【食育クイズ:Vol.1198】
本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、
和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、
大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」
をテーマとした地域社会の在り方や、
昔から先人たちが培ってきた、「文化」、
「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、
クイズを楽しみながら知見を高め、あ
らためて「日本」や「日本人」が培っ
てきた「良きところ」を共有化し、次
代に継承して参りましょう!
さて、本日は、「京都府」の「赤ちゃ
ん」にまつわる「習わし」について、
おさらいクイズ(Vol.402)にチャ
レンジ致しましょう!
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-200あやつこ習わし2.jpg)
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「京都」では、「平安時代」の「宮中」
で始まったとされる「習わし」の一つ
に、「赤ちゃん」のおでこに「✕」の
印や「犬」の文字を書く「習わし」が
あったそうで、その後は、「大」や
「小」の文字を書くと言う「習わし」
に変化してきたと言う経緯があるそう
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-おでこに印22.jpg)
昔の日本では、現在のような「医療技
術」が発展していなかった事もあり、
せっかく「赤ちゃん」が生まれても、
無事に育たず亡くなってしまうと言う
ない事が多くあったそうで、それは
「悪霊」に取り憑かれた事が原因であ
ると信じられていたそうです。
その為、生まれたての「赤ちゃん」の
「おでこ」に、2本の線が交わる「×」
という「印」が「魔除けの力」がある
とされていた事から、「悪霊」に取り
憑かれる事無く、健康に育つようにと
の願いを込めて、「×」の印を書くと
言う「習わし」が誕生したと言われて
いる訳になります。
また、その当時の「貴族」の日記を紐
解くと、「犬」はお産が軽く、生まれ
た子犬も元気にすくすく育つことから、
「犬」と言う文字をおでこに書いて
「魔除け」とした、と言う記述も見受
けられるそうです。
こうした「習わし」は、「あやつこ」
と呼ばれ、「あやつこ」の「印」を
「おでこ」に付けられた「赤ちゃん」
は、「神様のご加護」を受けた「証し」
として、健康にすくすく育ち易いと、
考えられていたと言う事になる訳なの
です。
この「印」や「文字」を書くのに、当
時の「宮中」では、「紅(べに)」を使
って書いていたそうですが、一般庶民
は「鍋墨」を使って書いていたようで
あり、次第に広まっていったと言う経
緯があるそうです。
その後「関西地方」では、時の流れと
共に、「×」と「犬」の「印や文字」
が次第に変化していったそうで、「男
の子」は大きく元気に育つようにと言
う事で「大」の文字になり、「女の子」
はやさしく健やかに育つようにと言う
事で「小」の文字をおでこに書くよう
になっていったと言う経緯となったそ
うで、こうして特に「宮中」が身近に
あった「京都」を始めとする「関西地
方」では、現在でも、この「習わし」
が根強く残っていると言う訳になるの
です。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-200お宮詣りあやつこ.jpg)
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/9999300-200あやつこ.jpg)
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それに比して、この「習わし」が「関
東地方」では全く浸透していないのは、
「平安時代」から「明治維新」まで、
1000年以上に渡り「京都」が「日本
の都」であった事から、「宮中」や
「貴族」の間から誕生した「文化」や
「習わし」が、身近かに見受けられた
事に比して、「関東地方」では、特に
「江戸幕府」成立以降から、「武家文
化」を中心とする影響が強かった為で
あると言われている訳になるのです。
問題:「京都」等の関西地方では、「赤
ちゃん」の額に「大」や「小」の文字
を書く「習わし」があります。
さて、それでは、それはどの「儀式」
に合わせて行われているでしょうか?
次のうちから選んで下さい。
1.お宮詣り
2.お七夜
3.お食い初め
4.初節句
↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓
【解説】
「お宮参り(初宮参り)」と言う「行
事」が一般的定着したのは、「鎌倉時
代」の頃からだったそうで、「生まれ
たばかり(生後約1か月程度)」の
「赤ちゃん」を連れて、その土地にあ
る「神社」に参拝して、「氏神様」に
新しい「氏子」として祝福を受けると
言う内容の「儀式」の事を言います。
「平安時代」等、昔の日本では、世の
中に「悪霊」が存在していて、「悪さ」
をする事が当たり前のように信じられ
ていた事から、「赤ちゃん」が誕生し
ても、生後七夜までに死亡する場合も
多かった事もあって、「赤ちゃん」や
「妊婦」には「悪霊」が取り憑き易い
と言う「考え方」となり、これを「産
の忌(いみ)」と呼ぶようになり、「お
産」に対して「穢れ」があると言う
「考え方」が定着していたと言われて
います。
そこで、「出産後まもなくの時期」に、
「赤ちゃんと母親」が対になって「神
社」に参詣し、「お祓い」をする事が
「儀式化」されるようになったと言う
経緯となった訳なのです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-225.jpg)
従って「お宮詣り」に行って「お祓い」
が終了するまでは、「母親」は「穢れ」
があるとされていた事から、「神社」
に行く時には、「赤ちゃん」の「父親
の母様(祖母)」が、母親の代わりと
して、「赤ちゃん」を抱いて行く事が、
「お宮詣り」の「作法」となったそう
です。
こうして「京都」を始めとする「関西
地方」では、「平安時代」の「宮中」
での習わしとされていた「赤ちゃん」
のおでこに「✕」や「犬」の文字を、
現在では「大」や「小」の文字を書く
「習わし」が、現在でも根強く残って
いるそうで、「親御様」が書くか、「祖
父母様」が書くか、あるいは参拝する
神社の「宮司様」に書いて頂くかで、
この「赤ちゃん」の「おでこ」に文字
を書くと言う「習わし」の事を、「あ
やつこ」と呼んでいるそうです。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-おでこに印22.jpg)
こうして「お宮詣り」の儀式は次第に
広まっていったそうで、「室町時代」
には、現在のようなスタイルとして固
定化されたと言う事になった訳なのだ
そうです。
ちなみに「関西地方」では、「お宮詣
り」に行くときに、「紐銭(ひもせん)」
と言って、「一生お金に困らないよう
に」と言う「願い」を込めて、「穴」
が空いている「5円玉や50円玉」等
の硬貨を「麻紐」に通して、「赤ちゃ
ん」の「産着」に結びつけて「お詣り」
をすると言う「習わし」も誕生したそ
うで、現在では「硬貨」の代わりに、
「出産祝い」で頂いた様々な「ご祝儀」
を「赤ちゃん」の産着の紐に結びつけ
て「お詣り」に行くと言うスタイルに
変容していったと言われているそうで
す。
![](http://syokuiku6jika.jp/wp-content/uploads/2023/02/300-200紐銭22.jpg)
↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓
1.お宮詣り
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