【食育クイズ:Vol.1128】「京都府」の「神社と祭り」おさらいクイズ! 京都の神社と祭りとの組み合わせで間違っているものは?

 

【食育クイズ:Vol.1128】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都の神社」にまつ

 

わる「祭り」について、おさらいクイ

 

ズ(Vol.332)にチャレンジ致しま

 

しょう!

 

 

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

 

問題:「京都」の「神社」では、昔か

 

ら数多くの「祭り」が誕生し、現在で

 

も継承され続けています。

 

さて、それでは、以下に挙げた4組の

 

「祭り」と「神社」との組み合わせに

 

ついて、間違った組み合わせが一つだ

 

けありますが、それはどれでしょう

 

か?

 

次のうちから選んで下さい。

 

1.「鳥相撲」と上賀茂神社

 

  

 

2.「名月管絃祭」と平安神宮

 

  

 

3.「水祭」と貴船神社

 

  

 

4.「田植祭」と伏見稲荷神社

 

  

 

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【解説】

 

「下鴨神社」で執り行なわれる「名月

 

管絃祭(めいげつかんげんさい)」は、

 

「平安時代」に行われた「御戸代会

 

(みとしろえ)」が、その起源と言わ

 

れているそうです。

 

 

 

 

ちなみに「御戸代会」とは、「朝廷」

 

が「御戸代(みとしろ)」と呼ばれる

 

「神様の御霊の田」を神様に奉納する

 

と共に、「神歌」を奉納し、「五穀豊穣」

 

や、「稲穂の害虫駆除」を祈願する

 

「神事」の事を言うそうです。

 

最初は皇族や貴族が遊び程度に演奏し

 

始めたとされる「神歌」が、次第に

 

「平安時代のオーケストラ」と言われ

 

る「管弦」の演奏へと発展していった

 

と言う経緯になったそうです。

 

「管弦」は、指揮者が居ないオーケス

 

トラで、「笙(しょう)」、「篳篥(ひち

 

りき)」、「龍笛(りゅうてき)」、「琵

 

琶」、「箏(そう)」、「鞨鼓(かっこ)」、

 

「太鼓」、「鉦鼓(しょうこ)」と言う

 

「楽器構成」で奏でる演奏の事を言い、

 

かつては「宮中」でしか演奏されてい

 

なかったのが、昭和38年から「下鴨

 

神社」の「名月管弦祭」で、一般公開

 

されるようになったと言う経緯がある

 

そうです。

 

 

 

 

「名月管絃祭」では、神職による「神

 

事」や、「舞殿(まいどの)」で「管弦

 

祭行事」が執り行われるそうです。

 

また、「ススキの穂」を飾り、「かがり

 

火」が焚かれ、「橋殿(はしどの)」で

 

「尺八、管絃、箏曲」等の伝統芸能が

 

奉納されるそうです。

 

 

一般客が観覧できるように、「斎庭」

 

には「観月茶席(有料)」が設けられ、

 

「参道」では、「かがり火市」が出店

 

され、多くの人々で賑わうそうです。

 

「中秋(仲秋)の名月」は、秋の真ん

 

中である旧暦の8月15日、「十五

 

夜・じゅうごや)の満月」の事を言い

 

ます。

 

 

「月見」は、古く、「縄文時代」から

 

行われていたとも言われていますが、

 

「中秋の名月(十五夜)」を鑑賞する

 

風習は、「遣唐使」によって「中国、

 

唐」から伝わったそうで、「平安時代」

 

になると盛んに行われるようになった

 

と言う経緯があるそうで、「919年

 

(延喜19年)」に「第59代、宇多天

 

皇)」の「旧暦、9月13日」の「十三

 

夜(じゅうさんや)の月見」の記録が

 

あり、「966年(康保3年)」には

 

「宮中行事」になったそうで、この

 

「十三夜(旧暦の9月13日)の月見」

 

は、日本独自のものだと言う事になる

 

訳なのだそうです。

 

 

また、「平安時代」の「月見」の楽し

 

み方は、「月」を直接見ず、「池」や

 

「杯」等に映して月を楽しむと言う方

 

法が流行ったと言われています。

 

「下鴨神社」の「舞殿(重要文化財)」

 

は、「江戸時代初期」の「1628年

 

(寛永5年)」に造営されましたそう

 

で、この「舞殿」は、「葵祭」の時に、

 

「天皇の勅使」が「紅紙(べにがみ)」

 

に書かれた「御祭文(ごさいもん)」

 

を奏上し、「雅楽」の一種である「東

 

游(あづまあそび)」が奉納されたそ

 

うです。

 

 

また、同年の1628年には、「細殿

 

(文化財)」も、建て替えられたそう

 

で、この「細殿」は、天皇の行幸の際

 

等に、「歌会や茶会」等が執り行われ

 

るようになったそうです。

 

 

こうして、現在では、「名月管弦祭」

 

になると、「橋殿」では、神事の後、

 

舞楽、管弦、平安貴族舞、筝曲、尺八、

 

琵琶の奉納が行われ、楽人は平安装束

 

を身につけて奉楽する儀式が執り行わ

 

れ、「斎庭」には茶席(有料)が設け

 

られ、観劇出来るようになっている訳

 

なのです。

 

 

 

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2.名月管絃祭と平安神宮

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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