さえ守っていれば、

 

いつまでも海外から侵略される事無く、

 

軍事力を強化しなくても、今までも、

 

これからも、「安全」でいられるのだと

 

主張する政治家や政党、それらの思想

 

をバックアップしてやまない、NHKや

 

TV、新聞等のオールドメディアの流す

 

情報が、今でも主流であり、大半の日

 

本人が、日本が中国やロシアによって、

 

侵略される危機が眼前に迫っていると

 

は全く思っていない状況である事こそ

 

が危機的状況なのです。

 

いよいよ明日投票日となった「衆院選」

 

ですが、そのこの選挙戦の最中、「北朝

 

鮮」は最新型ミサイルを日本海に向け

 

て発射し、更に、事もあろうに、「中国」

 

と「ロシア」の軍艦が10隻艦隊で連

 

なって、「津軽海峡」を通り、太平洋に

 

抜け、西太平洋で合同艦隊訓練を実施

 

しました。しかしながら、とても残念

 

な事に、かくも脅威的な現実について

 

論争する候補者はほとんど見受けられ

 

ませんした。「国防」、「軍事力」等を語

 

ると、平和ぼけしている有権者達から

 

嫌われ、選挙に落ちると思っている議

 

員ばかりだからなのでしょうか?

 

 

残念ながら、現在の日本では、政治家

 

を始め、有識者、オールドメディア等

 

の国の中枢を占める存在が、「護憲派」

 

であり、「国防」の重要性や、「安全保

 

障」の重要性を語らず、従って有権者

 

のほうも、「平和ぼけのお花畑」状態に

 

させられていて、候補者も有権者も、

 

両者ともに、選挙の重要な論点として

 

はほとんど考えていない状況である事

 

が明白になった訳なのです。

 

「どうせ日本は何もしない、何も言わ

 

ない」と、日本と日本人を舐めきった

 

態度の、選挙戦の最中に敢えて示され

 

た「北朝鮮」や「中国」、「ロシア」か

 

ら脅威行動に対して、舐められている

 

のは、国会議員だけではなく、日本国

 

民そのものなのだと言う事を現実とし

 

て受け止めなくてはなりません。

 

北朝鮮に国民が拉致されても、取り返

 

す事もできず、ミサイルを発射されて

 

も、当時の「河野太郎」防衛大臣は「イ

 

ージスアショワ」をいとも簡単に廃止

 

したように、対応どころか、縮小しよ

 

うとさえした訳です。

 

今回のように、「中国・ロシア」の艦隊

 

が10隻で日本を一周しても、ごく一

 

部を除き、選挙の話題にもならない「お

 

花畑」状態の日本の姿が世界中に示さ

 

れた事になります。

 

明日の選挙の結果いかんでは、日本は

 

益々敵国の植民地か属国への道をたど

 

り、日本国そのものの消滅の方向に向

 

かって加速する可能性が高まる状況で

 

ある事を、私たち一人ひとりが真剣に

 

考えて投票してもらいたいと、心から

 

願うばかりです。国の安全保障を語ら

 

ず、皇室の解体や、外国と結託し、「護

 

憲」と称し、日本を破壊しようとする、

 

党や候補には票を入れないようにして

 

欲しいと祈りたいと思います。まさに

 

日本と日本人の正念場である選挙であ

 

る訳なのです。

ABOUTこの記事をかいた人

食育&6次産業化推進センターは、食の国家的安全保障をめざし、日本人の命と健康を守るため、真の食の安心・安全とは何かというテーマを、食育活動や6次産業化推進活動をベースに追求する国家戦略プロフェッショナルの仕事をしています。